テレビとデジタルの両方にリーチできる「TVer広告」は、今注目を集める新しい動画広告の形です。
しかし広報・マーケティング担当者の方にとっては
「費用感はどのくらいか」
「ターゲティングの精度は十分か」
「テレビCMとどう使い分けるべきか」
など、判断材料が足りないと感じる場面も多いのではないでしょうか。
本記事では、TVer広告の基本から配信メニュー、料金の仕組みと相場、メリットとデメリット、出稿の流れ、代理店活用のポイントまでを体系的に整理しました。
TVer広告の全体像を把握し、自社の広報・広告戦略に役立ててください。
また、動画広告の出稿をご検討の方に、以下の資料を無料配布しています。
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目次
TVerとは?

テレビ番組をオンラインで視聴できるTVerは、利用者が急増している注目のサービスです。
本章では、TVer広告の基本情報を整理します。
- TVer広告とは?
- TVer広告の秒数・サイズ
- TVerのユーザー層・年齢層
以上4点について、まずはしっかりとTVerの概要を把握しましょう。
TVer広告とは?
TVer広告とは、TVerの番組配信中や視聴画面に挿入される動画広告やバナー広告の総称です。
TVerは、在京キー局(東京に本社を置く主要な民放テレビ局)や地方局が参加し、見逃し配信を中心に提供している無料動画配信サービスです。
TVer広告の仕組みはYouTube広告に近く、番組の冒頭や途中に動画が差し込まれます。
ユーザーはスキップ不可で視聴する必要があるため、高い視聴完了率を実現しやすいのが特徴です。
加えて、番組ジャンルやユーザー属性を基にターゲティング可能で、従来のテレビCMよりも効率的な配信が行えます。
テレビ広告の信頼性とデジタル広告の柔軟性を兼ね備えたハイブリッド型の広告媒体といえるでしょう。
TVer広告の秒数・サイズ
TVer広告動画の秒数は、1本6秒・15秒・30秒・60秒であり、動画のサイズはアスペクト比16:9のMP4ファイルです。
動画サイズは一般的なテレビCMやYouTube動画の横型と同じサイズのため、使いまわしもできます。
例えば、15秒以下は商品の特徴やキャンペーンを端的に伝えるのに適しており、30秒以上はブランドのストーリーや世界観を深く訴求する際に効果的です。
また、動画とあわせて表示される「コンパニオンバナー」も重要です。
動画視聴中に横や下部に表示され、クリックでLPへ誘導できるため、認知から行動へとつなげやすい設計になっています。
秒数ごとの訴求力に加えて、バナーの役割を理解して活用すれば、認知から行動までシームレスに誘導できるでしょう。
TVer広告の仕組みについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
TVerのユーザー・年齢層
TVerは、他の動画配信サービスに比べて利用者の年齢層が幅広いのが特徴です。
特に、20代から50代の男女を中心に利用されており、性別では女性の利用率が男性を上回る傾向があります。
また、学生の利用率も高く、約3割がTVerを利用しているとの調査結果もあります。
また、地方局も含む幅広い番組ラインナップにより、地域・性別を問わず多様なターゲットにリーチ可能です。
このように、TVerは多様なユーザー層に対応しており、広告主にとっては幅広いターゲットにアプローチできる魅力的なプラットフォームといえるでしょう。
TVer広告の種類

TVer広告には大きく分けて、動画広告とバナー広告の2種類があります。
動画広告は番組の再生前に流れる「プレロール広告」、番組の途中に挿入される「ミッドロール広告」、番組終了後に表示される「ポストロール広告」の3パターンがあります。
いずれもスキップができない仕組みのため、高い視聴完了率が期待できます。
特に、プレロールは視聴開始直後に再生されるため注目度が高く、ミッドロールは視聴が盛り上がる場面での訴求に適しています。
一方、バナー広告として提供される「コンパニオンAD」は、動画の横や下部に表示される静止画広告で、クリックからランディングページへ誘導できるのが特徴です。
動画による認知獲得と、バナーによる行動喚起を組み合わせれば、より効果的な広告展開ができるでしょう。
商材や目的に応じて最適な広告形式を選び、戦略的な活用が求められます。
TVer広告の種類については、以下の記事でより詳細にまとめていますので、検討する際はぜひ参考にしてください。
TVer広告料金の仕組みと費用

TVer広告の料金は「課金方式」と「配信量」によって決まります。
本章では、代表的な課金方法であるCPMとCPCV、そして費用相場と予算設計の考え方を解説します。
- CPM課金方式(インプレッション保証型)
- CPCV課金方式(完全視聴課金)
- TVer広告の費用相場と予算の考え方
限りある広告費を効率良く使うため、料金・費用の仕組みをしっかり押さえておきましょう。
CPM課金方式(インプレッション保証型)
CPM課金方式は、広告が1,000回表示されるごとに課金される仕組みです。
広告の再生回数(インプレッション数)を保証する形で出稿できるため、認知拡大を目的とするキャンペーンに適しています。
特にプレロール広告やミッドロール広告との相性が良く、多くのユーザーに一斉にブランドを露出させたい場合に効果を発揮します。
課金の対象はあくまで「表示回数」なので、ユーザーが最後まで動画を視聴するかどうかに関わらず料金が発生します。
そのため「とにかく多くの人に見てもらいたい」「テレビCMと同じように広く認知を取りたい」という企業に向いています。
広告単価はターゲティング条件や枠の人気度によって変動するため、広告予算は柔軟に設定する必要があります。
CPCV課金方式(完全視聴課金)
CPCV課金方式は、ユーザーが動画広告を最後まで視聴した場合にのみ料金が発生する仕組みです。
CPCVは「Cost Per Completed View」の略で、1視聴完了あたりの単価が課金対象となります。
スキップ不可のTVer広告はもともと視聴完了率が高いですが、この課金方式を選べば「実際に見てもらえた分だけコストがかかる」ため、費用対効果を重視する企業におすすめです。
特に商品理解やブランドメッセージの浸透を目的とする場合に有効で、投下した広告費が無駄になりにくい点がメリットです。
逆に、短期間で大量のリーチを獲得したい場合には不向きなケースもあるため、キャンペーンの目的に応じてCPM方式と使い分けるのが良いでしょう。
TVer広告の費用相場と予算の考え方
TVer広告の費用相場は、配信方式やターゲティング条件によって異なりますが、一般的には数百万円からの出稿が目安とされています。
CPM課金の場合は、1,000回表示あたり数百円〜数千円程度が相場で、ターゲットを絞るほど単価は上がります。
一方、CPCV課金は1視聴完了あたり数円〜数十円が一般的で、費用対効果を見極めながら調整可能です。
予算を考える際には「認知拡大を重視したい」「確実に見てもらいたい」といった目的を明確にしましょう。
また、代理店を通じた出稿では最低出稿金額が設定される場合もあるため、事前に確認しておく必要があります。
費用感や実際のプラン例については、下記の記事で詳しく紹介しています。
TVer広告に向いている商材3選

TVer広告は「テレビ並みのリーチ」と「デジタルの精度」を両立できるため、幅広い業界で成果を上げています。
本章では、TVer広告の代表的な効果や、特に相性の良い商材例を紹介します。
- ネットショッピング
- ビジネス
- エンターテイメント
当てはまるものがあれば、TVer広告への出稿を検討してみてはいかがでしょうか。
ネットショッピング
TVer広告とネットショッピングとの相性は非常に良好です。
TVerユーザーはスマートフォンでの視聴が多いため、広告からそのまま商品ページへの誘導がスムーズに行えます。
特にファッション、コスメ、食品、日用品といった商材は動画で使用感やイメージを訴求しやすく、購買意欲を高めやすい傾向にあります。
また、ターゲティング機能を活用すれば、購買意欲の高い層に絞って配信できるため、効率的な売上拡大が可能です。
短期間のキャンペーンやセール告知にも有効で、「今すぐ買ってほしい」商品と親和性が高いのが特徴です。
ビジネス
一見するとBtoBなどのビジネス関連商材はテレビ広告と相性が悪そうに見えますが、TVer広告ではむしろ効果的に活用できます。
理由は、職業や業種で絞るのではなく「興味関心や行動データ」をもとにセグメントできるからです。
例えば「ビジネスニュースや経済番組をよく視聴する層」に広告を出せば、自然と法人担当者や経営層にリーチできます。
さらに、ブランド認知だけでなく「資料ダウンロード」「セミナー告知」などリード獲得型施策にも活用可能です。
一般的なデジタル広告と比べて「テレビ由来の信頼感」があるため、企業商材においてはブランディングとリード創出を同時に狙えるのが強みです。
エンターテイメント
TVer広告は、映画、音楽、舞台、スポーツといったエンターテイメント業界との相性も抜群です。
TVerは「動画を楽しむプラットフォーム」であるため、映像による世界観訴求を非常に得意としています。
特に新作映画やライブ配信、スポーツイベントなどは「開催時期が決まっている」ため、短期間で一気に認知を拡大する必要があります。
TVer広告なら高い再生完了率と拡散力で、イベント開始前にターゲットへ確実に情報を届けられます。
また、地域ターゲティングを活用すれば「特定都市の公演だけ告知する」といった柔軟な配信も可能なため、チケット販売促進に直結するでしょう。
TVer広告のメリット6つ

TVer広告には、テレビのリーチ力とデジタルの精度を兼ね備えた6つの強みがあります。
- 再生率が高い
- 広告を受け入れてもらいやすい
- TVer独自のターゲティングができる
- 安全な企業という認識を持ってもらえる
- テレビを見ないユーザーにも訴求ができる
- テレビ広告とのシナジーがある
再生率やターゲティング、ブランド信頼感など、広報担当者が注目すべき利点を整理しました。
ぜひご一読ください。
再生率が高い
TVer広告の大きな強みの一つは、再生率の高さです。
YouTubeなどの動画広告と異なり、TVerではスキップ機能がないため、最後まで視聴されやすい仕組みになっています。
特に番組開始前に流れるプレロール広告や、番組の途中で配信されるミッドロール広告は、視聴者がコンテンツを楽しむ流れの中で自然に再生されるため、再生完了率が80%以上に達するケースも少なくありません。
これは広告メッセージをきちんと最後まで届けられることを意味し、ブランド認知や商品理解の浸透に直結します。
確実に視聴される環境が整っているため、限られた広告予算を効率よく活用できるのがTVer広告の大きなメリットといえるでしょう。
広告を受け入れてもらいやすい
TVer広告は、他の動画広告と比べてユーザーに受け入れられやすいのが特徴です。
TVerは「テレビ番組を無料で視聴できるサービス」であり、利用者は広告がある前提で番組を楽しんでいます。そのため「邪魔な広告」と感じられにくく、自然に視聴されやすい環境が整っています。
実際に、プレロールやミッドロール広告はテレビCMと同様に番組の合間に流れるため、ユーザーは違和感なく受け入れやすい傾向にあります。
スキップされるリスクが少なく、ブランドイメージを損なう可能性も低い点は大きなメリットです。
つまり、TVer広告は「視聴者に嫌がられにくい」設計がされているため、広告効果を高めたい企業にとって非常に有効な選択肢といえるでしょう。
TVer独自のターゲティングができる
TVer広告は非常に精度の高いターゲティングが可能で、広告効果をより効率的に引き出せます。
年齢・性別といった基本属性に加え、興味関心や視聴ジャンル、地域やデバイス単位まで設定できるため、広告の無駄打ちを防ぎつつ、狙った層に確実にリーチできます。
例えば「20〜30代女性×ファッション番組視聴者」というセグメントに絞って広告を配信すれば、購買意欲の高いユーザーに効率よくアプローチできるでしょう。
実際にCPAやCVRの改善が報告されており、広告の費対効果を高めやすい傾向があることがわかっています。
つまり、TVer広告はターゲティング精度の高さにより、広告予算を無駄なく使いつつ、成果につながる配信が可能な点が大きなメリットなのです。
なお、TVer広告のターゲティングについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
安全な企業という認識を持ってもらえる
TVer広告を出稿する大きなメリットのひとつは、ユーザーに「信頼できる企業」という印象を与えられる点です。
TVerは在京キー局など地上波テレビ局が運営する公式プラットフォームであり、ユーザーは安心して視聴しています。
この「テレビ由来の信頼感」が広告に反映されるため、配信する企業や商材にも信頼性が生まれるのです。
特にBtoB商材や高単価商品の場合は、信頼性が購買行動に直結します。
視聴者はTVer内で広告を「公式で信頼できる情報」として認識しやすく、資料請求や問い合わせなどの行動につながるケースも多いです。
安心感と信頼感の高い環境で広告を配信できるのは、TVer広告ならではの大きな強みといえます。
テレビを見ないユーザーにも訴求ができる
TVer広告は、テレビ離れしている若年層や都市部のユーザーにもアプローチできます。
近年、特に20〜30代のデジタルネイティブ層はスマホやPCで番組視聴する傾向が強く、従来の地上波CMだけでは届かない層が存在します。
TVerならこうしたユーザーに直接リーチできるため、新しい市場への認知拡大に最適です。
例えば、ECサイトの商品やアプリダウンロードの広告では、TVerでの動画視聴をきっかけに購入や登録につながることが多く報告されています。
テレビ離れ層へのリーチを補完できる点は、特に若年層や都市部のターゲットを重視する広報担当者にとって大きな魅力です。
テレビ広告とのシナジーがある
TVer広告は、既存のテレビCMと組み合わせることで、広告効果をさらに高められます。
テレビで商品を見た後、TVerで同じ広告や関連コンテンツを目にすると、ブランド認知や購入意向が強化されるからです。
また、TVerのデジタルデータを活用して、テレビ広告の効果分析や最適化も可能です。
例えば、新作映画やイベントの告知では、テレビCMで大まかな認知を獲得し、TVer広告でターゲット層に繰り返しアプローチすれば、来場率やチケット販売の向上が期待できるでしょう。
このように、テレビ広告とTVer広告を併用すれば、ブランド認知とコンバージョン率の両方を効率的に高められるのです。
なお、テレビ広告の効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
TVer広告のデメリット3つ

TVer広告は多くのメリットがありますが、注意点も存在します。
- 出稿コストが高め
- ターゲットを絞るのが難しい
- 審査が厳しい
本章では、上記の代表的な3つのデメリットと、その背景・対策を整理します。
注意点に対しては、出稿前にしっかりと検討しましょう。
出稿コストが高め
TVer広告はテレビCM並みのリーチ力を持つため、出稿コストがやや高めです。
プレロールやミッドロール広告はスキップ不可で再生率が高く、精度の高いターゲティングも可能なため、その分費用がかかります。
また、短期間での集中配信や人気番組での広告は特に高額になりやすいです。
例えば全国規模で15秒のプレロール広告を配信すると、数十万~数百万円規模の予算が必要になる場合もあります。
ターゲット層や広告の露出期間を絞る、効率重視のCPCV課金方式を選ぶなど、費用対効果を考えた広告費の運用が必要です。
しかし、ターゲティングや配信方法を工夫すれば、予算を効率的に使いながら高い効果を得られるでしょう。
ターゲットを絞るのが難しい
TVer広告は精度の高いターゲティングが可能ですが、設計を誤ると成果につながらない場合があります。
年齢・性別・興味関心・視聴ジャンルなど多くの条件が設定可能なため、逆に条件を絞りすぎたり、誤ったセグメントを選ぶとリーチ数が不足し、広告効果が低下します。
例えば、「特定の番組視聴者×地域×デバイス」など条件を重ねて絞りすぎると、狙ったターゲットに広告が届かず、CPAが高騰する可能性があります。
対策としては、まず広めのターゲットで配信テストを行い、効果データに基づいてターゲットの範囲を絞っていく方法が有効です。
ターゲット設計は慎重に行いつつ、テストと最適化を繰り返せば、ターゲティング精度の高さを十分に活かせるでしょう。
審査が厳しい
TVer広告は広告審査が厳格で、承認されるまでに時間や手間がかかる場合があります。
公序良俗・表現規制・商材の適合性などの基準が細かく設定されており、広告表現や文言が審査に適合しない場合は差し戻されるため、修正が必要です。
特に医療系、金融系、健康食品などの広告は注意が必要で、事前に審査基準を確認して動画やバナーを作成しなければ、配信開始が遅れることがあります。
そんなときは代理店に依頼すると、審査のノウハウを活かしてスムーズに出稿できるでしょう。
審査の厳格さはデメリットですが、基準を把握し事前準備を徹底すれば、トラブルなく効果的に広告を配信できます。
TVer広告の入稿規定

本章では、TVer広告の入稿規定について解説します。
- 動画
- コンパニオンAD
TVer広告は、媒体ごとに決められた入稿規定を守らなければ出稿できません。
動画やバナーの仕様を理解し、スケジュールに沿って準備することが成功の第一歩です。
また、TVer広告の入稿規定について、詳しくは以下の記事で解説しています。
動画
TVer広告の動画は「解像度・尺・ファイル形式」など複数の項目に細かな規定があり、遵守しないと出稿できません。
項目 | ハイレート (SD/PC) | プレミアムレート (CTV) |
---|---|---|
CM尺 | 6秒~60秒の間で任意設定 | |
ファイル形式 | MP4 (moov atom ; 先頭必須) | |
ビデオサイズ (pixel) | (W) 1280 × (H) 720 | (W) 1920 × (H) 1080 |
映像アスペクト比 | 16:9 | |
映像ビットレート | 1,500kbps ~ 2,100kbps | 2,500kbps ~ 3,500kbps |
音声タイプ | ステレオ (モノラルは疑似ステレオ) | |
音声ビットレート | 64kbps または 128kbps または 192kbps (192kbps推奨) | |
総ファイルサイズ | 12MB以内 (15秒素材:6MB推奨) | 18MB以内 (15秒素材:9MB推奨) |
参考:TVer広告入稿規定
TVer広告はこのような規定を設け、画質・再生安定性を保証しているのです。
映像と音声のレベル調整が規定通りでないと審査落ちとなり、修正で公開が遅れるリスクがあります。
スムーズな広告配信のために、広告の仕様を正しく把握し、規定に沿った動画を準備しましょう。
コンパニオンAD
TVerの「コンパニオンAD(バナー広告)」は動画と併用され、補完的にブランド訴求を強化します。
動画広告だけでは視聴者の記憶に残りにくい場合、同時にバナーを設置すれば、ブランドロゴや商品名を繰り返し視覚的に訴求できます。
コンパニオンADの入稿規定は、以下の4つが設けられています。
- コンパニオン広告 PCレクタングル
- コンパニオン広告 SDバナー
- コンパニオン広告 アイコン+テキスト+ボタン
- コンパニオン広告 テキスト+ボタン
それぞれの詳細な規定は、以下をご覧ください。
入稿形式 | PNG |
---|---|
容量 | 150KB以内 |
サイズ (横×高) | 300×250ピクセル / 600×500ピクセル (推奨) |
アニメーション | 不可 |
URL | 必須 (httpsのみ可) |
入稿形式 | PNG |
---|---|
容量 | 150KB以内 |
サイズ (横×高) | 600×120ピクセル |
アニメーション | 不可 |
URL | 必須 (httpsのみ可) |
入稿形式 | PNG |
---|---|
容量 | 150KB以内 |
サイズ (横×高) | 512×512ピクセル |
アニメーション | 不可 |
URL | 必須 (httpsのみ可) |
文字数 | 25文字まで |
ボタン文字 | 「詳しくみる」「詳細こちら」「ダウンロード」「チェック」「無料体験」「相談受付中」「資料請求」「予約こちら」「購入こちら」「今すぐ購入」から選択可能 |
クリックURL | 必須 (httpsのみ可) |
---|---|
文字数 | 25文字まで |
ボタン文字 | 「詳しくみる」「詳細こちら」「ダウンロード」「チェック」「無料体験」「相談受付中」「資料請求」「予約こちら」「購入こちら」「今すぐ購入」から選択可能 |
また、以下のような事例については広告掲載不可となる場合があるので注意が必要です。
- ユーザーの誤動作を誘発するおそれのある表現
例:「再生マーク等が表示されている素材」、「検索窓が表示されている素材」など - 公式に権利を持たないキャラクターや商標、番組タイトル等を利用し、あたかも「公式」サイトのように見せかけ誘引を促すもの
- その他、TVerが掲載不可と判断するもの
参考:TVer広告入稿規定
TVerに広告を出稿するまでの流れ

TVer広告は、申し込みから配信開始まで一定のステップがあるため、スケジュール管理が重要です。
一般的な流れは「出稿相談 → 見積・企画 → 審査 → 入稿 → 配信開始」です。
出稿相談から配信までにかかる期間は、20営業日ほどなので、配信までのスケジュールに余裕をもって出稿してください。
例えば、新商品の発売に合わせて広告を配信する場合、発売日の直前に申し込みを行うと審査が間に合わず、機会損失につながります。
代理店を利用すれば、スケジュール管理や審査対応をサポートしてもらえます。
出稿は余裕を持った準備が成功の鍵。
早めの計画と代理店の活用で、スムーズに広告を配信しましょう。
TVer広告出稿の流れや審査のポイントなどは、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
TVer広告の出稿には広告代理店がおすすめ

TVer広告は、代理店に依頼すれば、より高い広告効果が期待できます。
なぜなら、代理店は豊富な運用ノウハウを持ち、広告主だけでは難しいターゲティングや効果検証を効率的に行えるからです。
例えば、TVerの広告は年齢・性別・視聴デバイスといった多様なデータを基に配信が可能ですが、その活用には専門知識が欠かせません。
代理店を活用すれば、最適なクリエイティブの提案から配信後のレポート分析まで一貫してサポートしてくれるため、無駄なコストを抑えつつ成果につなげやすくなります。
自社の負担を軽減しながら、より精度の高い広告運用を実現できる点が大きなメリットといえるでしょう。
TVer広告が出稿可能な代理店について次章でも解説しますが、代理店選びの参考には、以下の記事も参照してください。
TVer広告の出稿ができる広告代理店4選

TVer広告は直接出稿も可能ですが、代理店を利用するとプラン設計や効果改善がスムーズに行えます。
本章では、TVer広告の出稿が可能な4社を厳選して紹介します。
- 株式会社ジェイアンドユー
- 株式会社エムズコーポレーション
- 株式会社産案
- 株式会社援軍
ぜひ、目的に合わせて代理店を活用してください。
株式会社ジェイアンドユー
株式会社ジェイアンドユーは、柔軟かつ独自の発想に基づく広告提案で、中小企業のニッチなニーズに応えるTVer広告対応の広告代理店です。
創業以来、大手広告会社が捉えにくい市場に着目し、新聞社PR誌や通販広告などで培った経験とクリエイティブ力を活かし、機動力ある対応を実現しています。
その実績を活かし、TVer広告では「チラシビジョン」という静止画素材をもとに動画広告を制作できる独自サービスを提供。
動画素材がなくてもTVer広告出稿のハードルを下げ、広告主の柔軟なプロモーションを可能としています。
その柔軟性と独自手法で、動画素材が揃っていない企業や新しい表現に挑戦したい広告主にとって、ジェイアンドユーは頼りになるパートナーです。
株式会社エムズコーポレーション
株式会社エムズコーポレーションは、名古屋と東京を拠点とする総合広告代理店で、TVer広告をはじめテレビCM、ラジオ、交通広告、Webサイト制作など幅広く対応可能です。
特にTVer広告では、15秒CMが1再生あたり2.5円~(配信費に加え20%の運用費)という透明で明確な料金体系が魅力。
管理費や追加セグメント費が原則不要で、追加費用なしの明朗価格で提供されます。
地域に特化した広告や、ターゲットの絞り込み(例:東京都の50代以上や20〜30代女性等)による配信に強く、配信結果として100,000回以上の再生、再生完了率96〜98%の高い視聴率を記録する実績も。
同社は業界内での信頼性も高く、TVer社の正規代理店として安心して出稿を任せられるパートナーといえるでしょう。
株式会社産案
株式会社産案は、テレビCMやWeb広告など幅広いプロモーションを手掛ける総合広告代理店で、TVer広告の出稿支援にも強みを持っています。
年齢・性別・エリア・興味関心などのターゲティングに対応し、テレビを見ない層やCTV(コネクテッドTV)視聴者にもリーチ可能です。
配信形態は、TVer社に運用を任せられる「フルマネージドプラン」、代理店が柔軟に運用する「セルフサーブプラン」、DSP経由で出稿できる「TVer PMP」から選択できます。
また、動画広告の企画・撮影・編集をワンストップで提供できるため、初めてのTVer広告出稿でも安心。
ブランド認知から購買促進まで幅広い広告戦略に活用できるパートナーといえます。
株式会社援軍
引用:ホーム – 株式会社援軍
株式会社援軍は、「デジタルマーケティングの“困った”をなくす」をミッションに掲げ、SEOや広告運用、LPO・EFO対策、ウェブサイト改善など、Webマーケティング全般を柔軟に支援する広告代理店です。
TVer広告にも対応できる幅広い広告運用力が強みで、Google広告やYahoo!広告、SNS広告などの運用経験を活かし、戦略立案から実務代行まで一貫して支援できます。
特に注目したいのは、自社の運用チーム育成にも対応できる点です。
広告運用ノウハウをインハウス化したい場合でも、広告運用チームへの教育や実務レクチャーを通じて支援し、クライアントの自律的なスキル向上をサポートできます。
豊富な支援実績を持つプロフェッショナルが伴走型でサポートするため、TVer広告に限らず、中長期のウェブマーケティング戦略を相談したい広報担当者にとって心強いパートナーです。
TVer広告の仕組みを知って有効活用しよう!

TVer広告は、テレビの信頼性とデジタルのターゲティング精度を兼ね備えた新しい広告手法です。
本記事では、広告の基本概要から種類、費用の仕組み、ターゲティング方法、メリット・デメリット、出稿の流れや代理店活用まで幅広く解説しました。
自社の広告戦略に取り入れることで、これまでリーチできなかった層への訴求やブランド認知の強化が期待できます。
新しい広告チャネルを探しているなら、TVer広告がその第一歩となるかもしれません。
まずは資料請求や代理店への相談から動き出してみてはいかがでしょうか。
TVer広告にご興味があれば、ぜひ弊社へお気軽にお問い合わせください。
また、動画広告の出稿をご検討の方に、以下の資料を無料配布しています。
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