「D2C事業を立ちあげたが、なかなか集客が伸びない」
「D2C事業を始める前に、集客手法を知っておきたい」
D2C事業を立ちあげた、または立ちあげようとしている方の中には、集客手法について気になっている方もいるのではないでしょうか。
D2C事業の集客は、オンライン広告が使われることも多いです。
しかし、オフライン広告であるチラシも、他の広告では得られない効果が期待できます。
今回は、D2C事業で集客する上でチラシも効果的である理由と、他の集客手法とコツについて解説します。
なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
詳しく知りたい方はぜひ「通販広告の出稿マニュアル」バナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。
目次
D2C事業の成功のカギはチラシなど広告を使った「集客」
D2C事業を成功させるためには集客力を持つことが重要です。
理由は、現代のグローバル化と消費者ニーズが変化し続けていることにあります。
日本は国際関係が友好化し、人やものが自由に国境を超えるようになりました。
また、インターネットの発展に伴い、物理的な距離があってもビジネス展開ができるようになったことでライバルが増加したため、集客力が重要になったのです。
消費者のニーズは、より時間が短縮できるもの・SDGsを意識したものなどさまざまあり、日々変化し続けています。
今は、ニーズを把握して商品を開発・販売していかないと生き残れません。
ニーズを把握するには顧客を集める必要があるため、集客力が重要になっています。
そして重要となっている集客力を高めるためには、広告が必要です。
折込チラシや新聞などの紙媒体や、リスティング広告などのWeb広告など、さまざまな広告を使って集客力をつけることで、D2C事業は成功に近づくでしょう。
D2C事業で集客するにはチラシも視野に!
折込チラシとは、新聞と一緒に折り込まれるチラシのことを指します。
近年D2C事業で集客する場合、Web広告やSNS広告などオンライン広告を使うことが多いです。
しかし、折込チラシには折込チラシ特有のメリットがあり、他の媒体では見られないメリットがあります。
ミドル・シニア層に効果が期待できる
折込チラシは、主婦・ミドル・シニア層に向いている広告です。
そもそも紙媒体は、ミドルやシニアにはなじみ深いもの。
加えて折込チラシは新聞と同封されているもので、ミドルやシニアは新聞を購読している確率が高いため、効果が期待できます。
また、40代以上の主婦であれば、新聞を購読している可能性が高い上に新聞をじっくり見る機会も多めです。
主婦・ミドル・シニア層をターゲットにした商品を扱っているD2C事業であれば、効果が期待できるでしょう。
特定のエリアに集客が図れる
チラシは配布エリアを限定できるため、地域性に特化したマーケティングが可能です。
Web広告やSNS広告などオンライン広告は、性別や年齢などは限定できても、エリアを限定しての配信は難しいです。
地域密着型のD2C事業であれば、エリアを限定して配布できるチラシを活用することで、決まった範囲の中で集客が図れるでしょう。
地域に根差したマーケティングをおこない、集客をしたい場合におすすめです。
ただ、チラシを配布するにはエリアだけでなく曜日も重要です。
「折込チラシの効果が高いのは何曜日?配布する曜日の選び方」で、配布する曜日について解説しているため、ぜひご覧ください。
保存性が高いため、配布当日~配布数日後に影響が出やすい
チラシは保存性の高い新聞と一緒に配布されるため、一定期間手元に残りやすいのが特徴です。
配布日当日だけでなく、数日後にまたチラシを見て、結果的に反響につながる可能性があります。
また、チラシは家族に共有できます。
家族にチラシを見せて一緒に相談して買うか決められるため、消費行動につながりやすいのも大きなメリットでしょう。
さらにチラシのデザインもよければ、より消費行動につなげられます。
売れる通販チラシの作り方については「売れる通販チラシの作り方!無料デザインプレートの活用」を参考にしてみてください。
D2C事業でチラシ以外に集客できる広告とは?
D2C事業成功のために効果的なのは、チラシ以外にもあります。
- 新聞広告
- 雑誌広告
- リスティング広告
- SNS広告
ひとつずつ特徴を解説しましょう。
新聞広告
新聞広告とは、新聞の紙面に掲載されている広告のことです。
新聞は社会的信頼性が高いため、広告を出すことで信ぴょう性が高まります。
読者に広告内容を受け入れてもらいやすくなるでしょう。
通販は実店舗での買い物と違って担当者や商品を直接目にしないからこそ、読者からの信用はとても重要といえます。
新聞の読者はミドルやシニア層が多く、基本的に定期購読です。
ミドルやシニア層を狙った商品を扱っているのであれば、効果が期待できるでしょう。
より効果を高めるには「新聞広告デザインは誠実さやインパクトでユーザーをつかむ!」を参考にデザインを考えてみてください。
雑誌広告
雑誌の一部の枠を購入し、通販の広告を出稿できます。
雑誌は、読もうと思ったら購入しなくてはいけません。
他の媒体と違って、お金を払わないと欲しい情報を得られないことが大きなポイントです。
雑誌に載っている情報に対してお金を払ってでも見たいと思っているため、関連する商品に対しても興味を持ちやすいといえます。
化粧品なら美容系の雑誌、釣り道具なら釣り専門誌など、ジャンルをある程度絞って広告を出せば効果が得られる可能性があるでしょう。
もし出稿をお考えなのであれば、ぜひ「雑誌広告の種類は?サイズや掲載までの流れを紹介!」で、雑誌広告の種類や出稿までの流れについてご確認ください。
リスティング広告
リスティング広告は、GoogleやYahoo!JAPANなどで検索したキーワードに関連する広告が表示されるシステムになっています。
検索結果の一番上に表示されるため、アクセス数の伸ばしやすさが大きな特徴です。
興味や関心がある・高い購買意欲を持っているユーザーに出るという特性上、集客や売上に結びつきやすく、大きな成果を得られる可能性があります。
ただ、人気のキーワードであるほど広告にかかる単価があがります。
人気のキーワードを設定する場合は、費用に注視しなくてはいけません。
また、画像が使用できず文字だけの広告のため、視覚的な訴求が不可能です。
ユーザーが興味を示すキーワードの選定や紹介文が重要となるでしょう。
SNS広告
SNS広告とは、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSに配信する広告のことです。
他の投稿と一体になって自然とタイムラインに現れるため、広告が嫌いなユーザーにも訴求できます。
ただ、各SNSによって利用者の層が異なるため、SNSの選び方には注意が必要です。
Facebookは、ビジネス関係でのつながりを求める人が多いため、ビジネスカラーが強い商品を扱っているD2C企業に最適でしょう。
Twitterは情報の拡散力が強いため、知名度をあげて集客したい場合に適しています。
Instagramは写真がメインのSNSであるため、コスメ・美容・衣類などデザインや見た目をアピールしたい商品を扱っている場合におすすめです。
集客率をあげる方法は「通販で集客率を上げる方法は?集客を支援する具体策を解説!」でも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
D2C事業で顧客を作るための3つのコツ
D2C事業を立ちあげる前や立ちあげたばかりの頃は、多くの人に自社のブランドや商品を知ってもらえるような対策をとることが重要です。
ブランドや商品が認知され、購入したいと思ってもらえるようになるには、段階的に顧客作りをおこなわなくてはいけません。
①発信のタイミングを考える
D2C事業で広告を発信するタイミングは、主に以下の3つです。
- D2Cブランドを作っているとき
- D2Cブランド立ちあげ前
- D2Cブランド立ちあげ後
D2Cを作っている時点での広告発信は「○○なコンセプトで作っている」といったように、発信先の人々をワクワクさせる内容で発信します。
立ちあげ前では、最初に興味を示してくれた顧客に対して「〇〇を販売します!皆で盛りあがりましょう!」といったように、お店に呼び込むイメージで発信するのがベストです。
最初よりももっとワクワクさせることを意識して発信するといいでしょう。
立ちあげ後は、顧客に対して感謝を伝える内容で配信します。
「選んでくれてありがとうございます」「多くの支持をいただいています」といった感謝の言葉は、顧客が安心感や期待感を抱きます。
「ああ、買ってよかったな」「また利用してみよう」といった気持ちになってもらうのが狙いです。
さらに、購入していない顧客に対しても「私も買ってみようかな」と、期待感を持たせられます。
②ターゲティングと広告の選定を考える
集客するための発信には、ターゲティングが重要です。
性別やエリアなど限定的にではなく、性別・年齢・仕事・エリアなど細かく考えましょう。
ターゲティングができたら、ターゲットとつながるための広告を決めます。
中には「最近はSNSが主流だから、SNSを頑張れば顧客が増える」と考える企業もありますが、例えばターゲットがあまりSNSをしないミドルやシニア層であれば意味がありません。
重要なのは、ターゲットにとってどの媒体が一番読みやすいかを考えることです。
媒体は、新聞広告や折込チラシなどの紙広告、TwitterやInstagramなどのSNSなどさまざまあります。
多く存在する媒体の中から、ターゲットが自社ブランドを知れる一番の方法を考えながら選定しましょう。
③発信を継続する
顧客を作るには、発信するだけでなく発信を続けることも重要となります。
D2C事業を成長させるには、長く自社ブランドを利用してくれる顧客の存在が必要不可欠です。
D2C事業を立ちあげる前、立ちあげた後、そして立ちあげた後も新商品の情報やキャンペーン情報の発信などをし続けましょう。
「継続は力なり」という言葉の意味の通り、コツコツとした努力をおこなえば結果はついてきます。
発信を継続することでD2C事業は売上が拡大し、認知度もあがり、結果的に成長していくでしょう。
D2C事業で成功するためにはチラシなど広告を使おう!
D2C事業で成功するためには、集客力を強める・高めることが重要です。
そして、集客力をあげるには広告の活用が欠かせません。
チラシは、ターゲットの年齢層によっては最適な集客手法です。
地域密着型のD2Cであれば、より効果が期待できるでしょう。
ただ、D2C事業の集客手法はさまざまあります。
どういった層を集めたいのか、どのような人にこれからもずっと楽しんでもらいたいのかを考えて、活用する広告を選ぶようにしましょう。
なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
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