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クロスメディア広告の成功事例から学ぶメディアの組み合わせ

今さまざまな企業が取り入れているクロスメディア広告ですが、効果を実感できずに終わってしまうケースは少なくありません。

では、「成功するクロスメディア広告」と「失敗するクロスメディア広告」には、どのような違いがあるのでしょうか。

クロスメディア広告の成功事例を参考に、戦略や成功のポイントを紐解いていきます。

ぜひ最後まで読んで、効果的なメディアの組み合わせを検討してみてくださいね。

クロスメディア広告の成功事例7つ

クロスメディア(cross-media)広告は、さまざまなメディアを連携して行う広告戦略のことです。

独立したメディアを組み合わせることで、2つの効果が期待できます。

  1. 各メディアが持つ長所と短所を互いに補い合う
  2. 複数のメディアの特性を生かした高い相乗効果

クロスメディア広告のメリットについては、以下の記事を参考にして下さい。

>>クロスメディア広告とは?メリットと効果的なポイントを解説!

では、実際にクロスメディア広告を活用した企業は、どのような手法で情報を発信しているのでしょうか。

  • LIFECARD
  • SHARP
  • サントリー「角ハイボール」
  • サマンサタバサ
  • 妖怪ウォッチ
  • ドモホルンリンクル
  • GU

具体的な事例から、成功の秘訣を紐解いてみましょう。

LIFECARD

出典:プレスリリース

メディア テレビCM、自社サイト
戦略
  • 「続きはWebで」という文言を使ったオダギリジョー出演テレビCMで、自社サイトへ誘導した
成功のポイント ユーザーが続きを見ずにはいられないほど、インパクトのあるテレビCMを放映したこと

SHARP

出典:SHARP 公式Twitter

メディア Twitter、インフルエンサー
戦略
  • Twitterの公式SNSアカウントを運営
  • SHARPさんと呼ばれる「Twitterの中の人」が情報を発信する
  • LINEスタンプやキーホールダーなどグッズ化した
成功のポイント 広告が毛嫌いされるなか、「Twitterの中の人=SHARPさん」がユーザーの友人や知人のようなポジションを目指したこと

サントリー「角ハイボール」

出典:SUNTORY

メディア テレビCM、自社サイト、YouTube、交通広告、店舗広告、SNS
戦略
  • 「ウイスキーはお好きでしょ」をキャッチフレーズとしたTVCMを放映
  • 女優の小雪さんがハイボールを作る「小雪のハイボールの作り方ムービー」をYouTubeに公開
  • ハイビールを体験したユーザーにSNSで口コミを書いてもらい情報を拡散した
  • 角ハイボール取扱店舗を増やした
成功のポイント 飲食店を「体験メディア」のゴールと位置付けてPRしたこと

サマンサタバサ

出典:Samantha Thavasa & Kingz

メディア テレビCM、Webサイト、電子書籍、冊子(実店舗にて配布)
戦略
  • テレビCMで繰り広げたラブストーリーの続きを、Webで配信した
  • ラブストーリーを電子書籍を配信した
  • 実店舗にて冊子を配布した
成功のポイント ターゲット層を広げるため、文学を軸にクロスメディア広告を展開したこと

妖怪ウォッチ

出典:妖怪ウォッチ

メディア ゲームソフト、映画、テレビアニメ、漫画、アプリ、イベント、CD、グッズ
戦略
  • 2012年 「月刊コロコロコミック」でマンガ連載を開始
  • 2013年 ニンテンドー3DSソフト「妖怪ウォッチ」発売
  • 2014年 TVアニメの放送開始
  • アニメ放送3日後 「妖怪メダル」などのおもちゃ発売
  • アニメ放送2ヶ月後 キャラクターイベント「妖怪ウォッチ 発見! 妖怪タウン」開催
  • アニメ放送半年後 ニンテンドー3DSソフト「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」発売
  • アニメ放送約1年後 映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」公開、NHK紅白歌合戦に出場
成功のポイント 短期間でヒットにつながるよう緻密に計画をし、複数の仕掛けを用意したこと

ドモホルンリンクル

出典:ドモホルンリンクル

メディア テレビCM、Webサイト、YouTubeのCM、新聞広告、折り込みチラシ
戦略
  • テレビCMの最後に、無料お試しセットへの案内をしてサンプル請求の流れを作った
  • スマホから簡単に無料お試しセットの請求ができることを伝えた
  • 複数のメディアで幅広いターゲット層へアプローチした
成功のポイント 無料お試しセットの請求までユーザーをスムーズに誘導した

GU

出典:GU

メディア テレビCM、SNS、Web、アプリ
戦略
  • 10~20代に人気の女優を起用したテレビCMで若い世代にアプローチ
  • インスタグラムでオシャレコーデを働く女性や主婦に発信
  • 一般的な体型の体型を起用したバーチャルヒューマン「ユウ(YU)」をモデルに起用した
  • GU好きを集めた口コミサイト「GU-MANIA」をリリースした
成功のポイント テレビCMとSNSの組み合わせで幅広い年齢層にアプローチしたこと

事例から学ぶクロスメディア広告メディア選びのポイント

クロスメディア広告の事例には、メディア選びのヒントが隠れています。

ここでは、以下のポイントについて解説していきます。

  • 各メディアのメリット、デメリット
  • メディア選びをする際の注意点

では詳しくチェックしていきましょう。

メディアの種類とメリット・デメリット

クロスメディア広告で利用するメディアには、メリット・デメリットがあります。

メディアの種類 内容 メリット デメリット
インターネットメディア ネット広告、Webサイト、ブログ、メルマガ、企業の公式サイト、動画配信など
  • 世界中に発信できる
  • 広告費を抑えられる
  • 反響効果などのデータ取得が容易
  • エリアを絞った宣伝が難しい
  • 検索されない限り人目に触れない
デジタルメディア テレビ、ラジオなど
  • 商品やサービスの認知度が上がる
  • エリアを絞った宣伝ができる
  • コストが高い
  • 一過性である
アナログメディア 新聞、雑誌、ダイレクトメール、街頭広告(デジタルサイネージ)、店頭広告、チラシなど
  • 情報量が多い
  • 具体的なイメージを伝えられる
  • 手元に残る
  • 内容の変更が難しい
  • クレームに発展するケースもある

メディア選びの際は、PRしたい商品やサービスのターゲットに最適な方法を選びましょう。

メディア選びをする際の注意点

メディア選びのポイントは、5つあります。

ターゲティングの明確さ Webや雑誌広告、交通広告はターゲットを絞りやすい
広告を目にする人数 テレビCMは広範囲に情報発信できる
社会的な信頼度 新聞や雑誌などのアナログメディアは信頼度が高い
情報量 新聞や記事広告の方が情報量が多い
伝わるスピード SNSは拡散性やスピード感が非常に高い

それぞれのメディアを連携させて、お互いの不足分を補い合うことで、広告効果が高まります。

クロスメディア広告の組み合わせ例4つ

クロスメディア広告は、複数のメディアを組み合わせることでデメリットを相殺することができます。

具体的にどのような組み合わせが効果的なのでしょうか。

  1. Webサイト×SEO対策
  2. テレビCM×Webサイト
  3. チラシ×Webサイト
  4. SNS×Webサイト

それぞれの特徴やメリットを解説します。

①Webサイト×SEO対策

出典:塾ナビ

SEO対策を使ってWebサイトに集客をして、資料やカタログの請求に繋げる手法です。

メリット
  • ターゲットを絞りやすい
  • 多くの情報が伝わる
  • 気軽に問い合わせしてもらえる

複数の商品やサービスを取り扱っている場合、紙の資料が手元にあった方が多くの情報が伝わります。

②テレビCM×Webサイト

出典:こどもちゃれんじ

テレビCMを使ってWebサイトに集客をして、資料やカタログの請求に繋げる手法です。

メリット
  • 幅広いターゲット層にアプローチできる
  • 認知度が高まる
  • 多くの情報が伝わる

4大マスメディアの1つである「テレビ」を使うため、広告に高いコストがかかります。

顧客単価が高く、商品やサービスを吟味するために多くの情報が必要なケースに最適です。

  • 学習塾
  • 不動産
  • 有料老人ホームなど

クロスメディア広告を出稿する前に、費用対効果をしっかり見極めることが大切です。

③チラシ×Webサイト

出典:幸楽苑

チラシを使ってWebサイトに集客をして、来店を促進する手法です。

メリット
  • ターゲットを絞りやすい
  • 配布地域を限定できる
  • 商品の魅力が伝わる

チラシ×Webサイトのクロスメディア広告は、以下のようなケースに最適です。

  • 地域密着型の企業
  • 来店型の店舗

ターゲットを絞ったチラシやDMで「新規オープン」「セール」などの情報を発信し、Webサイトへ誘導しましょう。

④SNS×Webサイト

出典:ヒロインメイク

SNSで情報発信をしてWebサイトへ誘導して、商品の購入やサービスの契約に繋げる手法です。

メリット
  • 商品やサービスを無料でPRできる
  • 認知度が高まる
  • 商品やサービスのファンが増える

主なSNSの特徴をチェックしておきましょう。

SNSの種類 特徴 最適な業種
Facebook
  • 高年齢者やビジネスに利用している人が多い
  • 実名登録のリアルな繋がりが強く、じわじわと情報が拡散される
医療関係、エステ、学習塾、結婚相談所など
Twitter
  • 全世界で多くのユーザーが利用している
  • 写真や動画を添えた投稿も可能 拡散力に長けている
ゲーム、アニメ、占い、映画など
Instagram
  • 若い女性を中心に
  • モデルや芸能人も利用している
  • 気軽に投稿できる
飲食店、旅行代理店、ネイルサロン、ヘアサロンなど

SNSによりユーザーとの接触機会が増えて、新規顧客の獲得に繋がります。

クロスメディア広告×成功事例を参考にメディアを組み合わせよう!

成功するクロスメディア広告には、3つの共通点があります。

  1. ゴールが明確である
  2. ユーザーの導線を理解している
  3. コンテンツに訴求力がある

サントリー「角ハイボール」や妖怪ウォッチは、これらすべての条件をクリアしたクロスメディア広告のお手本といえるでしょう。

一方、失敗するクロスメディア広告には2つの共通点があります。

  1. ゴールが不明確である
  2. メディアの選択が不適切である

最終的な目的は何かを明らかにしていないと、ユーザーの選定はもちろん、訴求力のあるコンテンツを制作することもできません。

「どちらでもいい」といった曖昧な気持ちでメディアを組み合わせるのではなく、「これしかない!」と選ぶべき理由を明確にしてからメディアを組み合わせることが、効果を最大限に引き出すポイントです。

クロスメディア広告の成功事例を参考に、最適なメディアを選択しましょう。