共働き世帯の増加や家族構成の変化で、宅配弁当の需要は高まっています。
しかし宅配弁当をどうやって宣伝すればいいかわからない、という事業者も。
今回の記事では、通販チラシで宅配弁当を効果的に集客するポイントを解説します。
費用のかからないSNSと合わせた集客方法も紹介するので、すぐに行動に移すことが可能です。
自社の宅配弁当のファンを獲得し、集客につなげましょう。
また弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
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目次
宅配弁当の集客時のポイントとは?通販チラシで必要な要素4つ
宅配弁当を集客する上で重要な要素は、4つあります。
- ターゲット層に向けたデザイン
- 視覚効果
- 特典をつける
- 「他とは違う」要素を強調
4つの要素をしっかり抑えることで、効果のある通販チラシの製作が可能。
順番に解説します。
①ターゲット層に向けたデザイン
自社の宅配弁当のターゲットを定めたら、それに合った通販チラシのデザインを考えましょう。
各ターゲットの目に留まりやすいデザインを考えることで、狙ったターゲット層の集客を行うことができます。
高級食材を使った接待用弁当 | 高級感のある黒や金を基調にしたデザイン |
高齢者向けの素朴お弁当 | 高齢者になじみのある落ち着いた配色のデザイン |
若者向けのスタミナ弁当 | 明度・彩度の高いインパクトのあるデザイン |
お子様向け弁当 | オレンジや黄色など子供が好きな色合いのデザイン |
クリスマスや正月などの季節限定弁当 | イベントのイメージカラーに沿ったデザイン |
上記のようにニーズに合った商品と、ターゲット層を一致させることができるのが、理想のチラシのデザインです。
ターゲットに響くチラシを作り、集客につなげましょう。
②視覚効果
食材を販売する際は、「視覚効果」がとても重要です。
商品の写真がおいしそうに見えなければ、宅配弁当の購入には至りません。
宅配弁当の写真は妥協せず、魅力的に撮りましょう。
食材をおいしくとるポイントは、以下の通りです。
自然光で撮影する | 食材がおいしく見える |
斜め45度で撮影する | 食べた時のリアリティを感じさせる |
シズル感を出す | みずみずしさや、肉汁などをキャッチ |
写真撮影に自信のない場合は、撮影はプロに依頼すると高品質で撮れるため、おすすめします。
写真で宅配弁当のおいしさを視覚的に伝え、顧客が今すぐ食べたくなるようなチラシをつくりましょう。
③特典をつける
チラシに特典を付けることで、人々の購買意欲を上げることができます。
特典で特別感を出すことで、「買わなければ損」というイメージを与えることが可能。
例えば以下のような特典です。
- 「今日だけ100円引き」「期間限定販売」などの売り文句
- 割引クーポン券の添付
どちらもチラシを見た人の、買いたいという気持ちを後押しできます。
特典は効果的に活用し、購買欲求を刺激しましょう。
④「他とは違う」要素を強調
ライバル店と差をつけるには、自社の「他の商品とは違う要素」をしっかり伝えることが大切です。
チラシに載せる文言の参考として、以下の表現があります。
- 無添加食材を使用
- 全て手作り弁当
- 500カロリー以下のヘルシー弁当
- 24時間宅配OK
- 時間指定OK
- 団体注文○○名まで受付
- お一人様でも宅配OK など
自社の宅配弁当のこだわりを、他社と違うポイントとして具体的にアピールしましょう。
具体的に強みをアピールすることで、特定の顧客の心に刺さるメッセージとなり、ファンの獲得につながります。
通販で集客できる宅配弁当の広告媒体とは?
宅配弁当を集客する際に、効果的な紙媒体の広告を紹介します。
媒体の選定はチラシの効果を最大化する上で、とても重要です。
- ポスティング
- 新聞折込チラシ
- 同封・同梱チラシ
今回は、上記の3つを紹介していきます。
まずはポスティングから解説していきましょう。
ポスティング
ポスティングとは、郵便受けに直接チラシを届ける方法です。
ポスティングは禁止されていない地域であれば、ぜひ活用したい広告媒体のひとつ。
エリアを絞って配布できるので、チラシが狙ったターゲット層に届きやすいです。
業者に依頼も可能ですが、自社の従業員の協力を得てポスティングをすれば、費用の削減にもつながります。
予算がなかなか出せない場合も、はじめやすい広告媒体です。
ポスティングについては、「効果的に集客を!チラシのポスティングの押さえるべきコツを紹介」の記事をご覧ください。
新聞折込チラシ
新聞折込のチラシも、エリアを選定しやすい広告媒体です。
特に宅配弁当の対象が家族層の場合、リビングルームなど家族の目に届きやすい場所に置かれるため、効果的です。
また新聞折込のチラシは、新聞回収の期間に合わせ、比較的長く保管されやすい傾向にあります。
何回も手に取られ、見てもらいやすい広告媒体が新聞折込チラシです。
そのため、費用対効果の高い広告媒体と言えるでしょう。
「折込チラシの効果が高いのは何曜日?配布する曜日の選び方」の記事も、参考にしてください。
同封・同梱チラシ
商品の受注を受けたら、同封・同梱チラシを活用しましょう。
宅配弁当を届けると同時に、次回に使えるクーポン券や新商品の案内のチラシを同封する方法です。
対象が法人であれば、団体注文の割引券も有効でしょう。
リピーター獲得に強いのが、同封・同梱チラシ。
同封・同梱チラシは、再度注文するきっかけとなり顧客の獲得に効果的です。
同封・同梱チラシについては、「集客できるチラシ広告とは?Web集客との違いと新たなチラシ戦略」の記事でも解説しています。
宅配弁当で長期の通販集客につなげるコツ
自社の宅配弁当の認知度が上がってきたら、獲得した顧客をリピーターに育てましょう。
リピーターを増やすことで、安定した売上を確保できます。
また、ファンを増やすことで口コミ効果も狙えるでしょう。
通販チラシに活かせる、リピーターを増やすコツを紹介していきます。
チラシの保存性を高めるデザイン
チラシの保存性とは、保管されやすいチラシデザインのことです。
例えばパンフレット型のチラシは、通常のチラシより保管されやすいです。
冷蔵庫に磁石で貼れるような、コンパクトなデザインも良いですね。
収納スペースに何気なく置けるデザインが、チラシの保管性を上げます。
チラシが長期間保管され顧客の目に何度もとまることで、リピートにつながり効果的です。
特別感と安心感を与える工夫
商品を注文した顧客に対し、特別感や安心感を与えることで、リピーターに育つ可能性が高くなります。
商品と一緒に届ける同封・同梱チラシに、クーポン券や新商品の記載以外にも、以下のような工夫を足してしてみましょう。
- 自筆で感謝メッセージを添える。
- チラシ裏面に社長や従業員の写真、自社のこだわりを掲載する。
- 店舗のホームページやSNSにアクセスしやすいよう、QRコードを加える。
少々手間がかかることですが、顧客に熱意が伝わりやすく、安心感や信頼感を与えることができます。
SNSでも宅配弁当の通販ファンを獲得しよう!
チラシなどの紙媒体と合わせて、SNSなどのオンラインでのアプローチもうまく活用しましょう。SNSで宅配弁当を宣伝することで、さらに多くのファンを得ることができます。
数多くあるSNSですが、主流とされる4つのSNSを解説。
①Instagram
Instagramは写真や動画のシェアをメインとした、サービスです。
日本国内では、女性の利用率が男性の利用率に比べ高いSNSサービスであり、広く普及されていることがわかります。
女性客の獲得には欠かせないのが、Instagramです。
また写真をアップすることで、視覚的に自社の宅配弁当の魅力を伝えることが可能。
使用した写真はチラシにも応用できるので、一石二鳥のSNSサービスです。
②Twitter
Twitterは140字以内で文章を投稿し、見ることができるSNSです。
動画や写真も添付が可能で、短いブログ感覚で更新ができます。
リアルタイムで投稿が見ることができるため、例えば「お昼限定セール」など、今すぐに伝えたい情報を拡散するのに特化しています。
リツイート機能が簡単であるため、拡散力も高いSNSと言えるでしょう。
ただタイムラインの流れが速いため、最初はたくさん投稿し、継続することが必要です。
③Facebook
Facebookは細かいターゲティングで、広告を展開できるのが特徴です。
Instagramの広告よりも、精度の高いターゲット設定を行うことができます。
またFacebookのユーザー層は年齢層が比較的高いため、中高年層がターゲットの場合にも効果的。
広告予算の利用を検討しているのであれば、まずはFacebookから試すのをおすすめします。
④LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは作成することで、店舗と顧客がLINEでつながることが可能です。
そしてLINEでメッセージを送る場合、毎月1,000通までは無料で利用できます。
また、以下の機能も利用できます。
- クーポン作成
- ポイントカード機能
リピーター獲得に必要な要素がそろい、なおかつ無料で開始できるため、ぜひ活用したいSNSサービス。
顧客と直接つながることで、信頼感を育てていくことも可能です。
宅配弁当では通販チラシのポイントをおさえ集客しよう!
今回の記事では、通販チラシで宅配弁当の集客を効率的にする方法と、その運用法を解説しました。
まずはターゲット層を選定し、ターゲットに届いて購入してもらうことが大切です。
顧客をリピーターにすることで、長期的に安定した集客を得ることができます。
紙媒体の広告を最大限活用し、集客が増えてきたらSNSを合わせて使うのも効果的です。
各媒体を効果的に運用することで、自社の宅配弁当のファンをどんどん増やしていき、自社ブランドを育てましょう。
なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
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