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QRコード広告のアクセス率は高い?メリットと活用ポイントを解説!

チラシやDMでよく見るQRコードは、Webサイトへ誘導したり、メールアドレスの登録を促したりするときに使われます。

しかし「広告にQRコードを載せることでアクセス率は上がるのか?」「QRコードのメリットって何があるの?」という疑問を持たれるのではないでしょうか。

この記事では、以下について解説します。

  • QRコード広告のメリット
  • 広告に活用する上での注意点
  • QRコード活用例

QRコードの導入を検討されている方は、ぜひ参考に読みすすめてみてください。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

広告でもよく見るQRコードとは?

QRコードとは、高速読み取りが可能な2次元コードのことです。

「Quick Response」の頭文字から名付けられ、素早く反応できるという意味があります。

1994年にデンソーウェーブ社が開発した日本発の技術で、縦・横両方向でデータを表現するため、従来のバーコードと比較して約200倍近いデータ量を扱えるのが特徴です。

広告に印字されWebサイトへの誘導に使われることが多くありますが、電子決済サービスや工場での部品管理など幅広く活用されています。

QRコード付き広告のアクセス率は約40%

一般社団法人日本ダイレクトメール協会が、首都圏在住20代〜50代の男女200名を対象に実施したDMメディア実態調査2020によると、QRコード付きDMを受け取った場合のアクセス率は全体で約40%でした。

下のアンケート結果をご覧ください。

WebアクセスDMの受取り・アクセス経験

参考:DMメディア実態調査2020 17ページ抜粋(一般社団法人日本ダイレクトメール協会)

全体的にアクセス率は男性の方が高く、40代男性で56%と半数を超えて最も高い結果です。

DMを受け取った後の行動喚起率は15%程度というDMメディア実態調査2020の結果を踏まえると、QRコードのアクセス率は高いと言えます。

これまで広告やDMにQRコードを載せていなかった場合は、検討してみるとよいでしょう。

QRコード付き広告のメリット

QRコードを載せた広告には、読みやすくなったり反響率が上がったりといったメリットがあります。

文字ばかりが並んだ広告やDMは反射的に読みづらいと感じさせてしまいますが、イラストやQRコードが入ることで適度にスペースがうまれ読みやすくなるためです。

他のメリットについても詳しく説明します。

DMの反響率アップにつながる

広告にQRコードがあることで、DMの反響率アップにつながります。

QRコードは、カメラ機能で読み込むだけで簡単にWebアクセスやメール登録が可能なので、気軽に「アクセスしてみよう」と思ってもらえるのが強みです。

トッパンフォームズ株式会社が、全国の20歳以上男女2000人を対象に実施したDM に関する生活者調査 (2020年度)の結果をご覧ください。

単位:%

参考:DM に関する生活者調査 (2020年度)9ページ(トッパンフォームズ株式会社)

QRコードによるアクセス率が右肩上がりであることに対し、URL手入力と検索キーワードによるアクセスは減少しています。

長くて入力が面倒だったり、目的のページにたどり着くまでの手間がかかったりといった負担を取り除いたQRコードが近年の主流となりつつあるという結果でした。

メール登録が簡単でクロスメディア戦略につなげられる

ターゲットのメールアドレスも、QRコードなら簡単に登録してもらうことが可能です。

メールアドレスはURLと同じように長いため、手入力では途中で離脱してしまうことがよくあります。

よほど関心を持たない限り、アドレスを打ち込んで登録するという作業は手間になりますよね。

しかしQRコードならカメラで読み込むだけなので簡単です。

メールアドレスを取得することでメルマガによるクロスメディア戦略につなげることができ、更に集客や販促を狙うことができます。

クロスメディアについては以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。
>>クロスメディア広告とは?メリットと効果的なポイントを解説!

QRコードのアクセス解析で興味・関心を分析できる

QRコード作成の際に、アクセス解析を設定することで次の統計情報をリアルタイムで確認することができます。

  • 読み取り回数
  • ユニークユーザー数
  • 読み取り場所

この機能をマーケティングに活用した例として、スターバックスが実施した「コーヒーブレンドの人気投票」というものがあります。

店頭にQRコードを設置して好きなブレンドのQRコードを読み取ることで、投票が完了する仕組みを構築。
顧客の興味や関心の分析・集計に成功しました。

QRコードを広告に活用する際の注意点

QRコードにはさまざまなメリットがありますが、使用するには気をつけるべきことがあります。

どのような点に注意すべきなのか見ていきましょう。

QRコードの大きさは約1.5cm以上にする

QRコードの最小サイズは、現在の一般的なレーザープリンターで3.57mm程度とされていますが、印刷するときは一辺1.5〜2cm程度の大きさを推奨しています。

小さすぎても大きすぎても、印刷時にコードがつぶれたり、スキャナーの読み取り能力を超えてしまったりして読み取れない場合があるためです。

データの量により違いますが、一辺1.5cm位が多くの事例でバランスがとれるとされていますので、留意しておきましょう。

参考:FAQ:QRコードの最小サイズ/最大サイズは?(株式会社デンソーウェーブ)
参考:FAQ:印刷について(QRのススメ)

広告に載せる情報はまとめて1つのQRコードにする

商品詳細ページやSNS登録など、伝えたい情報が複数ある場合はまとめて1つのQRコードにして作成しましょう。

QRコードは、周りに4セル分以上のマージンが必要です。

マージン(余白)の確保

出典:コード領域を確定するためのポイント(QRコードドットコム)

そのためQRコードの間隔をあけずに複数並べて印字すると、読み取りエラーになることがあります。

情報ごとにQRコードを分けて作成する場合は、間隔を十分にあけるようにしましょう。

作成したQRコードは必ず読み込みチェックする

作成したQRコードが読み取れるかどうか、必ずチェックするようにしましょう。
せっかくQRコードを載せてもチェックをおこたってしまうと、エラーがあっても気づくことができません。

読み取りエラーの例としては以下のようなものがあります。
もしも読み取れなかった場合は改善しましょう。

QRコードの状態 原因
画像加工ソフトなどで拡大・縮小した セルが歪んでいる
周囲に文字や絵が配置されている QRコード作成に必要なマージン(余白)が確保されていない

「QRコード」など商標登録に注意する

以下の名称は株式会社デンソーウェーブの登録商標なので、名称を商用利用する場合は事前にデンソーウェーブに相談をする必要があります。

  • QRコード
  • iQRコード
  • SQRC
  • フレームQR

商用利用しない場合でも、Webサイトで使用する際は登録商標文の記載が必要になります。
QRコードの画像のみを使用する場合は不要です。

登録商標文の記載を避けたい場合は、「Webはこちら」「お申し込みはこちら」などと表記するようにしましょう。

参考:QRコードの知的財産権について(株式会社デンソーウェーブ)

QRコードの広告での活用例

QRコードを効果的に活用している広告の事例を紹介します。
よりアクセスしてもらうためにどのような工夫をしているのか、参考にご覧ください。

不動産の広告からリビングやキッチンのQR動画で来店を誘導

不動産の広告に物件の詳細情報を動画配信したものを、QRコードで掲載しました。

出典:QR販促動画 【不動産編】(株式会社コストカット.CC)

広告では間取りや立地などの具体的な情報を記載し、写真では伝わりづらいリビングやキッチンの様子を動画で見てもらうことで、自分たちが住む家としてイメージしやすくする効果が望めます。

ハウスメーカー必見!心をつかむチラシの作り方を徹底解説」記事でも不動産広告について解説しています。

広告で心をつかみ、来店を誘導しましょう。

目を引く「デザインQRコード」を活用して広告からWebサイトへ誘導

見てもらえる広告を作成するポイントのひとつは、目を引くインパクトのあるデザインを作成することです。

QRコードを広告デザインの一部として組み込むことができるように、QRコードにもデザイン性を持たせましょう。

白黒のイメージを覆す新しいQRです。通常のQRと比べデザイン性が格段に高くなるのでアクセスされる確率が上がります 実際にフリーペーパーで使用された例では使用率が約6倍になりました。

出典:デザインQR(株式会社久栄社)

デザイン性に優れたQRコードを作成することで、実際に広告のアクセス率が上がった事例もあります。

QRコード作成サイト3選

QRコードの作成は、仕様が公開されているので作成できるWebサイトがあります。
ブラウザー上で作成できるシンプルなものから、ツールを使用した多機能なものまであり、多くは無料で利用できます。

目的にあったサービスを選んで活用できるよう、ここでは3つのサイトをご紹介しますので参考にしてみてください。

①クルクルマネージャー

出典:クルクルマネージャー(株式会社デンソーウェーブ)

株式会社デンソーウェーブ公式のQRコードメーカー。
QRコード作成から効果測定まで、すべて無料で利用できるサービスです。

他には、QRコードで簡単にWi-Fi接続できる「クルクルWi-Fi」や販促情報の配信サービス「クルクルチャンネル」といったサービスも提供しています。

②QRコード&シールビルダー

出典:QRコード&シールビルダー(あさひ高速印刷株式会社)

あさひ高速印刷株式会社が公開している、QRコード作成とシール印刷のツールです。

任意のテキストを入力する他、CSVファイルを利用して複数のデータを一度に処理できたり、連番作成できたりと多機能なツールです。

完全に無料ではないので、ご注意ください。

有料の機能やサービスについては、以下の表にまとめていますのでご参照ください。

QRコードダウンロード QRコードシール
印刷データダウンロード
QRコードシール印刷
無料 100個まで

  • JPG
  • PNG
  • 透過PNG
有料 101個以上
401円〜

  • JPG
  • PNG
  • 透過PNG
1シート
101円〜

  • PDFダウンロード
  • A4サイズ
1シート
953円〜

  • A4サイズ
  • 上質紙・アート紙・ユポ紙
  • 普通のり・強粘着再剥離

③QRのススメ

出典:QRのススメ(株式会社インフォリオ)

ブラウザー上でQRコードを無料で作成できるサイトです。
QRコードの動作タイプは12種類以上と多機能でありながら、商用利用も無制限・無期限で可能です。

テレビやニュースサイトなどのメディアでも紹介されているサービスなので安心して利用できます。

QRコード付き広告のメリットをいかして上手に活用しよう

QRコード付き広告は、アクセス率が高く広告やDMの反響率を上げることができます。

QRコードの作成時には読み込みチェックするなど多少の手間や注意点はありますが、現時点で大きなデメリットは見受けられません。

運用に特別なスキルを必要とせず、無料で利用できる場合が多いので積極的に広告へ活用しましょう。