「フリーペーパーは、どこに置けば一番効果が出るのだろう」
「フリーペーパーの設置場所によってどんな違いがあるの?」
集客を狙ってフリーペーパーを作ろうと思っても、どこに設置するか迷いますよね。
設置場所は駅・スーパー・コンビニなど様々。
その場所ならではの特徴に合わせて、設置も検討する必要があります。
今回は、フリーペーパーの設置場所について詳しく解説。
ターゲット別やジャンル別でのベストな設置場所もお伝えします。
この記事を読めば効果が出やすい設置場所が分かり、フリーペーパーを広告として効率よく活用できますよ。
弊社では、フリーペーパーでの集客方法や成功事例などを紹介しています。
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目次
フリーペーパー設置の依頼と場所の確保方法は?
フリーペーパー設置の依頼は広告代理店を通して契約するところが多いですが、設置したいお店などに直接行って交渉し、契約することも可能です。
直接以外にも、手紙やメールでお願いするという手もあります。
直接交渉する場合、特に地域密着型のお店や個人経営のお店であればハードルが低く成功しやすいでしょう。
基本的に設置期間は決められており、1ヶ月あたりで料金を定めているところが多く、場所や企業によっては数ヶ月の場合もあります。
直接交渉の際はマナーが大事
対面でフリーペーパーの設置を交渉する場合、どんなフリーペーパーを置きたいのか、フリーペーパーを置く目的は何かなどを伝えることができれば、置いてもらえる確率は上がります。
お店によっては、他社のフリーペーパーを置かれることは迷惑になる場合も。
「置くためのスペースを作らないといけない」
「一度置くことを認めたら、他のチラシも受け入れることになるかもしれない」と考えるからです。
設置することでお店に来るお客様にとって良い影響を与えるなど、相手から「ぜひ置かせてください」と言ってもらえるようなメリットを提案できると良いでしょう。
フリーペーパー主な有料配置場所
月額で設置料金を支払いながら設置する場所は、フリーペーパー専用のラックが置いてあり、多くの人の目に触れます。
毎月お金はかかってしまいますが、読者を増やしたい時や、新たに顧客を獲得したい時に効果的です。
多くの人の目に触れる場所とは、主に以下です。
- スーパー
- コンビニ
- 駅
- 郵便局 など
一度は目にしたことがある方も多いと思いますが、特徴や設置金額に一体どんな違いがあるのでしょうか?
スーパー
スーパーは、周辺に住んでいる主婦層が多く利用します。
家族や子供をターゲットにしたフリーペーパーを置くのに適した場所です。
主婦・家族向けなら周辺の地域情報、料理レシピ、ライフスタイルに関連した内容。
子供向けなら、子供が興味を持つような企画を載せたフリーペーパーを置くと集客が狙えます。
配置料金はスーパーによって異なりますが、平均では1ヶ月5,000円前後です。
コンビニ
コンビニを利用する人は一度だけでなく何回も訪れるため、入り口付近など目に留まりやすい場所にフリーペーパーを置いていることが多いです。
また、コンビニは24時間開いており、世代関係なく行き交います。
スーパーに比べるとあらゆる層の集客を狙うことができるでしょう。
主婦や家族向け、子供が興味をひくものはもちろん、観光やエンタメ系とも相性が良いです。
チェーンがいくつもあるため、エリアで絞って複数店で置いたり全国展開できたりなど展開方法は複数あります。
配置料金は1店舗あたり、4週間の設置で約4,000円程度です。
駅
駅構内は人の行き来が激しく、人の目に入りやすい場所にラックが設置されています。
多くの人の目に触れるため、名前を認知してもらうのに適した場所。
大勢に見てもらいやすいだけでなく、「この情報は必要」と思った人だけが持って行くため、ピンポイントに訴求できるのも魅力です。
ただ、場所によっては設置には1ヶ月1万円から50万円ほどかかります。
フリーペーパーを発行してすぐ置くというより、フリーペーパーの人気が安定してから置く方が効果的です。
郵便局
郵便局のHPには、以下のような案内が出ています。
「専用ラック」または郵便局ロビー内の空いているスペースにパンフレットやチラシを設置することができます。
ティッシュや試供品も付けられるので、郵便局利用者が広告を見る確率も上げることができます。
待ち時間など目に触れる機会も多いでしょう。
老若男女利用する施設のため、幅広い世代に訴求が可能です。
設置料金は空きスペースに2週間、A4サイズ以下のパンフレットやチラシを設置するのに対して2,000円(税別)からです。
フリーペーパーの主な無料設置場所
地域限定のフリーペーパーは、周辺のお店に交渉することで置いてもらいやすくなります。
フリーペーパーが無料で設置できる場所は、主に以下の通りです。
- カフェ・喫茶店・飲食店
- 宿泊施設
- 書店
ひとつずつ詳しく解説していきましょう。
カフェ・喫茶店・飲食店
カフェや喫茶店、飲食店は、どの年齢層にも目を通してもらいやすいフリーペーパーの設置場所です。
地域情報やイベントの告知が載ったものや、おすすめのカフェやグルメ情報など同ジャンルのものが掲載されているフリーペーパーが適しています。
ただし、商材のイメージがお店の雰囲気やイメージに合っていないと設置を断られる可能性も。
ターゲットや商材との相性を考慮してから、設置を依頼するかどうか決めるようにしましょう。
宿泊施設
ホテルや旅館などの宿泊施設は、ロビーなど玄関先にフリーペーパーを設置していることが多いです。
観光客を対象に、近くの飲食店や観光スポットなど地域情報を掲載しているフリーペーパーが置かれています。
特に観光スポットや飲食店などを紹介する場合、クーポン付きだと観光客がお店に立ち寄る可能性が高まります。
また、「観光客のためになるなら」と積極的に設置を受け入れてくれるホテルや旅館も多いため、設置の交渉はしやすいでしょう。
書店
場所によっては有料もありますが、大きな書店ではフリーペーパーを設置できる無料のフリースペースが設けられています。
書店は本や文章の好きな人が集まる場所なので、手に取って読んでもらいやすいです。
様々な人が多く行き交う場所でもあり、情報発信の場でもあるため、配置を受け入れてくれるところが多くあります。
店頭など入ってすぐ目に入るスペースであれば目に留まる可能性は高いため、数店舗の書店に置かせてもらうのも効果を高めるひとつの手です。
フリーペーパーの効果が出やすい設置場所をジャンル別に紹介
フリーペーパーには、様々な種類があります。
- 美容・ファッション・メイク
- 飲食系
- エンタメ系
- 住宅系 など
美容やメイクなら主に女性、住宅系ならファミリー向けなど種類によってターゲットも変わってくるため、読まれやすく効果も期待できる配布場所も変わってきます。
ひとつずつ詳しく解説していきましょう。
美容・ファッション・メイク系
美容やファッション、メイクなど女性をターゲットとしたフリーペーパーは、カフェ・美容院・ネイルやエステサロンなどに設置すると効果が出やすいです。
例えば、美容サロン・ファッション・音楽情報などを掲載しているフリーペーパー「bangsTOKYO」は、カフェやサロンの他にも美容専門学校に設置しています。
美容院やネイルサロン、エステサロンは、女性が集まる傾向にあります。
特にカフェは女子会が行われることが多く、OLが昼の休憩で立ち寄った際などにも読んでもらえる可能性が高いでしょう。
飲食系
地域のグルメ情報やカフェなどが掲載されているフリーペーパーは、同じジャンルの飲食店やコンビニなどに設置すると効果が期待できます。
例えば、友達や恋人だけでなく一人でも行けるようなカフェや飲食店を紹介している岐阜のフリーペーパー「ライカラ」。
奇数月の1日に発行しており、作り手の想いやお店の魅力を発信しています。
設置場所は、岐阜市内から大垣市内のコンビニや飲食店などです。
引用:ライカラ2021年3月号
グルメの他にもヘアサロン、エステやイベント情報を掲載しています。
エンタメ系
映画や音楽、アートなどエンターテインメント系のフリーペーパーは、ジャンルに合わせて配置場所を決めると読んでもらえる確率が高くなります。
舞台に関するフリーペーパーなら劇場、映画なら映画館、アートなら美術館などです。
キョード大阪が発行している「KEP」は、コンサートや演劇などの最新情報や、チケットの発売日などの情報が満載。
大阪を中心としたCDショップやライブハウス、音楽系の専門学校などが配置場所です。
住宅系
地域情報や、賃貸・分譲などの不動産関係の住宅系フリーペーパーは、その地域の駅にあるラックへの設置がおすすめです。
他にも、スーパーやショッピングモールなど地元民がよく集まる・利用する場所に設置すると、読まれやすいでしょう。
大津市・彦根市・長浜市など滋賀県内で配置している「sumaie」は、滋賀で家を建てたい方や物件を探している方向けのフリーペーパーです。
滋賀県内のイオンや、スーパーに設置されています。
滋賀での幸せな住まいづくりを応援するフリーペーパーとして人気です。
フリーペーパーはターゲットによっても配置場所が考えられる
フリーペーパーの配置場所は、ジャンルだけでなくどんなターゲットを狙うかによっても考えられます。
- 育児中の主婦
- 高校生・大学生
- ミドル・シニア
- 富裕層
それぞれのターゲットの行動を分析し、結果に合った場所に配置するのも効果を得られる方法の一つです。
育児中の主婦
幼稚園や保育園に通っている子供がいる主婦層を狙う場合、幼稚園や保育園にフリーペーパーを設置してもらうという方法もあります。
育児世代にダイレクトに訴求でき、新規顧客を獲得することも可能です。
他にも、以下の育児中の主婦が行きそうな場所に設置することで訴求力を高められます。
- ドラッグストア
- ベビー用品の販売店
- 美容室
- カフェ
- ショッピングモール など
高校生・大学生
高校生や大学生を狙う場合、利用頻度が高い場所が良いです。
幅広くあるため、設置先を一つに絞らず複数設けることで訴求力も高まります。
- 学校のフリースペース
- コンビニ
- ライブハウス
- アパレルショップ
- ショッピングモール
- カラオケ
- 映画館
- 書店 など
ミドル・シニア
ミドルやシニアを狙う場合、特にシニアだとターゲット層はその家族や介護者も含むことができます。
健康を意識する世代のため、医療や介護、新たな趣味や資産運用について注目する人が多くいます。
そのため、以下のような設置場所と相性が良いです。
- 医療や福祉施設
- 公共施設
- 銀行
- 温泉施設 など
ミドルやシニアがよく利用する配置場所をチャネルにすることで、訴求力を高められるでしょう。
富裕層
富裕層向けのフリーペーパーの形態は様々で、富裕層が多く住んでいるエリアにフリーマガジンを発行しています。
配布場所としては、富裕層の個人宅へのポスティングが多いです。
なぜなら富裕層は、ショッピングモールや駅、コンビニといった一般的なフリーペーパーの読者が出向きそうな場所に行く可能性が低いからです。
富裕層を狙うフリーペーパーは、まずは国税調査に基づいてエリアマーケティングを実施。
富裕層が住んでいるエリアで的を絞り、ポスティングを行うといった方法を取る方が確実でしょう。
ポスティングの効果を上げるコツは以下で解説していますので、ぜひご参考ください。
ターゲットや内容を踏まえてフリーペーパーの設置場所を考えよう
フリーペーパーの設置場所に関して解説しました。
ターゲット層の行動範囲を考えた上で、フリーペーパーの設置場所を決定する必要があります。
無料で設置できる場所もあれば、有料な場所もあるので事前のリサーチが重要。
最適な場所に設置して狙ったターゲットにしっかり読んでもらい、集客に繋げていきましょう。
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