イベント告知に最適な広告媒体は?チラシ・フライヤーのデザインと作り方も解説!

地域イベントや企業主催のフェアを成功させるためには、どれだけ効果的に告知できるかが重要です。

しかし、SNSやWeb広告が普及する一方で、

「どの媒体を使えばよいのかわからない」
「イベント広告のデザインが思うように作れない」

という悩みは依然として多く見られます。

特に地域密着型のイベントでは、オンラインだけでは情報が届きにくく、紙媒体ならではの訴求力が不可欠です。

そこで本記事では、イベント告知におすすめの紙媒体広告、効果的なデザイン手法、すぐに活用できるテンプレートサイト、参考になるデザイン事例まで、イベント集客に役立つ情報を解説します。

イベント広告の成果を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

また弊社では、紙媒体の広告の出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本Vol.2」を紹介しています。

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イベント広告の作り方・デザインのコツ8選

イベント広告の効果をより向上させるには、内容を正確に伝えるだけでなく、視認性や導線を意識したデザインが重要です。

本章では実務で使えるイベント広告の作り方・デザインの8つのポイントを紹介します。

  • タイトルやコンセプトを分かりやすくする
  • 3分割のレイアウトを意識する
  • 参加のメリットを明確にする
  • 参加に必要な情報を漏れなく記載する
  • QRコードを記載する
  • SNSのアカウントを記載する
  • 特典でお得感を出す
  • テンプレートを活用する

ポイントを押さえ、読み手に刺さる広告を作成しましょう。

タイトルやコンセプトを分かりやすくする

イベント広告では、何よりもまずタイトルとコンセプトを直感的に理解できるように作成しましょう。

広告を見た人の多くは、わずか数秒で参加するかどうかを判断します。

タイトルが抽象的だったり、何をするイベントなのか一目でわからなければ、興味を持たれずにスルーされてしまう可能性もあります。

逆に「家族で楽しめる住宅フェア」「地元グルメが集まるマルシェ」のように目的が明確であれば、必要な人に情報がスムーズに届くでしょう。

タイトルと同時に短いサブコピーを入れ、「どう楽しいのか」「誰向けなのか」を補足するとより効果的です。

タイトルとコンセプトを明確に打ち出し、イベントの魅力を瞬時に伝えられるようにすれば、反応率が高まります。

3分割のレイアウトを意識する

広告デザインは「3分割」を基本に構成すると、読み手が情報を理解しやすく、視認性も高まります

3分割のレイアウトとは、紙面を上・中・下に分け、それぞれに役割を持たせ、読み手の視線を自然に誘導する手法です。

一般的には、上部にタイトルやキャッチコピー、中段に写真やイラスト、下部に詳細情報やQRコードを配置します。視線の動きに沿っているため、迷わず必要な情報にたどり着けるのが利点です。

3分割レイアウトを意識するだけで、伝わりやすく整ったイベント広告を作成できるでしょう。

下記のチラシのテンプレートは、この3分割レイアウトやアイフローに沿ったものになっています。

参考:パワポでポンっ!とチラシのデザイン-パワポン

見やすく内容が一目でわかりますし、イベントのイメージもわきますよね。

基本ですが王道のレイアウトなので、ぜひ活用してください。

参加のメリットを明確にする

「参加したい」と思わせるためには、広告内でイベントへの参加メリットの明確な提示が不可欠です。

そのため、内容説明だけでは自分に関係があるかが判断しづらく、参加意欲につながりにくいのが実情です。

「限定ワークショップを体験できる」「専門家に無料相談できる」といったメリットを明確に示すと、イベントの価値が明確になります。

例えば、住宅イベントなら「来場特典として間取りの無料診断」「キッズスペース完備で家族参加も安心」など、参加者に寄り添った利点を打ち出すと反応が高まります。

メリットを明確に伝えてイベントの必要性を実感してもらい、参加の心理的なハードルを下げましょう。

参加に必要な情報を漏れなく記載する

イベント広告には、参加判断に必要な情報を漏れなく記載しましょう

イベントの魅力が伝わっても、開催日時や場所、対象者、参加方法などの情報が不足していると、参加者は具体的な行動に移せません。

特に、次のような最低限必要な情報は間違いがないよう事前に確認してください。

  • 説明文
  • 開催日時
  • 開催する場所
  • 参加費用
  • 申し込み方法
  • 主催者(主催する団体)
  • お問い合わせ先

せっかくイベントに興味をもってくれたとしても、情報がぬけていてわざわざ問い合わせる手間をかけないよう注意が必要です。

また、誤解や不安を避けるためにも、事前予約の有無や持ち物などの情報を明確に記載しましょう。

さらに、アクセス情報に加えて「駐車場あり」「ベビーカー可」など、来場者目線の注意事項を記載すると、参加の心理的ハードルを下げられます。

必要情報を整理して掲載し、読者がスムーズに参加できる導線をつくりましょう。

QRコードを記載する

イベント広告にはQRコードを必ず掲載し、Webページへ簡単に誘導できるようにすると効果的です。

紙媒体だけでは説明しきれない情報を補完でき、予約フォームや詳細ページにワンタップでアクセスしてもらえるため、参加率が向上します。

また、QRコードは読み取りのハードルが低く、スマホ世代だけでなく幅広い層が利用できます。

住宅フェアなら「来場予約ページ」、スポーツイベントなら「参加申し込みフォーム」へリンクさせ、事前登録の増加につながった事例も多くあります。

QRコードを活用すれば、紙媒体とWebを組み合わせた効果的な誘導が可能です。

SNSのアカウントを記載する

広告にはSNSアカウントを掲載し、イベント情報の継続的なフォローにつなげると効果的です。

SNSはリアルタイムで最新情報を発信できるため、紙広告で届けられない更新情報を補完できます。

アカウントを掲載すると、関心を持った人がフォローでき、後日の告知やリマインドを受け取れるため、参加率の底上げにつながるでしょう。

例えば、Instagramでイベント準備の様子を投稿したり、X(旧Twitter)で最新の開催情報を告知すれば、興味喚起や参加意欲の向上が期待できます。

SNSアカウントがなければ新たに開設し、必ず記載しておきましょう。

特典でお得感を出す

イベント広告では「特典」を明示すると、参加の動機付けを強化できます

人は限定性やお得感に反応しやすく、今行く理由を明確に示すことで行動につながりやすくなります。

特典は金銭的な割引だけでなく、体験コンテンツや来場プレゼントなどでも設定可能です。

例えば「来場者限定のガラポン抽選」「無料ワークショップ」「SNSフォローで特典プレゼント」など、小さな特典でも参加意欲は大きく高まります。

参加の後押しとなる特典をつけ、広告全体の訴求力を上げましょう。

テンプレートを活用する

デザインに慣れていない担当者ほど、テンプレートの活用により短時間で見やすい広告が作れます

テンプレートは配色・配置・フォントなどが整っており、必要情報を入れ替えるだけで、プロ品質に近いチラシを作成できます。

これによりデザイン迷子にならず、時間とコストを削減できるでしょう。

Canva(キャンバ)パワポンラクスルのテンプレートはイベント用途が豊富で、写真を差し替えるだけで完成度の高い広告が作れます。

テンプレートの活用は、品質と効率を両立したイベント広告制作において非常に有効な手段です。

イベント広告のデザインで参考にしたいテンプレートサイト3選

デザインに不慣れでも、テンプレートサイトを活用すればプロ品質のイベント広告を短時間で作成できます。

本章では、実務でも使いやすい3つの定番テンプレートサイトを紹介します。

それでは、それぞれのサイトの特徴を詳しく解説しましょう。

テンプレート1:ラクスル

参考:ラクスル

ラクスルは、印刷とデザインを一体化して利用できるため、イベント広告制作に最も使いやすいテンプレートサイトのひとつです。

豊富な業種・用途別テンプレートが用意されており、写真やテキストを入れ替えるだけで完成度の高いチラシが作成できます。

また、印刷物のサイズや紙質をそのまま注文できるため、「デザインはできたけれど印刷設定が難しい」という課題をまとめて解決できます。

ビジネス用途のテンプレートも多く、住宅・教育・飲食・イベントなど幅広いジャンルに対応している点も魅力です。

例えば、イベントチラシのテンプレートでは、日付・場所・写真・QRコードの配置があらかじめ整えられています。

そのため、必要な情報を埋めるだけで実務レベルの広告が完成します。

ラクスルは「デザイン作成〜印刷注文」まで一貫して行えるため、業務効率を重視する担当者におすすめのテンプレートサイトです。

テンプレート2:Canva(キャンバ)

参考:Canva

Canvaは、直感的な操作と豊富なデザイン素材を備え、誰でもプロ並みのイベント広告を作れる万能ツールです。

ブラウザ上で簡単に操作でき、写真、フォント、図形などをドラッグ&ドロップで編集できるため、デザイン経験のない担当者でも扱いやすい点が大きなメリットです。

また、イベントチラシ・ポスター・SNS広告など、フォーマットの幅が広く、紙媒体とオンライン告知の両方をCanvaで統一して作成できる利便性もあります。

チーム共有が容易なため、社内チェックや共同編集もスムーズです。

例えば、マルシェやワークショップのチラシテンプレートでは、写真の差し替えだけで雰囲気をガラッと変えられ、ブランドイメージに合わせた仕上がりに調整できます。

Canvaは、操作性・素材数・応用性の高さから、イベント広告制作を効率化したい担当者に幅広くおすすめです。

テンプレート3:パワポン

参考:パワポンbyアスクル

パワポンは、PowerPoint形式のテンプレートを無料で使える点が魅力で、社内で手軽にイベント広告を作成したい企業に適したツールです。

PowerPointを使って編集できるため、特別なデザインソフトを導入する必要がありません。

テンプレートは業種別に分類されており、チラシ・ポスター・POPなどイベント告知に役立つ形式が豊富です。

また、PowerPointは社内で共有・修正しやすく、営業部・広報部など複数部署での利用にも向いています。

例えば、講演会や展示会のチラシテンプレートでは、写真枠や見出し配置がすでに調整されており、色味の変更や文言の入れ替えだけで完成度の高い広告が作成できます。

PowerPointを使い慣れた企業は、パワポンを活用してみてください。

イベント告知におすすめのオンライン広告3選

本章では、イベント告知に適したオンライン広告媒体を3つ紹介します。

  • SNS広告
  • Web広告
  • メール・LINE

複数の媒体を組み合わせながら、幅広い層へ効率よくアプローチしましょう。

SNS広告

SNS広告は拡散力とターゲティング精度が高く、イベントの話題化や認知拡大に非常に適しています。

特にInstagramやXはリアルタイム性が強く、直前告知にもピッタリでしょう。またTikTokのショート動画は若年層への訴求力が高く、ビジュアル重視のイベントと好相性です。

SNSはユーザーの行動データを活用して出稿できるため、興味関心に合わせて効率よく集客できます。

Web広告

Web広告は検索意図のあるユーザーに直接アプローチできるため、イベント参加に繋がりやすい媒体です。

Google検索広告なら、悩みがすでに分かっており能動的に情報を探すユーザーへ訴求できます。ディスプレイ広告は、幅広い層に認知を広げる際に検討してみてください。

なお、Yahoo広告は中高年層へのリーチに強く、地域イベントやファミリー向けイベントにも有効です。総合的な告知に活用するなら、Yahoo広告がおすすめです。

メール・LINE

メールやLINEで広告を送付すれば、すでに接点のあるユーザーへ確実にイベント情報を届けられます。特にメールは詳細な内容を伝えやすく、BtoBイベントやセミナー告知に特に最適です。

またLINEは国内利用率が高く、通知が直接届くため開封率が高い点が魅力といえます。リマインド配信やクーポン連携も可能で、イベント参加の最後の一押しとして非常に効果的です。

イベント告知におすすめの紙媒体広告4選

本章では、イベント告知に適した紙媒体広告を4つ紹介します。

  • 新聞広告
  • 折込チラシ
  • フリーペーパー広告
  • 電車広告

エリア限定の訴求に特に適した媒体の特徴を見ていきましょう。

新聞広告

新聞広告は、広い年代層に確実にリーチできる媒体として、地域イベントの告知に有効です。

新聞は地域密着型メディアであり、読者の多くは地域情報に関心を持っています。

そのため、地元開催のイベントや行政・企業主催の催し物との親和性が高く、告知内容が自然に受け入れられやすい特徴があります。

また、新聞購読者は比較的情報感度が高く、読み物としての信頼性・安心感を重視する傾向がある層です。紙面というフォーマルな場での紹介は、イベント自体の信頼性向上にも寄与するでしょう。

例えば、文化講演会や住宅展示場のフェアなどでは、新聞の地域欄や小枠広告の利用によって、高い認知獲得につながったケースも多く見られます。

幅広い年代に届き、信頼性が高い新聞広告は、地域密着のイベント告知に適した選択肢と言えるでしょう。

なお、新聞広告について詳しくは以下の記事で紹介しています。

新聞広告とは?段って何?その特徴や種類を徹底解説!

折込チラシ

折込チラシは、地域の家庭に確実に届けられる広告として、イベント集客に非常に効果的です。

折込チラシとは、新聞に挟み込んで各家庭へ配布される広告チラシです。新聞購読世帯のポストに直接届くため、地元のファミリー層や高齢者に対して高い接触率を確保できます。

特定エリアのみに配布できるため、商圏とイベント会場が一致する場合は費用対効果が高く、来場につながりやすい点が大きな強みです。

また、紙面を広く使えるため、地図・スケジュール・写真などを整理して掲載しやすく、読み手にも伝わりやすくなります。

例えば、食品フェア、モデルハウスイベント、祭りなど、地域に根ざしたイベントでは折込チラシの反響が高いケースが多く、来場数の増加に直結した事例もあります。

ターゲット地域に確実に届けられる折込チラシは、特に地域密着型イベントの集客と相性が良い媒体です。

また、折込チラシの戦略について、詳しくは以下の記事もご覧ください。

折込チラシの効果を高める戦略とデザインのコツ

フリーペーパー広告

フリーペーパーは、生活導線で手に取ってもらえる媒体として、気軽にイベント情報を届けられる点が魅力です。

駅やスーパー、公共施設など、地域住民が日常的に訪れる場所に設置されているため、年齢層を問わず目に触れやすい特徴があります。

また、フリーペーパーは独自の編集記事や特集があるため、読者の地域情報への関心も高く、イベント告知と親和性のある文脈で届けられる点も強みです。

さらに、持ち帰って保存しやすいことから、イベント日時やアクセス情報をすぐ確認できるという利便性もあります。

例えば、マルシェ、移動販売イベント、地域フェスなどでは、フリーペーパー掲載をきっかけに新規来場者が増えたというケースもあります。

手軽に手に取ってもらえるフリーペーパーは、地域住民の生活に溶け込みながらイベント告知できる効果的な媒体といえるでしょう。

なお、フリーペーパー広告について詳しくは以下の記事で解説しています。

フリーペーパー広告とは?効果的なデザインのコツや費用相場、配布方法を丸ごと解説

電車広告

電車広告は、通勤・通学者の目に自然に入り、広く認知を獲得できる媒体としてイベント告知に適しています

電車内や駅構内は「滞在時間が長く、広告をじっくり見てもらえる場所」であり、イベント情報をしっかり読んでもらいやすい環境です。

地域の路線を利用する住民に高い接触頻度で届けられるため、地域イベント情報浸透に効果的です。

ポスター・中吊り・デジタルサイネージなど複数形式があり、目的や予算に合わせた展開ができます。

例えば、スポーツ大会、ライブイベント、地域祭りなどは駅ポスターによって周辺住民への認知が広がり、SNS拡散のきっかけになるケースもあります。

電車広告は、高い視認性と接触回数の多さを活かし、幅広い層への認知拡大に効果的な紙媒体広告です。

なお、電車広告の効果について、詳しくは以下の記事で解説しています。

電車広告の費用対効果とは?掲出場所の選定がポイント

地域のイベント告知には紙媒体が最適

地域のイベント告知では、紙媒体が依然として高い効果を発揮します。

生活動線に自然に入り込み、地域住民に直接アプローチできるためです。

特に自治体主催の催し物や商店街イベント、住宅展示場のフェアなどは、エリアを限定した集客が中心となるため、紙のチラシやフライヤーはターゲットに確実に情報を届けられます。

また、高齢者層や家族層など、SNSやWeb検索を頻繁に利用しない層にも的確に届く点も見逃せないメリットです。

手に取って読んでもらえる紙媒体は、イベントの雰囲気や世界観を視覚的に伝えやすく、保存性も高いため「参加を検討するきっかけ」になりやすい特徴があります。

地域密着型イベントほど、紙媒体の強みを活かせば集客の質と量を着実に高められるでしょう。

 

イベント広告のデザイン事例3選

イベント広告のデザインは、イベントの種類によって重視すべき要素が大きく異なります。

本章では、目的やターゲットによってどのようにデザインの方向性を変えるべきか、具体的な事例をもとに解説します。

  • 住宅関連イベントの広告
  • スポーツイベントの広告
  • 伝統芸能イベントの広告

特徴を押さえれば、イベントの魅力がより伝わり、告知効果も高まるでしょう。

住宅関連イベントの広告

住宅展示場の見学会やリフォーム相談会など、家づくりに関するイベント広告では「安心感」「落ち着き」「清潔感」を与えるデザインが重視されます。

明るい木目調の背景や、家族が笑顔で暮らす写真を配置し、来場後の生活イメージを自然と想起させる構成が効果的です。

家族や住まいに関連する写真を大きく使い、具体的な内装や周辺の生活関連施設もわかるデザインが良いでしょう。

下のチラシをご覧ください。

参考:ラクスル|お客様デザイン事例集 住宅・不動産編|住宅販売会のチラシデザイン

3分割の基本にしたがって、チラシの上部にイベントのタイトルを大きく表記して真ん中に写真を配置し、さらに下部に詳細情報を載せて、バランスの良いデザインに仕上げています。

また、家族連れが楽しめるプレゼントや相談会の情報を盛り込み、参加者にとってのメリットもアピールしています。

スポーツイベントの広告

スポーツ系イベントの広告では、「動き」「スピード感」「エネルギー」を感じられる配色とレイアウトが鍵です。

鮮やかな赤・青・黄などの彩度の高い色を使い、読者や観客がそのエネルギーを感じ取れるよう、アクションシーンの写真やダイナミックなフォントを活用すると良いでしょう。

下のチラシをご覧ください。

 

ブラウブリッツ秋田様チラシ参考:チラシデザイン作成PRO.|スポーツチラシ制作実績|ブラウブリッツ秋田

秋田からJ1を目指す「ブラウブリッツ秋田」のチームポスターです。

選手の躍動感あふれる瞬間を捉えた写真が掲載され、ホームカラーのブルーを基調としたデザインが、選手やサポーターの気持ちを盛り立てます。

青地に白抜きでチーム名を、「絆」のキーワードはダイナミックなフォントで目立たせ、試合の開催場所や日時の情報は下部に簡潔にまとめて、読み手が一目で内容を理解できるようにしています。

また、QRコードも記載し、追加情報を容易に確認できるよう工夫されているのもポイントです。

アクティブな雰囲気を作りつつ、必要情報がひと目で分かる構成にしっかりと仕上がっています。

伝統芸能イベントの広告

伝統芸能のイベントチラシでは、落ち着いた色合いや格式を感じさせるデザインが求められます

伝統的な模様や和風の色使いを意識し、上品で洗練された雰囲気を醸し出すことがポイントです。

下のチラシをご覧ください。

参考:TITAN ART CO.,LTD|スタッフブログ|イベントポスター・チラシ(鴨川をどり)

これらのチラシも、3分割の基本にしたがって作り込まれています。

「鴨川をどり」は、京都の伝統芸能である舞妓や芸妓が舞台で披露する、華やかな舞台芸術です。

一目で目を引く大きなタイトルに、落ち着いた色合いでありつつ華やかな背景、さらに芸妓や舞妓の写真を大きく配置し、視覚的に美しさを引き立てています。

伝統芸能は特定のファン層が存在するため、ターゲットに響くデザインと訴求ポイントを明確にすると、ファンのイベントへの関心が高まります。

この場合は、日本の伝統芸能を体験したい海外の観光客向けに英語でのチラシも作成し、海外のファン層もカバーしているのがポイントです。

伝統芸能の広告では、「格式」「静けさ」「深み」といった世界観をしっかりと視覚的に伝えましょう。

イベント成功にはチラシ・フライヤー広告デザインのコツが大切

イベントの集客効果を上げるには、紙媒体の強みを活かしつつ、読み手が「行きたい」と感じる広告デザインが欠かせません

本記事で紹介したように、タイトルやコンセプトの明確化、レイアウトの工夫、参加メリットの提示、必要情報の整理など、押さえるべきポイントは数多くあります。

しかし、どれも難易度の高いテクニックではなく、基本を丁寧に実践すれば確実に効果が表れます。

まずは、小さな改善から取り組むだけでも、広告の見やすさや反応率は大きく変わります。

ぜひ本記事のコツを活用し、成果につながるイベント広告を制作してください。

また弊社では、紙媒体の広告の出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本Vol.2」を紹介しています。

詳しく知りたい方はぜひバナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。

ペーパーアド編集部
当サイトを運営するPAPER AD編集部です。 PAPER ADを運営する株式会社ジェイアンドユーでは50年以上にわたり、通販企業を中心に300社以上との取り組みを続けてきました。 紙媒体ならではの届ける力と、デジタルの利便性を武器に、クライアントの課題解決に取り組んでいます。 全国の拡販誌、新聞本誌、雑誌・会報誌、同梱広告などでの実績があり、中でも拡販誌(新聞社が発行配布する主婦向け生活情報誌)は発行当初より扱っており全国シェアNo.1を誇ります。