「主流になりつつあるEC販売を取り入れてみたいけれど、種類が多くていまいちわからない」
「はたして集客はうまくできるのだろうか?」
こんな悩みをお持ちではありませんか。
あまり調べないまま参入してしまうと、必要以上に時間や経費がかかってしまうかもしれません。
間違った選択をしてしまうと、まったく集客できず損をしてしまう可能性もあります。
この記事では、わかりにくいEC販売について、メリット・デメリットや集客について詳しく解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
詳しく知りたい方はぜひ「通販広告の出稿マニュアル」バナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。
目次
通販におけるプラットフォームとは
通販におけるプラットフォームとは、ECサイトを構築するベースとなるシステムのことです。
システムは細かく分類するとかなり多くの種類が存在します。
通販を始める際には、あなたがどのようなサイトを作りたいのかをしっかりとイメージしましょう。
それぞれの特性を比べながら、選び進めていくことが必要です。
まず大きくは、モール型ECと自社ECの2種類に分けることができます。
モール型ECとは、複数のショップや企業が、ひとつの大型サイトに出店・出品する形です。
代表的なモール型ECには、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどがあります。
対して自社ECは、独立したドメインで運営する形です。
オリジナル性のあるネットショップを指します。
ECサイトの種類や作り方について詳しく知りたいとお思いではありませんか?24通りのECサイト構築サービスと、ECサイトの事例10個を一覧で一挙ご紹介します。ECサイト初心者の方は、この記事を参考にしてぜひEC業界の理解を深めるのにお役立てください。
通販プラットフォームを利用するメリット
通販プラットフォームを使用するメリットのひとつは、 受注管理や在庫管理などのコストが安く人件費を抑えることができる点です。
消費者によるSNSの「いいね」や口コミなどの拡散から、知名度を上げるスピードが速いこともメリットといえるでしょう。
ネット通販を利用する人には以下のような声があります。
- 「お店に行かなくても良い」
- 「重い荷物を運ぶ必要がない」
- 「その土地に行かないと買えないものが手に入る」
- 「本当に自分に合うものが見付けられる」
幼い子供がいて思うように買い物に出掛けられない、身体の具合が悪くて外出できないなど、あらゆる場面で手軽に利用できるのは、通販最大の魅力でありメリットです。
「父が牛乳を好きで近くのお店に行ったのですが、1リットルを2本買ったら重くて帰れなくなり、タクシーで家の周りを一回り位で帰ってきた」などの、身近に起こりそうな興味深い消費者アンケートも参考にしてみましょう。
通販において、効果的に集客する方法を知りたい方はこちらの記事を参照してください。
通販の始め方を詳しく解説!効果的に集客する方法とは
通販プラットフォームを利用するデメリット
通販プラットフォームを利用する場合は、4つの項目が必要です。
- 自社ECサイト
- モール型ECサイト問わず最低限のWebページ作成
- 商品の撮影や加工
- メールの配信ノウハウがある程度は知識として必要
モール型ECサイトと自社ECサイトで、若干異なる点はあります。
しかし、どちらも制作後に集客のための広告配信が必要です。
また、集客においては軌道にのるまでの時間が実店舗よりもかかる傾向にあります。
SNSを利用した集客がおすすめです。
ただし競合他社との戦いや、アカウントからのフォロワーを集めなければならないことを理解しておきましょう。
EC通販の顧客管理の限界
EC販売が普及するなか、データの管理など、顧客に関しての課題があります。
代表的な課題をみていきましょう。
デジタル化の課題とは
デジタル化は進んでいますが、プライバシーの確保や漏洩防止などデータの管理には細心の注意が必要です。
例えば、盗んだクレジットカード番号を使って、商品を購入する悪いユーザーも存在します。
後払い決済の場合も注意が必要です。
支払いをしなかったり、競合他社がユーザーを装ってレビューで星を1つにし、お店の評価を下げたりなど、相手がわかりづらいことによる不正が存在します。
デジタルでの顧客管理には限界がある
デジタル広告での顧客管理には、仕組みの理解が必要です。
広告の効果を上げるため、ターゲットに正しい情報を提供するようにしましょう。
マーケット知識を理解し、情報発信を常にしなければなりません。
運用型の広告が多いデジタルでの広告には即効性がなく、セールや特売などのスピードを要する情報の発信にはどうしても限界が生じてしまいます。
購買意欲やリピート率を上げるには、相手の気持ちに寄り添った広告が必要です。
大切な顧客であることや、喜んでもらいたい思いを伝えるための細かい管理は、デジタルでは限界が生じます。
通販において紙媒体のダイレクトメールが有効である意味
ダイレクトメールは、メールまたは郵便で自社の商品の情報をタイムリーに直接送ることができます。
ダイレクトメールには紙媒体と電子媒体があり、4つの種類に分けられます。
- 郵便(はがき・封書)
- FAX
- SNS
予算や目的に合わせて使う事で、効果が期待できます。
ダイレクトメールは直接情報を届ける広告です。
伝えたい消費者に対してアピールすることは大きなメリットになるでしょう。
伝えたい情報が直接確実に届くことで、お得情報やサービスをもれなく認知してもらいます。
ターゲットは、新規または既存の顧客です。
伝えたい情報を消費者に合わせた内容で送ることで、興味をひき、特別感を与え、購買意欲につなげます。
ダイレクトメールはブランディングにもおすすめです。
コンセプトやブランドイメージを記載することで、消費者は商品やサービスのイメージングをしやすいでしょう。
ダイレクトメールは、リピート率アップにも効果的です。
通販の課題をクリアできる紙媒体広告4つのポイント
デジタル化が加速していますが、紙媒体の広告も効果的です。
ポイントを解説します。
1)季節の商品や限定の商品の販促
地域や季節ごとに、内容を変えて送ることができます。
直接送るため、時期がずれることなく購買意欲を高めることが可能です。
ダイレクトメールやチラシは、知らせたい商品やサービスの内容をスクロールすることなく目にすることができるので、季節の雰囲気をチラシ1枚で表現するのもよいでしょう。
Webにおけるスクリーンショットやブックマーク登録などの保管よりも手元に残りやすい傾向です。
2)迷っている消費者へのアプローチ
紙媒体の広告には、保存性があります。
何度も手に取り読み返すことが可能です。
クーポンや特典が付いているDMの場合「今は買わなくても、いつか買うかもしれない」と残しておくケースがあります。
商品やサービスが記憶に残りやすく、即断できない場合でも振り返って購入につながるケースも少なくありません。
また、紙媒体の広告は「五感を刺激する」といわれています。
紙の厚みや質感、手触りや香りなど、さまざまな感覚に刺激を与えることができます。
記憶に残った商品やサービスを一度はあきらめたものの、はやり購入するという、迷っている消費者へのアプローチにおすすめです。
3)ブランドイメージの確立
オレンジの紙袋を見れはあのブランド、この柄の包装紙はこのメーカーなど、視覚でブランド名がわかることってありませんか?
紙媒体の広告は、紙質や色、柄などで見た目を自由に工夫することができます。
大きさや形までも自由に作成することが可能です。
オリジナル性をアプローチし、ブランドイメージを確立しましょう。
ブランディングが成功すれば信頼性も上がり、DMが送られてくる時期までもが記憶に残すこともできるほどです。
4)Webが苦手な顧客へのアプローチ
Webマーケティングでアプローチできるのは、スマホやタブレットなどを持つWeb利用者に限られます。
しかし、ダイレクトメールなどの紙媒体の広告は、Webを利用しない顧客にもアプローチが可能です。
シニア世代は、スマホやタブレットの利用をする確率が下がるため、Webの広告を避けてしまう傾向があります。
しかしシニア層でも通販利用は増えていますので、広告やチラシにQRコードやURLの添付も有効でしょう。
紙媒体広告を活かすことが、プラットフォーム通販で顧客を獲得するカギです。
紙媒体とWeb媒体のよい点を利用して、Webが苦手な顧客へもうまくアプローチしましょう。
紙媒体広告とデジタルを組み合わせる効果
Web媒体の普及で、紙媒体の広告が衰退しつつあるといわれています。
実際に紙媒体の広告は、以前と比べて減っているでしょう。
しかし、日常がオンライン化されることによって「オンライン疲れ」が生じています。
私達の生活の身近なところに、紙媒体が息を吹き返してるのも事実です。
知りたいことが明白であるとき、Webで検索すれば適切な回答が瞬時に得られます。
どちらが良い悪いではなく、双方のメリット・デメリットを活かし補い合うことが重要です。
多様な媒体をうまく組み合わせて情報を伝えることが、今後の成長するうえでの課題といえます。
紙媒体の広告に関しては、あわせてこちらもご覧ください。
EC広告で有効的なチラシは紙媒体!確実に集客する法則を解説!
プラットフォームでの通販を攻略するために
情報共有が簡単でスピードが速く、拡散能力が優れているプラットフォーム通販が主流ないま、参加しているすべての会社がライバルです。
生き残るには、デジタルにはない温かみや特別感をプラスすることです。
定期的に送られてくるメールのお知らせではなく、直接届くDMには大切にされているという特別感を感じます。
スクロールしなければ探し出せないメール情報より、保管性のあるはがきやチラシでのお知らせは手にとって確認しやすく、自分にあったタイミングで購入してもらえるでしょう。
日常がオンライン化していくなか、紙媒体とWeb媒体がお互いのメリットを活かし、デメリットを補い合い、情報発信をしていくことが成功への近道です。
なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
詳しく知りたい方はぜひ「通販広告の出稿マニュアル」バナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。
コメントを残す