「どんなに広告を出しても、反響が出ない…」
「売れる広告って、どうやって作ればいいんだろう」
悩んでいる広告担当の方は多いのではないでしょうか。
広告をひとつ出すにもお金がかかります。
その分利益を出せなければ赤字になり、何回も失敗はできません。
集客率を上げるための法則をしっかり押さえ、売れる広告を目指しましょう。
この記事では、売れる広告を作るために必要な7つの法則を解説。
反響が出せず、頭を抱えていた広告担当の方の悩みを解決することができますよ。
また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。
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売れる広告と売れない広告の違い
世の中には、売れる広告と売れない広告があります。
売れる広告とは、広告を出したことで注文が増えたり、問い合わせが増えたりなど大きな反響を呼び、利益が上がる広告を言います。
逆に売れない広告とは、注文も伸びず問い合わせもほとんどなく、利益が上がらない広告です。
利益が上がらないと、それだけ損をしたということになり、せっかくお金を使って広告を出したのにもったいないですよね。
広告を出して損をしないためには、どうやって売れる広告を作ればよいのか考えてみましょう。
参考として、集客できるチラシ広告に関してはこちらの記事で紹介しています。
「集客できるチラシ広告とは?Web集客との違いと新たなチラシ戦略」
売れる広告7つの法則
売れる広告とは、「この媒体を使ったから良かった!」「お金をかけたから売れた!」というわけではありません。
大事なのは、読み手の立場になっている内容かどうかです。
読み手の立場になり、売れる広告を作るためには7つの法則があります。
- ターゲットを絞る
- 特徴ではなくメリットを書く
- PREP法を意識する
- 共感してもらいやすい表現をする
- 数字を入れる
- 文字ばかりを並べない
- 色を意識する
順番に詳しく解説していきましょう。
①ターゲットを絞る
売れる広告を作るためにはまず基礎としてターゲットを絞り、どんな人に広告を見てほしいのかをしっかり決めることが大切です。
以下に大まかなターゲット層を示しますが、さらに細かく絞った方がそれぞれの層に刺さる広告を作ることが可能です。
- 男性
- 女性
- 主婦
- ミドル層
- シルバー層 など
例えば、ミドルやシルバー層をターゲットと仮定します。
分かりやすく丁寧な口調の文章にしたり、流行りの言葉や若者言葉を使わなかったりなど、ターゲットとなる層が読みやすいと感じるような広告を心掛けましょう。
ターゲット層に合った文章を意識すれば、自然と読み手の立場に添った内容になります。
②特徴ではなくメリットを書く
特徴とメリットは、似ているようで意味が違います。
- 特徴:その商品やサービスの持ち味、特色、個性など
- メリット:その商品やサービスの特徴のおかげで得られるもの
売れる広告を作るためには、ただ特徴を書くだけではありません。
特徴があることで、どれだけ読み手に利益があるのかを記載する必要があります。
例えばメイク教室のチラシを出すにあたり、下記2つのキャッチコピーを考えたとします。
①プロが教える1対1のメイク教室!
②あなたの魅力を引き出すメイク法があります!
①では、メイク教室の特徴を表しています。
①を読んだ人は「プロに教えてもらうことで何が得られるのか?」と、自分にとってメリットがあるかどうかを考えなければいけません。
パッと読んだだけでは、メリットが伝わりにくい内容です。
しかし②であれば、「あなたの魅力を引き出すメイク法があります!」という、得られる結果が明確に分かるような内容になります。
メイク教室のチラシの場合は、ターゲットとして考えられるのは「メイクの仕方に悩んでいる女性」「もっとメイクの技術を上げて綺麗になりたい女性」です。
得られるメリットとは「読み手に対してその情報は有益か」ということが重要となるのです。
③PREP法を意識する
PREP法とは、結論(Point)・理由(Reason)・具体例(Example)・結論(Point)の頭文字を取った文章構成の方法のひとつ。
PREPの順番を意識すれば、要点をつかんだ分かりやすい文章を作ることができます。
例えば、集客法として紙広告を使うことに対しての文章を書いてみましょう。
結論 | 今の時代見る機会が減った紙広告ですが、集客に紙広告を使っても意味はないのかと言われれば、そうではありません。 |
理由 | なぜなら、届けたいターゲットを明確にすれば、Web以上に効果を発揮するからです。 |
具体例 | 例えば新聞広告であればミドルやシニア層の読者が多いため、読まれる確率は高くなります。 |
結論 | よって「誰にこの広告を見てほしいのか?」をしっかり固めておけば、紙広告でも十分集客を狙えることが可能です。 |
先に結論を力強く語り、その結論に至る理由や具体的な例を提示し、最後にまた結論を持ってくることで説得力が生まれ、共感も得やすくなります。
④共感してもらいやすい表現をする
読み手に商品を買ってもらったり、サービスを利用してもらったりなどの行動を起こしてもらうためには共感を得なければいけません。
例えば車ディーラーのチラシの場合、「お客様から【ディーラー担当者の商談時の反応のよさが決めてのひとつです】というお声もいただいています!」といったような、第三者の意見ををお客様の声として入れるだけでも共感を持ちやすくなります。
読み手の立場になって共感を得るような内容を意識すれば、自然と親近感や興味を持ってもらえるような広告になるでしょう。
⑤数字を入れる
商品やサービスの凄さを数字で表現することでより具体性が生まれ、安心感や説得力につながります。
また、数字は目が留まりやすいというメリットがあります。
明確な根拠はありませんが、奇数の方が目に留まりやすいという説も。
例①
A「実績が多数あるため信頼できる施工会社です!」
B「実績10,000件!信頼できる施工会社です!」
例②
A「たくさんのお客様から満足したとお声をいただきました!」
B「95%のお客様から満足したとお声をいただきました!」
Aは数字なし、Bは数字ありで表現したアピール文ですが、やはり数字がある方が具体性があり説得力もあることがわかりますね。
商品やサービスの凄さを数字で表現できるのであれば、しっかりアピールしていくようにしましょう。
⑥文字ばかり並べない
売れる広告は皆、文字ばかりではありません。
商品やサービスを実際に使ってみた結果や統計情報をグラフにしたり、他社との比較として表を盛り込んだりなど視覚的に見せるとより伝わりやすくなります。
文字が多すぎると、読み手はすぐに飽きてしまいます。
適度に写真を入れたりグラフや表を入れたりなどして、文字以外の情報も入れるようにしましょう。
⑦色を意識する
色には心理的効果があり、人の感覚や感情に影響を与えると言われています。
例えば、赤は太陽・炎・血液など生命に結び付くようなイメージが強いため、食欲や活力を湧かせたい商品やサービスの広告に合います。
黄色は子どもにも好かれやすいという特徴があるため、子ども向けの商品やサービスの広告に合うでしょう。
また、新しさや若さを感じられるため、新商品や新サービスの広告を作る際にも用いられやすいです。
ターゲットに合わせた色を使うことで、広告で商品やサービス、会社のイメージを効果的に伝えることが可能です。
色を選ぶ際の効果的なポイントは以下の章で、詳しく解説します。
売れる広告を作るためには色選びも重要
色の持っているイメージが人に与える心理的効果は、実は科学的には十分に解明されていません。
しかし売れる広告というのは、人が色から受ける印象を意識して作られていることが多く色選びはとても大事です。
選ぶ際に心掛けるべき2つのポイントを紹介します。
- 業種・業態に合った色にする
- コーポレートカラーに合わせる
それぞれ解説していきましょう。
①業種・業態に合った色にする
引用:京都広告デザイン.com
色を選ぶ際は、その企業の業種・業態に合った色にすると、読み手の心にも刺さりやすくなります。
例えば弁護士や税理士などの士業や専門的なサービス業には、真面目な印象を与える青や水色などの寒色系がおすすめ。
自然系の素材を使った商品や医療・介護サービス業には、親しみやナチュラル感がある緑・オレンジなどの暖色系を使うとマッチするでしょう。
特に指定や理由がある場合以外は、商品やサービスに合った色を使うことが売れる広告を生み出す秘訣です。
②コーポレートカラーに合わせる
引用:Canva
コーポレートカラーとは、企業のイメージを印象付けるために使われている色のことです。
例えば、誰もが一度は食べたことがあるマクドナルドのロゴは、赤色と黄色が使われ、大きな黄色の「M」が印象的。
赤と黄色の組み合わせで文字が入っていれば、マクドナルドを想像します。
このように、色の組み合わせをパッと見ただけでその企業や店舗を頭に思い浮かべることができるのが、コーポレートカラーです。
企業のイメージを表現するために使用しているコーポレートカラーを基本としてデザインしていくことで、「この企業(色)の広告よく見るな」と読み手が感じ、読み手に与える印象を統一することができます。
売れる広告に大事なのは読者ファーストであること
この記事では、売れる広告を作るための作り方について、7つの法則とともにご紹介しました。
広告とは、媒体の種類や金額で売れるわけではありません。
売れる広告の作成のために以下の法則を参考にしてください。
- ターゲットを絞る
- 特徴ではなくメリットを書く
- PREP法を意識する
- 共感してもらいやすい表現をする
- 数字を入れる
- 文字ばかりを並べない
- 色を意識する
法則以外にも、紙媒体ではデザインも重要です。
デザインに関してはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
「フリーペーパーに広告を載せたい人必見!みられるデザインとは」
広告はサービスや商品の特徴だけを書いて「効果がありますよ!」とだけ書いても、ただ売り込みをしているだけになってしまいます。
共感も得られず、目に入ってもすぐスルーされます。
読み手の悩みに寄り添い、問題点を挙げ、解決するにはどうすればいいのか?といった読み手の立場になっているかを意識して広告を作っていきましょう。
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