ティッシュに商品の広告を入れることで宣伝できるティッシュ広告。
駅周辺や信号、交差点などで配られているのを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?
ティッシュ広告は費用対効果が高い上に、商品のターゲットに絞って渡せるなど様々な魅力がある媒体です。
今回の記事では、ティッシュ広告を検討する際に気になる費用について解説します。
大きさ別の費用や節約方法などを深堀りするので、ティッシュ広告の費用について気になる方はぜひ最後までご覧くださいね。
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目次
ティッシュ広告を作る費用の内訳は4つ
ティッシュ広告の内訳や計算方法を解説します。
- ティッシュ1個の製作費
- ティッシュを配るための製作費
- 道路許可証の申請料
- ティッシュ広告の費用に関する計算式
ティッシュ広告を検討している方は、まずは予算内で実行できそうかを確認してみてください。
①ティッシュ1個の製作費
ティッシュ広告を作る費用の目安は1つ10円前後ですが、依頼数などによって変動します。
基本的にティッシュ広告は以下の2種類です。
- 紙で作った広告を入れる
- ティッシュを包むビニールに印刷する
紙で作った広告の方が安く、紙とビニールの両方を使用することもありますが費用が多くかかります。
またティッシュの枚数や質を選べる場合もあるため、宣伝する広告や企業イメージに合わせて選ぶと良いでしょう。
ティッシュ広告といっても種類が豊富なため、予算などに応じて選んでいくことになります。
②ティッシュを配るための人件費
ティッシュ広告の配布に伴う人件費はティッシュ1つあたり10円前後。
1,000個依頼する場合は10,000円、10,000個依頼する場合は100,000円になります。
アルバイトの時給で換算すると1,000円前後になることが多いです。
細かい相場は地域によりばらつきがあるため、地域の業者の料金を確認しておくと安心です。
③道路許可証の申請料
地域により異なりますが、道路許可証の申請料は2,500円前後です。
道路でティッシュ配りをする際には、道路許可証が必要になるため、事前に申請しましょう。
もし道路許可証がないままティッシュ広告を配ってしまうと、道路交通法の違反になるため注意してください。
道路許可書は、各都道府県の警察署が窓口になっているので、基本的には平日に対応してくれます。
また駅の構内で配布する場合には、駅を管理している鉄道会社に申し出る必要があります。
配布する場所を管理している人からの許可が必要になるため、事前の準備を忘れないようにしましょう。
④ティッシュ広告の費用に関する
ティッシュ広告の費用に関する計算式は以下の通りです。
費用=ティッシュ制作の単価×個数+ティッシュ配布の単価×個数+道路許可証の申請料
計算式に以下の数字を当てはめて計算すると102,500円になります。
- ティッシュ制作の単価 10円
- ティッシュ配布の単価 10円
- 制作、配布個数 5,000個
- 道路許可証の申請料 2,500円
ティッシュ広告の反応率は0.1%程度です。
5,000個を配ると5人の反応が得られると仮定すると、5人で合計102,500円以上の利益が出る商品を売ることができると、黒字になる計算です。
ティッシュ広告にかかる費用から逆算して、いくらで制作すれば黒字になるのかを計算してみてくださいね。
ティッシュ広告はサイズで費用が変わる
ティッシュ広告には複数の種類があり、種類によって費用が異なります。
ティッシュのサイズは大きく分けると、一般的なイメージがある「レギュラーサイズ」と正方形に近い「スクエアサイズ」があります。
またティッシュ広告も2種類あり、それぞれのティッシュサイズに近い「ラベルサイズ」と「折りたたみサイズ」になります。
ティッシュ広告の種類は、ティッシュと広告のサイズを合わせて、全部で4種類あります。
- レギュラーサイズ×ラベルタイプ
- レギュラーサイズ×折りたたみタイプ
- スクエアサイズ×ラベルタイプ
- スクエアサイズ×折りたたみタイプ
費用や掲載する情報量、イメージしている広告のデザインを考慮して選んでいきましょう。
①レギュラーサイズ×ラベルタイプ
最も定番の72cm×103cm、レギュラーサイズのラベルタイプに関する費用は6〜12円前後です。
定番のサイズなので納品までのスピードが早いことも多く、急いで広告を出したい場合におすすめです。
値段もリーズナブルで取り入れやすいサイズになります。
サイズにこだわりの無い方はレギュラーサイズの広告を検討してみると良いでしょう。
②レギュラーサイズ×折りたたみタイプ
レギュラーサイズの折りたたみタイプの広告は210cm×296cmサイズで、費用は12〜18円。
広告のサイズが大きめであるため、より多くの情報を伝えられます。
地図を掲載したり、文字や写真を見やすくしたい場合に折りたたみタイプは相性が良いです。
ティッシュ自体は定番サイズなためコンパクトで持ち運びが便利で、市販のティッシュケースに入れやすいのも嬉しいポイント。
レギュラーサイズのティッシュでより多くの情報を伝えたい場合には、折りたたみタイプを検討してみてください。
③スクエアサイズ×ラベルタイプ
正方形に近いスクエアサイズのラベルタイプは97cm×103cm、費用は7〜13円前後。
レギュラーサイズで使用するラベルタイプの広告よりも多くの情報量を掲載できます。
広告を広げる手間がないため、ひと目で全ての情報を確認してもらいやすいです。
スクエアサイズはレギュラーサイズよりも縦が2cmほど長く、ティッシュのサイズがわずかに大きくなるため実用的で好まれることも。
④スクエアサイズ×折りたたみタイプ
スクエアサイズ折りたたみのラベルは197cm×103cmサイズで、費用は17〜26円前後。
広告のサイズは同じ折りたたみでもレギュラーサイズより小さめです。
縦が横の約2倍サイズであるため、縦長レイアウトでも商品の魅力を十分に伝えられます。
スクエアサイズの折りたたみタイプは広告費が最も高くなりがちですので、予算に余裕がある場合に検討してみてください。
ティッシュ広告の費用を節約する4つの方法
ティッシュ広告を利用する際、なるべく費用を抑えていきたいですよね。
そこで制作から配布にかけて、節約できる方法を4つお伝えします。
- 制作個数を増やして単価を下げる
- 社内のスタッフで配って人件費を減らす
- 広告デザインを自社で考える
- 配布するターゲットを絞って効率を上げる
1つ1つ深堀りしていきますのでぜひ参考にしてくださいね。
①制作個数を増やして単価を下げる
業者へ制作依頼する場合、発注個数を増やすと単価を下げられる場合があります。
発注時は大きな費用がかかるかもしれませんが、長期的にはトータルコストを節約できます。
例えば1,000部よりも10,000部の方が、1個あたりの単価が5〜6円安くなることも多いです。
節約を優先するならば「お得なキャンペーン」など使い回しができるような広告にすることで、長期的に使用でき安く発注できます。
②社内のスタッフで配って人件費を減らす
ティッシュ配りに伴う人件費を節約するなら、社内の人で配るというのもおすすめです。
ティッシュ広告を配るためのコツがあります。
素人の方が配る際には、特に以下の項目に気を付けてみてください。
- 笑顔で渡す
- サービスについて元気に声に出して渡す
- 腰を低くしして渡す
- 風邪や花粉症が流行しやすいなどティッシュを必要とする時期に配る
実際に配ってみた結果、ティッシュを受け取ってもらえない場合や、人手が足りない時には配布を専門とする業者へ依頼するのも良いでしょう。
ただしティッシュ広告を配る際の費用を減らしたい時には、社内の人で配るのがおすすめです。
③広告デザインを自社で考える
広告デザインを自社で考えることで、より費用を節約できます。
ティッシュ広告の型をインターネットで無料ダウンロードできるサイトもあるので、自社でも作成できます。
過去に使われた例を参考にしてオリジナルで考えてみたり、会社の雰囲気が伝わるようなデザインを考えたりするのも良いでしょう。
参考ですがプロに依頼する場合には、安ければ3,000円前後で引き受けてくれる企業もあります。
ティッシュ広告のデザインはその会社のイメージにもつながる大切な顔なので、予算と相談しながら納得できる方法を選んでください。
④配布するターゲットを絞って効率を上げる
ティッシュ広告のターゲットを明確にして、配る人を厳選することで少ない枚数でも多くの効果を得られます。
美容エステの広告であれば美意識の高そうな20〜50代の女性や、居酒屋の広告であればサラリーマンやOLがターゲットになると想定されます。
ティッシュ広告のターゲットになりそうな人たちが集まる駅や商店街、交差点など場所を戦略的に選んでいくとより効果的に配れるでしょう。
またターゲットが多い通勤や帰宅時間を選べば、配布時間が短縮されて人件費を削ることにもつながります。
限られたティッシュ広告で最大限の効果を得るためには、広告の内容が響やすい人を想定し、集まりやすい場所や時間帯を選んでみてください。
ティッシュ広告と他の広告媒体と費用に関する比較
ティッシュ広告は他の広告媒体と比較すると、費用対効果が高めです。
他にも、広告としてよく使用される媒体の単価と反応率を比較してみました。
依頼する会社によっても異なるので、参考程度にしてください。
媒体 | 単価 | 反応率 |
郵便広告 | 70円 | 0.5〜1% |
新聞折込 | 4円 | 0.01〜0.1% |
ティッシュ広告 | 10円 | 0.1% |
メール広告 | 10円 | 2〜3% |
郵便広告は費用が高い割りには反応率が低めであり、新聞折込は費用が低いですが反応率も低めです。
メール広告は比較的反応率が高く、10代〜50代のネットを頻繁に使用する人たちがターゲットになりやすくなります。
ティッシュ広告はインターネットを使用しない人に対しても情報を伝える手段として有効です。
ターゲットによって媒体を使い分けるのも良いでしょう。
またインターネット広告や新聞広告などとティッシュ広告を併用することで、目にしてもらえる機会を増やすことも効果的です。
費用対効果のより高い媒体であるインターネットなどを頻繁に使用しない世代に広めたい場合などに、ティッシュ広告は最適です。
まとめ:費用対効果の高いティッシュ広告を有効活用しよう
今回はティッシュ広告の費用や節約方法などについて解説しました。
ティッシュ広告ではレギュラーサイズのラベルタイプをはじめ全部で4種類あり、個数などによっても費用が異なります。
- レギュラーサイズ×ラベルタイプ
- レギュラーサイズ×折りたたみタイプ
- スクエアサイズ×ラベルタイプ
- スクエアサイズ×折りたたみタイプ
またデザインを自社でつくるのか、配布は依頼するのかによって費用も左右されます。
手間と費用を天秤にかけて決めるようにしましょう。
他の媒体と比較して費用対効果の高いティッシュ広告は、商品の情報を効果的に伝えられる魅力的な方法です。
ぜひ会社の商品を宣伝する方法の一つとしてティッシュ広告を検討してみてくださいね。
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