すきま時間にアプローチできるママ向け広告媒体5つを解説

家事や育児を分担する夫婦が増えつつある一方で、家庭内の日用品や家電など、さまざまな消費行動の決定権はママにある家庭が多いようです。

そうした背景を考えると、ママをターゲットにした広告は、効率がよい方法だといえるでしょう。

ママのニーズに合った広告が届けられれば、広告を見た方の反応だけでなく、口コミで情報が拡散する可能性も秘めています。

家事や育児、そして仕事と、毎日忙しく過ごすママに向けた広告とは、どんな特徴があるのでしょうか。

この記事では、ママ向けの広告媒体5つの特徴と、ママ向けの広告が掲載されている3つの媒体について紹介します。

また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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ママ向けの広告はどんな特徴がある?

最近は出産後も仕事を続ける女性が増えています。
仕事に加えて家事や育児とママの1日は大忙し。

雑誌やフリーペーパーなど、広告が掲載されるような媒体に目を通す時間は、独身者や子どものいない方よりも限られてきます。

ママのライフスタイルから、ちょっとしたすきま時間に見てもらえて、分かりやすく伝えたいことが伝わる以下の様な広告がおすすめです。

  • 自分も真似したいと思えるようなオシャレなデザイン
  • パッと目をひく短めのキャッチフレーズ
  • 自分の子どものためになりそうな情報
  • 住んでいるエリアに特化した情報 など

子育て中のママは育児に役立つことや子どもの教育に関心が高い方が多く「わが子のため」の情報を積極的に収集します。

子どもがいれば、ご近所付き合いや保育園、幼稚園、学校、地域の活動など、住んでいるエリア内でのつながりが多くなります。

ママは自分の住むエリアに特化した情報にも興味があり、近所で行われるイベントや新しいことにも敏感です。

ママであっても、オシャレをしたいし、若々しく、美しくありたいという気持ちも。
忙しいなかでも、自分や家族のためになる情報を、できるだけ得たいと思っています。

そんなママに向けた広告は、文字をたくさん並べるよりも、デザインや色使いを工夫して、パッと見てすぐに内容が理解できるようなものが望ましいでしょう。

ママ向けの広告媒体5つ

それでは、ママ向けの広告がよく掲載されている媒体を5つ、ご紹介していきます。

それぞれの特徴をつかみ、紹介したい商品やサービスにマッチする広告媒体を選んでみてください。

①フリーペーパー

フリーペーパーとは、広告収入によって作られた、無料で配布される紙メディアのことを指します。

掲載される内容は多岐に渡ります。
以下は、ママ向けのフリーペーパーで取り上げられることが多いジャンルです。

  • 美容グルメ
  • レジャー
  • 求人
  • 不動産
  • 保険 など

ママ向けのフリーペーパーの配布方法もさまざまです。

  • 駅や商業施設のラックに設置
  • オフィスや子供の通う幼稚園や保育園を通じて配布
  • 届けたいターゲットに向けて直接ポスティング など

フリーペーパーのメリットは、無料なので、多くの方に気軽に手に取ってもらいやすいことです。

ターゲットの性別や年齢、趣味、地域の特性などを絞り込んで、届けたい情報をピンポイントに届けられます。

フリーペーパーの効果や種類については、こちらの記事を参考にしてください。
フリーペーパー広告の効果は?種類は?拡販誌とタブロイド判の違いは?

②折り込みチラシ

折り込みチラシとは、紙に印刷された広告を新聞に折り込んで届けるチラシのこと。

新聞と一緒に折り込んで配達してもらえるので、一斉に大量のチラシを配布することが可能な方法です。
特定の地域の情報を、そのエリア内に住むママに向けて届けられます。

折り込みチラシの内容は、新聞販売店が厳しくチェックしたうえで配布されます。

社会的な認知度が高い新聞と一緒に届けられるということもあり、折り込みチラシは信頼されやすい広告媒体といえるでしょう。

折り込みチラシの効果については、こちらの記事を参考にしてください。
折込チラシ配布で期待できる5つの効果!【ポスティングとの比較】

③会員誌広告

会員誌広告とは、通販カタログやクレジットカード、食材宅配など、特定のサービスの会員に向けて配布される会員誌に出す広告のことです。

会員誌を届ける相手は、特定のサービスに自らの意思で、登録手続きを行って会員となります。

わざわざ会員になるということは、サービスや商品を提供する企業への興味や信頼がすでにあるということ。
興味や信頼から会員誌に掲載される広告にも目を通してもらいやすく、次の行動につながる可能性も期待できます。

④イベント会場で配布するチラシ

以下のようなイベント会場でのチラシの配布は、子育て中のママやファミリー層におすすめです。

  • 子どもの教育
  • 住宅関連
  • 親子向け体験型イベント

イベントにスポンサーとして協賛する、または費用を支払うことで、イベントの来場者にチラシを配布できる場合があります。

イベント会場でのチラシの配布のメリットは、イベントの趣旨や来場者の属性に合わせて、1日で多くのターゲットに配布できることです。

⑤SNSの活用

育児や仕事の合間にふとスマホを手に取り、SNSから情報を収集するママは増えています。

SNSに興味があるママ向けに、TwitterやInstagram、Facebookなどに広告を出して商品やサービスを紹介する方法がおすすめです。

SNSでは、インフルエンサーと呼ばれる影響力のある人に商品を紹介してもらうなどの手法も。
SNSと紙媒体を組み合わせて広告を出す企業もあるようです。

ママ向けフリーペーパー3選

ここからは、ママ向けのフリーペーパー3つの媒体それぞれの特徴や、広告の掲載料金について紹介します。

  • 職場での休憩中
  • 幼稚園や保育園のお迎えから帰宅後
  • 自宅で赤ちゃんのお世話の合間に

ママが媒体を読むシチュエーションも想定しながら、広告を出したいターゲットに合ったものを参考にしてみてください。

①シティリビング

引用:フリーペーパー シティリビング

広告の概要

媒体名シティリビング
配布エリア東京、横浜、名古屋、京都、大阪・神戸
発行部数394,118部
刊行頻度週1回
配布方法許可を得たオフィス、駅や商業施設

広告料金(東京の場合)

1ページ2,000,000円
3/4ページ1,500,000円
1/2ページ1,000,000円
1/4ページ500,000円
1/8ページ250,000円

主要都市5エリアに展開している「シティリビング」

「シティリビング」は事前に許可を得たオフィスでの配布をメインに、駅や商業施設にも置いているところもあります。

読者は20代~40代の女性が多く、働く女性をとことんターゲットにしたフリーペーパーです。

読者のうち25.9%と約1/4は子供がいる方なので、働くママへのアプローチも期待できます。

内容はファッションや美容、健康、グルメ、レジャー、仕事に役立つ知識など働く女性をとりまくさまざまな情報を網羅。

シティリビングは子育てよりも、ママ自身のためになる情報がウェイトを占めるフリーペーパーになっています。

始業前やお昼休みなどオフィスで、子どもと離れている時間に読まれることが多いので、広告が目に留まれば、じっくりと読んでもらえることも考えられます。

②クルール

引用:クレールとちぎ

広告の概要

媒体名クルール
配布エリア栃木、秋田、群馬、茨城、埼玉、静岡、京都、阪神、播磨、大分での各エリア
発行部数483,000部
刊行頻度年6回(奇数月)
配布方法県内の幼稚園、保育園、子育て支援センター、図書館、小児科、銀行、スーパーなど

広告料金

スペース料金
1回のみ年間契約
裏表紙360,000円300,000円
表紙の裏・裏表紙のウラ300,000円250,000円
2ページ360,000円300,000円
1ページ240,000円200,000円
1/2ページ120,000円100,000円
1/4ページ80,000円70,000円

地域限定のフリーマガジン「クルール」

クルールは地域に特化した情報や、人とつながるためのイベント告知などを掲載しているフリーマガジンです。

栃木県で創刊した「クルールとちぎ」をはじめ、現在は栃木県以外の全国10エリアにも展開して、各地域の情報を発信しています。

内容は子育てに関することや、レジャー、住宅、保険、車など、ママのための情報が充実。

クルールは各地域の幼稚園や保育園を通じて各家庭へ渡されるので、ママの手に渡りやすい、という特徴があります。

0歳~5歳くらいの乳幼児がいるママに、伝えたい広告を出すのに向いているフリーペーパーと言えますね。

③赤ちゃんとママ

引用:月刊「赤ちゃんとママ」

広告の概要

媒体名月刊 赤ちゃんとママ
配布エリア日本全国
発行部数20万部
刊行頻度月1回
配布方法全国の健康保険組合を通じて出産した家庭へ配布

広告料金

裏表紙1,100,000円
表紙の裏850,000円
裏表紙の裏720,000円
1ページ720,000円
ハガキ805,000円

出産後のママに向けた育児雑誌「赤ちゃんとママ」

赤ちゃんが生まれた家庭へ、所属する健康保険の組合からのプレゼントとして無料で配布される「赤ちゃんとママ」。

こちらは月刊誌で、産後から赤ちゃんが12ヶ月になるまで毎月、ママのもとへ直送されます。

そうした新米ママに向けて、季節ごとの子育てのポイント、離乳食、病気のこと、役立つ支援サービスなど、育児に関する情報がギュッとつまった情報誌になっています。

読者の7割近くは1人目の出産かつ育児休業中のママ。

ママになりたての方が気になるような商品やサービスの広告がより効果的といえるでしょう。

忙しいママのライフスタイルを意識した広告作りを

ママに向けた広告について、5つの媒体や特徴についてご紹介しました。

財布のひもを握っていることが多いママへの広告は、工夫しだいで消費行動への近道となるでしょう。

届けたいターゲットの、ライフスタイルや媒体を見るシチュエーションを想定しながら、広告を出す媒体を選ぶことをおすすめします。

育児に仕事に、毎日忙しく過ごすママのすきま時間にも目に留まるような、分かりやすい広告を意識してみてください。

なお、弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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