カフェをオープンしたら、集客は必須です。
どんなにおしゃれなカフェでコーヒーがおいしくても、周知しなければお客さんが来ないことも。
しかし「カフェの広告にはどんな種類があるのか」「カフェ広告はどんなデザインがいい?」など、疑問に思うのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カフェ広告の種類とおしゃれなデザインのコツについて解説します。
カフェの広告担当の方は、広告作成の参考に読んでみてください。
また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。
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目次
カフェ広告の紙媒体における種類と特徴
カフェの広告は紙媒体と相性がよいため、オフライン広告がおすすめです。
カフェを含む飲食店は、広告でいかに商品のおいしさや店舗の魅力を伝えられるかが重要なポイントになります。
スマートフォンの普及により、オンライン広告はパソコンよりもスマートフォンで目にする機会が多くなりました。
しかし小さな画面で見る広告では、カフェの魅力は伝わりにくいことも。
また、カフェは通販ではなく実店舗経営なので、近隣の顧客にアプローチできるオフライン広告が向いています。
次にあげる5種類のオフライン広告について解説します。
- 店頭ポスター・看板
- チラシ広告
- 地元タウン誌
- ショップカード
- プリントパブリシティ
①店頭ポスター・看板
店頭にポスターや看板などを設置すると、効果的に集客できます。
店舗の前に設置するため、近隣に住む人や通勤通学で通りかかる人に直接見てもらえることが可能。
おしゃれなカフェ店舗や、ドアが開いた時にコーヒーの香りがすることで視覚・嗅覚に直接訴えることができ、看板やポスターを見てもらいやすくなります。
季節や曜日・時間帯限定のメニューなどを看板やポスターに記載しておけば「休みの日に来てみようかな」などと思ってもらえるかもしれません。
看板同様、のぼりも優れた集客アイテムです。
安ければ1枚あたり1,000円以下と看板よりもコストがかからず存在感があるので、合わせて用意するとよいでしょう。
②チラシ広告
チラシ広告の配布は、原始的でありながら優れた集客効果がのぞめる方法です。
実際に手渡しすることで、近隣の顧客の層を把握できたりこちらの印象が残りやすくなったりというメリットがあります。
また、チラシ広告は保管率が高いため興味をもってもらいやすいのも特徴です。
クーポンや来店記念品の引換券などがついていると、さらに来店の後押しになるのではないでしょうか。
③地元タウン誌
近隣地域に根ざした情報を扱うタウン誌は、カフェの広告におすすめです。
一般的なタウン誌の読者層は、流行に敏感な20〜30代の独身者といわれ、カフェや飲食店などのオープンやキャンペーン情報に注目しています。
地域住民はもちろんですが、観光客の需要を見込むことも可能。
駅やコンビニエンスストアのラックなど人が集まる場所にタウン誌を設置すると、読んでもらいやすいです。
④ショップカード
ショップカードは新規顧客やリピーターの獲得にもつながる集客アイテムなので、ぜひ作成しましょう。
レジやテーブル・店頭の看板近くなどに置いておくと、一度来てくれたお客様に持ち帰ってもらえます。
その結果、家族や友人などに紹介してもらえたり、再度来店してもらえたりする可能性があるのです。
ショップカードを見て店舗の詳細がわかるよう、以下の情報を記載しましょう。
- 店名・ロゴ
- 所在地・電話番号
- 営業時間・定休日
- レディースデイやシニア割引などのお得情報
ショップカードはカフェの名刺ともいえるので、持ち帰ってもらえるようにデザインにもこだわって作成しましょう。
⑤プリントパブリシティ
パブリシティとは、店舗の商品やニュースをメディアに提供し報道してもらうことです。
その中でも新聞、雑誌・フリーペーパーなどの紙媒体に取り上げられることをプリントパブリシティといいます。
プリントパブリシティは、費用を払って広告枠を買い取る「広告」ではなく、情報を提供しメディアの判断で記事やニュースとして報道する「広報」です。
報道されることによって次のような利点があります。
- 店舗・商品の認知度アップ
- 企業の信頼性アップ
コストがかからず報道された場合の利点は大きいです。
しかし報道の可否や内容については、一切がメディア次第になるため確実性がありません。
他の広告と合わせておこなうことをおすすめします。
カフェ広告に載せる情報
カフェ広告の種類と特徴を理解できたら、載せるべき情報を整理しましょう。
その店舗でしか味わえないメニュー
広告の写真は、そこでしか食べることができないスイーツなどがあればぜひ使用しましょう。
そこのカフェに行ってみたいと思ってもらうには、興味を引くような内容が必要です。
例えばイチゴなど季節限定のフレーバーを使用したスイーツや、1日20杯限定の長時間抽出した水出しコーヒーなどがあります。
限定性のあるメニューを目的に、来店するという行動を促すことを目指しましょう。
所在地・定休日・営業時間
基本的な情報としてどこにある店舗なのか、いつ営業しているのかは最低限必要な情報なのでわかりやすく記載しましょう。
その他にも、簡単な地図やホームページにアクセスできるQRコードなどもあるとよいでしょう。
オープンイベントなどの告知
カフェのオープニングイベントやキャンペーンの情報など、お得な情報を告知しましょう。
期間が決まっていると、その時期に合わせて来店してもらえるかもしれません。
朝市やガーデニングワークショップといったイベント内容や、来店記念品などの特典情報を大々的に掲載しています。
イベントに興味をもって来店されたお客様が、気に入ってくれればそのままオープン後も通ってくれる可能性があります。
おしゃれなカフェ広告を作成するコツ
おしゃれで落ち着いたカフェは、特に女性客に好まれます。
また、マクロミルによるカフェに関する調査の結果、カフェにくつろぎや気分転換を求めている人が67%いることが分かります。
広告のデザインでくつろげるカフェの雰囲気を伝えることができれば、広告を見た人に「行ってみたいな」と思ってもらえるかもしれません。
おしゃれで落ち着いたカフェ広告を作成するコツは次のようになります。
- 英字をうまく取り入れる
- 文字が多すぎず見やすいデザイン
- フォントや色使いを工夫する
- 写真やイラストを使用する
- デザインテンプレートを参考にする
英字を取り入れる
おしゃれだと感じる広告の多くは、英字がうまく使われています。
言葉では伝わりにくいので写真をご覧ください。
動きのある英字フォントが映えていてアクセントになっています。
文字数が多めのチラシには、このようなおしゃれなフォントにしてみるとよいでしょう。
見やすいデザイン
シンプルで見やすいデザインだと、内容が入ってきやすく好感をもってもらえます。
下の写真のようなイメージです。
出典:パワーポイントでチラシを作る6ステップ!テンプレートサイトも紹介−株式会社DEAL
すっきりとまとまっていて、必要な情報がひと目でわかります。
写真のスペースは多くありませんが、真ん中に配置されているので目を引きやすいデザインです。
広告の色使いやメニューからもオーガニック主体のカフェであることが伝わります。
さり気なくおしゃれでありながら、わかりやすく伝わりやすいことを目指すとよいでしょう。
フォントや色使いを工夫する
カフェの雰囲気によってフォントや色使いを変えると、雰囲気とマッチした広告を作成できます。
フォントには大きく分けて和文と欧文があります。
和文欧文それぞれによく知られる2種類のフォント比較表をご覧ください。
明朝体(欧文:Times New Roman)は格調が高く知的な印象を与え、ゴシック体(欧文:Arial)はシンプルで親しみやすい印象があります。
これ以外にも、Web上には手書き風や筆記体など数多くのフリーフォント素材があるので探してみるとよいでしょう。
また色使いも同様に、雰囲気に合わせて配色すると統一感が出ます。
下の配色パターンによると、左はエレガントな雰囲気です。
そして、右はナチュラルな雰囲気に合う配色になります。
参考:デザイナー直伝!集客UPにつながる配色アイデア帳 ~イメージ編~−ラクスル株式会社
さまざまな配色から店舗の雰囲気にぴったりな配色を見つけて取り入れていきましょう。
写真やイラストを使用する
写真が主体の広告は、デザイン性が高く見やすいので好感が持たれます。
出典:号外NET 八尾−本氣メディア株式会社(マジメディア)
写真により、おいしそうな軽食のイメージまで伝わってきますよね。
特にカフェや飲食店では、視覚に訴えることが大切です。
店舗の一押しメニューがある場合は、写真の撮り方や加工を工夫しておいしそうに見える写真を使うとよいでしょう。
デザインについて以下の記事で解説をしていますので、参考に読んでみてください。
>>フリーペーパーに広告を載せたい人必見!みられるデザインとは
デザインテンプレートを参考にする
一からデザインを考えるのが難しい場合は、デザインテンプレートを参考にすると作成がスムーズです。
「カフェ チラシ デザイン」など検索すると以下のようなデザインテンプレートが出てきます。
出典:チラシ・フライヤーの無料デザインテンプレート一覧−ラクスル株式会社
テンプレートをそのまま利用して写真を入れ替えれば、簡単に広告を作成できます。
ですが、ワンパターンでオリジナリティーに欠けるので、参考にしながら配置や色使いを工夫することをおすすめします。
飲食店でない店舗にも広告を設置して集客の幅を広げよう
異業種の店舗と相互で広告を設置しあうと、集客の幅が広がります。
無関係のように思える業種であっても、相性のよい業種の店舗があります。
例えばペット同伴可のカフェならペットショップ、習い事帰りの女性客向けならスクールへ設置してもらうといった方法が有効です。
相互で広告を設置すると、比較的低コストで集客ができる場合があります。
自分の店舗と顧客層が合いそうな店舗にお願いしてみましょう。
効果を測定する手段を準備しておく
広告を出稿する時にセットで、効果測定の手段を準備しておきましょう。
広告にかけた費用に対してどれだけの来客数があったのかわからないと、効果の分析や今後の改善点が見いだせず意味がなくなってしまうからです。
広告は一度出して終わりではなく、改善していくことが費用対効果を上げるために必要なので測定方法を考えておきましょう。
効果の測定方法について以下の記事をご参照ください。
>>費用対効果が高まる!折込チラシ効果測定の方法を徹底解説
特徴を理解しておしゃれなカフェ広告で集客を成功させよう
カフェ広告の種類と特徴、おしゃれなデザインのコツについて解説しました。
カフェや飲食店では特に店舗や商品の魅力を伝える手段としてオフライン広告が向いています。
主に使われる広告の種類は次のようなものがあります。
- 店頭ポスター・看板
- チラシ広告
- 地元タウン誌
- ショップカード
- プリントパブリシティ
それぞれの特徴をいかして、特に女性客が好むおしゃれな広告で集客の成功につなげていきましょう。
なお弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。
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