EC広告は紙媒体がベスト!成功事例から学ぶ集客のポイントとは?

EC広告の代表といえば、インターネット広告をイメージするのではないでしょうか。

しかし、インターネット広告の競争が激しくなったいま、オフラインである紙媒体の広告に再び注目が集まっています。

そこで今回は、紙媒体を活用したEC広告の成功事例を参考に、集客のポイントを詳しく解説します!

EC広告の基本となるメリットをしっかり見直して、自社にぴったりの広告を出稿しましょう。

なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。

詳しく知りたい方はぜひ「通販広告の出稿マニュアル」バナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。

成功するEC広告と失敗するEC広告の違い

同じような商品やサービスを扱うECサイトでも、広告の出し方によって集客力は大きく異なります。

  • 成功するEC広告
  • 失敗するEC広告

ここでは、両者の違いについて詳しく説明します。

成功するEC広告

成功するEC広告には、以下のような特徴があります。

  • ターゲットの設定がうまくできている
  • クロスメディア戦略を立てている
  • 広告費をうまく運用している

細かなターゲティングは、EC広告に欠かせません。

  • 年齢
  • 性別
  • 地域
  • 興味・関心
  • キーワード
  • 曜日・時間帯 など

クロスメディア戦略を立てると、各媒体のデメリットをカバーできるのでおすすめです。

クロスメディア戦略に関しては、こちらの記事をご確認ください。
>>クロスメディア戦略のメリットや重要性は?具体的な成功事例も紹介

商品やサービスに最適な広告を活用して、集客力をアップしましょう。

  • 新聞広告
  • 雑誌広告
  • フリーペーパー
  • 折込チラシ
  • ポスティング
  • DM

主な紙媒体の特長に関して、こちらの記事でも紹介しています。
>>紙媒体が根強く残る理由!広告の種類と活用法を徹底解説

失敗するEC広告

失敗するEC広告には、以下のような特徴があります。

  • ターゲットの設定がうまくできていない
  • 広告の戦略を立てていない
  • 1つの広告媒体を利用している

ターゲットの設定ができていないと、アプローチの方法が定まりません。

オフライン広告にも、それぞれターゲットがあります。

オフライン広告ターゲット
テレビ広告
  • 40~50代の主婦層
  • 60~70代のシニア層
新聞広告
  • シニア層
雑誌広告
  • 雑誌によって異なる
ラジオ広告
  • 30代以上の男女
会員誌広告
  • 会員誌によって異なる
交通広告
  • 通勤・通学者
    ※駅や路線により居住層は異なる
フリーペーパー
  • 読者によって異なる

オフライン広告のメリットに関しては、こちらもご確認ください。
>>通販で集客率を上げる方法は?集客を支援する具体策を解説!

EC広告での失敗を回避するポイントは、商品やサービスに最適なターゲットの設定です。

自社で広告の予算配分や媒体選びが難しいときは、広告代理店に依頼してみてはいかがですか?

紙媒体の代理店選びに関しては、こちらでも解説しています。
>>紙媒体の広告代理店を選ぶポイントは?おすすめの代理店7社

紙媒体のEC広告が見直されている

紙媒体の広告が再び脚光を浴びている理由は、大きく分けて2つあります。

①インターネット広告に対するマイナス評価
  • 頻繁に送られてくるメールマガジンやプッシュ通知が煩わしい
  • 広告の表示がしつこい
  • 広告だとわからずにクリックしてしまうことがある など
②紙媒体広告に対するプラス評価
  • 信頼性がある
  • 開封率が高い
  • 保存されやすい
  • 質感で表情を変えられる など

出典:日本インタラクティブ広告協会(JIAA)「2019年インターネット広告に関するユーザー意識調査」

日本インタラクティブ広告協会(JIAA)がおこなった「2019年インターネット広告に関するユーザー意識調査」では、より具体的にインターネット広告に対する嫌悪感の理由が明らかになりました。

  • 何度も表示される
  • 記事の合間に表示される
  • 自分が見た企業や商品の広告ばかり出る
  • 違う端末でも同じ広告が表示される など

インターネット広告は、ターゲットを絞り込んだ表示が可能ですが、優良顧客になればなるほど、嫌悪感が強まる傾向があります。

こうした理由から、紙媒体の広告への期待が高まっています。

紙媒体のEC広告でも効果測定できる!

紙媒体の広告でも、特徴をしっかり押さえていれば効果測定が可能です。

ここでは、EC広告における紙媒体の効果測定について詳しく解説します。

配布日の前後でアクセス数と売上高を比較する

DMやカタログなど紙媒体の広告は、配布する日の前後2週間程度のデータを比較しましょう。

  • ECサイトのアクセス数
  • 売上高

どのくらい数値に変化があったのかチェックすれば、広告の効果を測定できます。

ただし、他の販促キャンペーンの時期と被らないよう注意しましょう。

DMやカタログ以外に、ECサイトのアクセス数や売上高を左右する要因があると、正しい数値を測定できなくなってしまいます。

専用のクーポン券を配布する

紙媒体の広告は、以下のようなクーポン券を付けると効果を測定できます。

  • クーポンを制作するポイント
  • DMやカタログなどの紙媒体に最適
  • クーポンコードを記載した専用のクーポン券を付ける
  • 「500円オフ」「800円オフ」など、直感的にお得感が伝わる内容にする

クーポンコードを利用したECサイトの購入者は、DMやカタログを見たこと明らかになります。

ターゲットの直感に訴えかけるインパクトのあるデザインを心がけましょう。

インパクトのあるチラシ作りに関しては、こちらも参考にしてください。
>>売れるキャッチコピーでインパクトのあるチラシを作る3つの方法

DMやカタログ専用のランディングページを準備する

通常のECサイトとは別に、専用のランディングページを用意すると、紙媒体の効果を測定できます。

ランディングページ(Landing Page)とは、広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。

紙媒体の広告に専用ランディングページのURLを記載しましょう。

  • サンプル申し込みフォームはこちら
  • QRコード など

ランディングページへのアクセス者は、広告を見てくれた人であることがわかります。

2つのサイトを準備する必要があるので、少し手間がかかるかもしれません。

社内にデザイナーやウェブ制作者を抱えている企業は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

QRコードの飛び先URLに「計測用パラメータ」を付ける

広告に記載したQRコードに計測用のパラメータを付けると、効果を測定できます。

計測用パラメータの制作は簡単です。

①Googleアナリティクスを使ってURLを作成する

Google社が提供するアクセス解析ツ―ル「Googleアナリティクス」を使って、パラメータを設定したURLを作成します。

参考:URLにパラメータを設定する方法とGoogleアナリティクスでの分析方法

②QRコードを作成する

パラメータを設定したURLを貼り付けて、QRコードを作成します。

③紙媒体に配置する

チラシやフリーペーパーなど、紙媒体の広告に配置します。
媒体ごとに別のQRコードを掲載することもできます。

計測用バラメーターを利用するメリットは、以下の通りです。

  • どの媒体が1番見られたのかわかる
  • ユーザーの行動を把握できる(電話をした/商品を購入したなど)

EC広告の事例から学ぶ成功のポイント4つ

EC広告を制作するポイントは、さまざまです。

ここではEC広告の成功事例を参考に、反響をアップさせるコツを紹介します。

①ECサイトへの導線を意識したアプローチ

出典:宝島チャンネル

自社ECサイト「宝島チャンネル」を運営する宝島社では、紙媒体からの集客を強化し、新たな顧客を獲得しています。

具体策
  • ECサイトに遷移するQRコード/フリーダイヤルを記載
  • コールセンターを設置して電話受注をスタート

雑誌や新聞の広告を見たユーザーを、ECサイトやコールセンターへスムーズに誘導することで売上が向上しました。

その理由は、商品やサービスのターゲットがシニア層や富裕層だったからです。

媒体選びをする際は、ターゲットに最適なアプローチを検討しましょう。

今後はさまざまなメリットのある「メーカー直販」にも力を入れてく予定です。

  • 価格競争が起こりにくい
  • ターゲットを限定しやすい
  • マーケティングの柔軟性が高い

②カート落ちDMの送付

出典:ディノス

通信販売ブランド「ディノス」とカタログ通販「セシール(cecile)」では、ECと紙媒体をリアルタイムで連携させた「カート落ちDM」を実施しています。

具体策
  • ECサイトで商品の購入を検討したけれど決済まで至らなかったユーザーに対して、最短24時間内にオンデマンドデジタルプリントで「DM」や「小冊子DM」を印刷・発送

DMを送らなかったユーザーに比べて、コンバーション率が20%増加しました。

コンバーションとは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のこと。

ここでは、商品の購入まで至るケースを指します。
ユーザーへ迅速なアプローチが可能な「カート落ちDM」は、ECの売上アップに欠かせない手法のひとつといえるでしょう。

③シンプルな情報発信

出典:過去受賞作品(日本郵政グループ)

過去一年間に企業から実際に発送されたダイレクトメール(DM)を全国から募り、優れた作品を表彰する「第33回全日本DM大賞」で銀賞を受賞した金沢市の飲食店「味一番」。

「夏こそ! かつ丼!!」のシンプルなキャッチコピーと、美味しそうなかつ丼の写真が印象的なDMです。

具体策
  • シンプルなキャッチコピー
  • わかりやすい割引クーポン

シンプルなのは、キャッチコピーとイメージ写真だけではありません。

割引クーポンも非常にわかりやすいと高評価でした。

  • 1回目 200円引き
  • 2回目 100円引き
  • 3回目 300円引き

ユーザーが何度も通いたくなる割引額の設定にも注目です。

④ユーザーの好奇心を刺激するキャッチコピー

出典:株式会社人間

高野山大学は、秘密の仏教「密教」の思想を学べる大学。

そこで大学の特徴を生かして、すべてが秘密のオープンキャンパス「SECRET CAMPUS(シークレットキャンパス)」を実施しました。

具体策
  1. シークレットキャンパスの案内状として、高校生を対象に片面が真っ黒なDMを送付
  2. 謎だらけの特設サイトを開設

真っ黒なDMは何も書かれていないように見えます。
しかし、フラッシュを使用して撮影するとシークレットキャンパスにつながるオリジナル曼荼羅(まんだら)が出現する仕掛け付きです。

ユーザーの好奇心を刺激するキャッチコピーと案内状はもちろん、特設サイトも秘密だらけのオープンキャンパスは、さまざまなメディアに取り上げられるほど大きな反響を得ました。

EC広告を発信するメリット

ECサイトの広告を発信するメリットは、売上の向上だけではありません。

ここでは、ユーザーに情報を届けるメリットについて解説します。

商品やサービスへの理解が深まる

広告の出稿によって、商品やサービスへの理解度が高まります。

ターゲットに対して必要な情報を届けましょう。

理解度を深めるメリット
  • ユーザーの悩みを解消する
  • 他の商品やサービスと比較ができる など

商品やサービスへの理解が深まると、ユーザーは納得して購入・契約できます。

ユーザーをファン化できる

EC広告の発信は、ユーザーのファン化につながります。

  1. 興味・関心がある
  2. 商品やサービスへの理解が深まる
  3. 購入・契約する
  4. 商品やサービスを好きになる

ユーザーをファン化できると、口コミなどにより情報が拡散されます。

安定した売上アップに向けて、既存ユーザーのファン化を心がけてみてはいかがですか?

成功事例を参考にECサイトの広告を出稿しよう!

この記事では、紙媒体を活用したEC広告の成功事例を参考に、集客のポイントを詳しく解説しました。

成功するEC広告失敗するEC広告
  • ターゲットの設定がうまくできている
  • クロスメディア戦略を立てている
  • 広告費をうまく運用している
  • ターゲットの設定がうまくできていない
  • 広告の戦略を立てていない
  • 1つの広告媒体を利用している

EC広告の事例から学ぶ成功のポイントは4つです。

  1. ECサイトへの導線を意識したアプローチ
  2. カート落ちDMの送付
  3. シンプルな情報発信
  4. ユーザーの好奇心を刺激するキャッチコピー

EC広告の基本をしっかり見直して、自社にぴったりの広告を出稿してみてはいかがですか?

なお弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。

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