折込チラシの料金相場は?配布料金のほかに必要な費用まとめ

折込チラシ配布費用

ターゲットを絞った特定のエリアに対して、タイミングよく広告を届けることができる折込チラシ。

他の広告媒体に比べて低コストと言われていますが、実際どのくらいの費用がかかるのか見当がつかないという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、折込チラシの配布に要する費用と具体的な調べ方を詳しく解説します。

折込チラシの配布料金のほかに必要となる費用や注意点についてのポイントをしっかり押えておきましょう。

この記事を読むことによって、折込チラシを配布するために必要なすべての費用を把握し、精度の高い予算組みができるようになります。

折込チラシの配布料金の相場

折込チラシの配布料金は、配布する地域とチラシのサイズによって異なります。

ここでは、配布料金に関する3つのポイントを解説します。

  • 地域ごとに折込チラシの配布料金は異なる
  • 全国における折込チラシ配布料金の例
  • 配布したい地域における折込チラシ配布料金の調べ方

都道府県別のおおまかな配布料金と、地域別の折込チラシの配布料金の相場をしっかりチェックしておきましょう。

地域ごとに折込チラシの配布料金は異なる

折込チラシで最も利用されているサイズはB4です。

B4サイズの折込チラシの配布料金は、全国平均で1枚あたり3円前後

ただし次の要素によって金額は大きく変わってきます。

  • 配布する地域
  • チラシのサイズ
  • チラシの厚さ

上記以外にも、料金がアップするケースがあります。

  • 変形版のチラシ
  • 冊子形式 など

このほか、新聞社の違いで料金が変動することもあります。

B4サイズが折込チラシに最適な理由については、こちらの記事をご確認ください。

>>折込チラシはB4サイズがおすすめ!サイズ別の特徴を詳しく解説

全国における折込チラシ配布料金の例

折込チラシの配布料金の相場を都道府県別に見てみましょう。

都道府県 B4サイズ B3サイズ
北海道 3.1円 5.0円
青森県 3.3円 5.5円
岩手県 3.2円 5.3円
宮城県 3.0円 5.0円
秋田県 3.6円 6.1円
山形県 3.5円 5.25円
福島県 3.4円 4.4円
東京都 3.3円 4.5円
神奈川県 3.8円 5.0円
埼玉県 3.5円 4.7円
千葉県 4.0円 5.2円
茨城県 3.3円 4.4円
栃木県 3.5円 4.4円
群馬県 3.5円 5.0円
山梨県 3.2円 4.6円
長野県 3.05円 8.0円
新潟県 3.49円 4.85円
富山県 2.8円 5.0円
石川県 2.8円 5.3円
福井県 2.8円 5.6円
愛知県 2.5円 4.5円
静岡県 3.0円 4.8円
岐阜県 2.75円 5.6円
三重県 2.82円 4.8円
大阪府 3.05円 4.55円
兵庫県 3.1円 4.6円
京都府 3.1円 4.6円
滋賀県 3.1円 5.5円
奈良県 3.05円 4.55円
和歌山県 2.9円 4.4円
鳥取県 2.8円 3.9円
島根県 3.25円 4.25円
岡山県 2.7円 4.7円
広島県 2.7円 4.7円
山口県 3.3円 4.3円
徳島県 2.9円 4.4円
香川県 3.4円 5.4円
愛媛県 3.0円 5.2円
高知県 2.7円 4.5円
福岡県 3.3円 4.3円
佐賀県 3.3円 4.3円
長崎県 3.2円 4.2円
熊本県 3.2円 4.5円
大分県 3.0円 4.6円
宮崎県 3.0円 4.0円
鹿児島県 3.2円 4.4円
沖縄県 4.0円 7.0円

出典:全国折込料金表|マストチラシ.com

それぞれの都道府県の中で地域ごとに料金の違いがある場合は、県庁所在地の料金を記載しています。
地方紙と全国紙で料金に違いがある場合は、全国紙を基準とした料金を記載しています。

※記載の料金はあくまで一例です。
※実際に折込チラシの配布を依頼する前に、対象となる地域の詳細な料金を確認してください。

配布したい地域における折込チラシ配布料金の調べ方

配布したい地域の折込チラシの詳しい料金は、インターネットを使って調べることができます。

GoogleYahoo! などの検索サイトで次のキーワードで検索してください。

「○○○ 折込チラシ 料金」
※○○○部分にはチラシを配布したい地域名をあてはめてください。

例として、「兵庫県明石市」で折込チラシの配布にかかる費用を調べてみましょう。
「明石市 折込チラシ 料金」で検索。

すると検索の結果を一覧で見ることができます。
一覧の中から、上位に表示されているWebサイトの一つを見てみましょう。

折り込み対象の新聞 明石市における各新聞の発行部数
神戸新聞 39,700部
朝日新聞 15,700部
毎日新聞 10,550部
読売新聞 20,500部
産経新聞 合売※
日経新聞 4,700部
明石市全域 91,150部

出典:明石市の新聞折込|神戸新聞総合折込

※「合売」とは他社の新聞を専売している販売店に配達を委託することです。
したがって明石市では、産経新聞を指定しての折込みはできません。

例えば、明石市において神戸新聞だけを利用する場合、折込チラシを39,700軒配布できます。
全ての新聞に折り込みチラシを入れる場合は、配布できる軒数は91,150軒です。

あわせてWebサイトに記載されている明石市の折込料金表を見てみましょう。

折込チラシのサイズ別の配布料金がわかります。

サイズ 料金(円)
A6 / B6 3.00
A5 / B5 2.70
A4 / B4 3.00
A3 / B3 4.50
A2 / B2 7.00
A1 / B1 12.00
備考 ※配送管理料 全サイズ1枚につき一律0.1円

人件費などの配送管理料がかかる場合もあります。今回は配送管理料を1枚0.1円で加算します。

それでは例をあげてシミュレーションをしましょう。

以下の条件で計算をします。

  • 配布する地域は明石市の全域
  • 利用する新聞は神戸新聞のみ
  • 折込チラシのサイズはB4

39,700軒 ×(配布単価3.0円 + 配送管理料0.1円)= 123,070円

このように折込チラシを配布する料金の合計は 123,070円です。

例として明石市の全域に配布する例をあげましたが、実際には地域の新聞販売店の単位で配布エリアを細かく区分けできます。

折込チラシを配布する3つの方法

折込チラシ折込チラシを配布する方法は3つあります。

  1. 新聞折込会社に頼む
  2. 印刷会社のサービスを利用する
  3. 新聞販売店に持ち込む

以下に折込チラシの制作や、配布にかかる時間を示します。
折込チラシを作る際は、スケジュールに余裕をもって進めましょう。

制作から実施する場合 1カ月前
印刷から実施する場合 3週間前
折込の配布のみ実施する場合 7営業日

ここでは、3つのパターンに沿ってチラシ配布の方法を詳しく解説します。

①新聞折込会社に頼む

新聞折込チラシの制作を自社で実施するのが難しい場合、新聞の折込チラシを専門で扱う会社に依頼するのがよいでしょう。

必要に応じて、新聞折込会社へ依頼してみてはいかがですか?

  • 制作+印刷+折込
  • 印刷+折込 など

仕上がりのよさや他社との差別化を図りたいときに最適です。

新聞折込会社への依頼には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
  • 近くに販売店がなくても配布できる
  • 広範囲へのチラシ配布に最適
  • 専属の営業担当者が対応してくれる
  • デザインや配布方法について相談できる
  • コストがかかる

②印刷会社のサービスを利用する

新聞折込チラシの原稿を自分で制作したけれど、印刷は難しい場合、印刷会社のサービスを利用するのがよいでしょう。

ネット印刷の「ラスクル」に依頼をすると、ネット上の地図画面から印刷と折込の注文ができます。

参考:ラスクル

印刷会社のサービスを利用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
  • 近くに販売店がなくても、チラシを配布できる
  • 配布エリアは全国対象
  • オンライン上で制作できるテンプレートが豊富にある
  • 低コスト
  • 専属の担当者がいない
  • デザインや配布方法の相談ができない

③新聞販売店に持ち込む

新聞折込チラシの原稿を自分で制作・印刷した場合、新聞販売店に持ち込んで配布してもらうのがよいでしょう。

持ち込む手間はありますが、もっとも低コストでチラシを配布できます。

新聞販売店に持ち込む場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
  • 近場へ効率的に配布できる
  • コストパフォーマンスがよい
  • 配布地域が近場に限られてしまう
  • 販売店までチラシを持ち込むのが大変

折込チラシの配布にあたり追加の料金がかかることがある

コスト折込チラシの料金は、配布する地域やチラシのサイズで決まります。

しかし、チラシによって追加料金が発生するケースがあるので注意が必要です。

  • 特殊なチラシは配布料金が高くなることがある
  • 配布料金に加えて配送管理料がかかることがある

ここでは、折込チラシの配布にかかる追加の費用に関して詳しく解説します。

特殊なチラシは配布料金が高くなることがある

配布料金が高くなる特殊なチラシとして、次の2つがあります。

  • 厚紙を使ったチラシ
  • 特殊な仕様の印刷物

それぞれ通常の折込チラシ料金とは別に、追加で費用がかかります。

チラシ厚紙を使う場合

印刷の業界では紙の厚みを表すのに「kg」という単位を用います。

製紙会社から出荷されたままの、まだカットされていない「四六全判」という大きなサイズの紙のことを「原紙」と言います。

「四六全判=原紙」のサイズは788mm×1091mmです。

この原紙を1,000枚重ねたときの重さを「kg」という単位で表します。

例えば110kgの厚さの紙は、「1,000枚の原紙を重ねると110kgの重さになる厚みの紙」ということです。

チラシの種類 紙質 重さ 料金
一般的なチラシ コート紙 53kg〜90kg 通常料金
高級感のあるチラシ 厚紙 110kg以上 通常料金+追加費用あり

※配送会社、配布する地域によって厚紙の規定が異なります。
※ここでは厚紙の基準を110kg以上としました。

折込チラシの多くは、53~90kgの重さの紙が使われています。

53~90kgの紙であれば折込チラシの配布料金は通常の料金が適用されます。

ただし折込チラシの目的によっては、チラシに高級感や質感を与えるために110kg以上の重さの紙を使うこともあります。

110kg以上の重さの紙は厚紙の扱いです。

厚紙を折込チラシとして配布するためには、追加で費用がかかります

高級感のある折込チラシの配布を検討している場合は、厚紙の規定を確認しておきましょう。

実際には担当する配送会社や配布地域によって、厚紙の重さの基準が異なります。

特殊な仕様の印刷物の場合

他のチラシと差別化するため、目立つように特殊な加工を施した印刷物があります。

  • 表面に特殊なコーティングを施したもの
  • クーポンや応募はがきなどを貼付したもの
  • 冊子状のもの
  • 特殊な形状をしたもの

このような折込チラシは、機械で折込むことが難しい特殊な印刷物です。

人の手で作業する必要があるため、通常の配布料金とは別に追加費用がかかります。

また印刷物の仕様によっては、新聞折込の対応自体をしてもらえないケースもあります

特殊な印刷物の折込チラシを検討している場合は、担当する配送会社に事前確認しておきましょう。

配布料金に加えて配送管理料がかかることがある

配送会社や地域によっては、折込チラシの配送料金とは別に「配送管理料」が追加されることがあります。

配送管理料は、以下の用途のために追加されます。

  • 配送時に必要となる資材などに充当
  • 人件費や燃料費など諸経費の高騰

ここ数年は、配送管理料を設けるケースが全国的広がっています。

配送管理料の金額は、チラシの大きさに関わらず1枚あたり0.05円から0.1円程度です。

配送会社によって異なるため、事前にチェックしておきましょう。

折込チラシの配布料金の他にかかる費用

印刷折込チラシの配布料金は、すでに出来上がっているチラシを新聞に折り込んで配布するための費用です。

チラシそのものを制作する費用は含まれていません

チラシを制作するためには、3つの費用がかかります。

  • チラシのデザイン制作費
  • チラシの印刷費
  • チラシ折り加工の費用

それぞれについて詳しく解説します。

チラシのデザイン制作費

折込チラシは、パソコンのソフトやインターネット上のサービスを使って、自分で簡単に制作できます。

しかし、以下のような要望が強くある場合、デザイン製作費が必要です。

  • 折込チラシを配布するならしっかりと結果を出したい
  • プロの手で質の高いチラシを作りたい
  • 他社と差別化したい

折り込みチラシを自分で制作しない場合、チラシのデザインは外部の制作会社に依頼します。

デザイン制作費用の内訳の多くは、デザイナーの人件費です。

制作費用を安く抑えるポイントは3つあります。

制作費用が安い 制作費用が高い
シンプルなデザイン オリジナリティのある凝ったデザイン
情報量が少ない 情報量が多い
片面印刷 両面印刷

スーパーマーケットやホームセンターなど、定期的に同じデザインの折込チラシを配布する場合、商品や価格の修正だけで済むため、制作費を安く抑えることができます。

折込チラシのデザインに関しては、以下の記事をご確認ください。

>>折込チラシの効果を高める戦略とデザインのコツ

チラシのデザイン制作費の例

参考としてチラシ制作会社のデザイン制作費の一例を紹介します。

印刷する面 A4サイズ B4サイズ
片面 35,000円 40,000円
両面 60,000円 70,000円

出典:チラシデザイン制作料金を作成するサイズ別に!

チラシの印刷費

チラシの印刷費とは、チラシ用にデザインされたデータを実際に紙に印刷するための費用のことです。

折込チラシの印刷費が他の印刷物に比べて安価な理由は2つあります。

  • 折込チラシには他の印刷物に比べて、軽くて薄い53kgなどの紙を使ことが多いから
  • 一度に大量の枚数を印刷するので、1枚あたりの単価が安いから

チラシの印刷費用の例

折込チラシの中で選ばれることが多いB4サイズについて印刷費用の一例を紹介します。

仕様:B4サイズ コート紙 53kg

印刷枚数 片面カラー 両面カラー
10,000枚 47,000円 53,000円
20,000枚 56,000円 62,000円
30,000枚 66,000円 72,000円
40,000枚 75,000円 81,000円
50,000枚 84,000円 90,000円
60,000枚 94,000円 101,000円
70,000枚 104,000円 113,000円
8,000枚 113,000円 124,000円
90,000枚 123,000円 134,000円
100,000枚 132,000円 144,000円

出典:格安チラシ印刷料金表 | チラサク

チラシ折り加工の費用

大きなサイズのチラシを新聞に折り込むためには「折り加工」が必要です。

折加工とは1枚のチラシを用途に合わせて適切なサイズに折ることです。

専用の機械を使って大量のチラシに折り加工を施します。

折加工が必要ではないのはB4サイズ以下のチラシです。

B4以上のチラシは、事前に折加工をしなければなりません。

チラシを折り込む新聞のサイズに合わせるためです。

主要な新聞のサイズは406mm×545mmで、新聞を配達する際には半分に折って届けられます。

新聞を半分に折ったサイズ 273mm×406mm
B4サイズ 257mm×364mm

両者を比較すると、新聞を半分に折った大きさよりもB4サイズが少し小さいことが分かります。

B4以下のサイズは折加工をする必要はありませんが、B4以上のサイズのチラシは折加工が必要です。

広げた状態のチラシのサイズに応じて、折り加工をする回数が変わります。

A3またはB3サイズ 折り加工は1回
A2またはB2サイズ 折り加工は2回

単純に2つに折る「二つ折り」のほか、さまざまな折り加工の方法があります。

  • 巻三つ折り
  • 十文字折り など

折り加工にかかる料金は、折り方や印刷会社によって異なります。

チラシ折り加工の費用例

折込チラシに折り加工をする費用について、チラシの枚数ごとに設定された例を紹介します。

印刷枚数が多くなるほど、1枚あたりの金額は安くなる設定です。

仕上げ枚数 10部 100部 1,000部 10,000枚部
二つ折り 615円 660円 990円 5,740円
巻き三つ折り 2,000円 2,135円 2,900円 12,190円
巻き四つ折り 2,010円 2,280円 3,690円 14,400円
十文字折り 1,025円 1,105円 1,790円 9,100円

出典:PAC プリントパック 折加工オプション価格表

折込チラシの料金の相場は地域により異なる!別途かかる費用にも注意

全国折込チラシの配布料金は、配布する地域とチラシのサイズによって異なります。

Web上で「○○○ 折込チラシ 料金」と検索をすると、以下のような情報を簡単に調べることができます。

  • 全国の都道府県別のおおまかな折込チラシ配布料金の傾向
  • 配布したい地域をピンポイントで絞った折込チラシの配布料金

折込チラシの配布には、以下の料金が追加でかかることがあるので注意が必要です。

  • チラシに厚紙を使用したときの追加料金
  • 特殊な仕様でチラシを作ったときの追加料金
  • 配送管理料

こうした折込チラシの配布料金は、すでに出来上がっているチラシを配布するための料金です。

チラシそのものを制作するためには、次の費用が必要です。

  • チラシのデザイン制作費
  • チラシの印刷費
  • チラシの折り加工の費用

どこまで自社で制作するかによって、チラシの配布に向けた手順は異なります。

新聞折込会社に頼む チラシ制作・印刷・配布
印刷会社のサービスを利用する 印刷・配布
新聞販売店に持ち込む 配布

必要に応じた外部発注と折込チラシに要する費用を照らし合わせて、しっかり予算組みをしましょう。