お墓の広告に必要な情報とは?自社の強みとニーズのマッチで集客へ

お墓の広告をどう作ったらいいか、迷っていませんか?

まずはお墓の購入を検討しているターゲットが知りたい情報とはどんなものか、把握するところからはじめましょう。
そして自社の強みは何なのか、明確にする必要があります。

この記事では、お墓の広告に欠かせない5つの情報と、集客につながる広告の配布方法を紹介します。

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お墓の広告でターゲットが知りたい5つの情報

まずはお墓の広告に必ず入れたい5つの情報を紹介します。

  1. 墓石の形や材質など
  2. 霊園・墓地の管理状況
  3. 交通手段やアクセスのよさ
  4. 霊園・墓地の雰囲気や周りの環境
  5. 価格

この5つは、お墓の購入を検討している多くのターゲットが知りたい基本的な情報です。
お墓の広告には、すべて入れ込みましょう。

①墓石の形や材質など

お墓の広告において、絶対に外せないのが、お墓本体つまり墓石についての情報です。

お墓を建てるのを検討している方は「こんなタイプのお墓を建てたい。」とある程度イメージをしています。

広告を見てお墓の形や材質などがわかれば、それが自分に必要な情報か、そうでないかの切り分けがしやすくなります。

実際のお墓の外観や墓石の材質がわかるアップ写真を使うといいですね。

墓石の基本的な情報として挙げられるのは下記の4つ。

  • 方角
  • 材質

それぞれの要素について、どんなターゲットに向いているのか見ていきましょう。

お墓の形は、大きく3つの種類に分けられます。

1つめは、昔からよく使われる縦長の三段型といわれる和型。

いまでも王道の形として多くの方になじみがあり、お墓の広告でもこの和型の写真を使ったものが多くあります。

この和型のタイプを打ち出した広告は、お墓を建てる場所がお寺や、ターゲットが高齢者の場合などに向いているといえるでしょう。

2つめは横長の洋型といわれるタイプ。

背が低く、横に長く伸びた形から、オルガン型と呼ばれることもあります。
近年はこのオルガン型のお墓も人気があり、とくに芝生やガーデンタイプの霊園で見かけることが多いです。

若い世代や新設の霊園近くに住んでいる方に向いているでしょう。

3つめはオリジナルデザインのお墓。

従来の型にはまらず、自由な形をデザインできるオリジナルデザインのお墓も密かな人気があります。
墓石を故人にちなんだアイテムの形にしたり、絵や文字を彫刻したりと、アレンジの方法もバラエティ豊かです。

オリジナルデザインのお墓は、故人のために子や親族が建てるだけでなく、夫婦2人だけで入る用や、個人の方のニーズもあります。

区画や向き

お墓がどちらの方角を向いているか、気にする方もいます。
お墓の向きについて厳密な決まりはありませんが、東や南は人気があります。

これは宗教的なものよりもどちらかというと、太陽の光があたりやすくお墓を明るく照らしてくれるからという理由から選ばれるようです。

また東向きや南向きのお墓は、ジメジメせずにコケが生えにくいメリットもあります。
もしお墓が東向きや南向きなら、それもアピールポイントになりますね。

色は灰色系か黒系か

お墓の石の色もさまざまですが、灰色系と黒系の2つが主流です。
とくに灰色系は昔から人気の王道の色で、一番多く使われています。

灰色は汚れが目立ちにくいという特徴があり、遠方に住んでいて頻繁に訪れるのが難しい方やお墓掃除が大変に感じる高齢の方へのアピールポイントに。

黒系はスタイリッシュな印象があり、最近では若い世代に人気です。

ただし黒色は熱がこもりやすいので、お墓の中でご先祖様が暑い思いをする、と気にされる方もいます。

石材の種類は何を選ぶか

墓石に使われる石には多くの選択肢があります。

そのなかでも一番多く使われるのは、御影石(みかげいし)です。

さまざまな鉱物が混ざり合ってできている御影石は、外観も細かくまばらな柄に見えます。

同じ御影石でも、石の硬さや吸水性に違いがあり、一般的には硬くて吸水性の低い石が墓石にはよいとされていますが、必ずしもよい石が高級とは限りません。

石の種類に希少性があるものは、価格は高くなります。

御影石のほかには、噴出したマグマが固まってできた安山石、黒っぽい色が特徴的な斑レイ岩などが代表的ですが、細かく数えると100種類以上あります。

霊園や墓地のあるエリア、ターゲットの年齢層などによって材質にもニーズの差が出てくるようです。

②霊園・墓地の管理状況はどうか

霊園や墓地の管理状況についても触れておきたい大切なポイントです。

  • 墓石の周りの掃除はやってくれるのか
  • 水おけやひしゃくの貸出しはあるか
  • 線香の着火具はあるか
  • 来訪者用のトイレや休憩スペースの有無
  • 納骨や法要のときに何をしてもらえるか

上記の他にも自社のセールスポイントがあればぜひ、目立つキャッチコピーやイラストを付けてアピールしましょう。

③交通手段やアクセスのよさが気になる

購入者はお墓を建てて終わりではありません。

お墓を建てた本人だけでなく、子どもや親族、知人などひとつのお墓には複数の人が今後、お墓参りで訪れることになります。

墓地・霊園へのアクセス方法も大切なポイントです。

  • 駅から徒歩で行けるのか
  • 近くにバスルートは通っているか
  • 駐車スペースの有無など

車を所有していない高齢者であれば、バス停が近くにあると便利でしょう。

ファミリー層であれば駐車場が広く、近隣に買い物やレジャー施設がある場合は家族で外出するときにお墓参りがしやすくなり、アピールしやすいです。

都市型の霊園・墓地なら、ターミナル駅から何駅・何分と記載すると、広告を見た方がどれくらいの時間でアクセスできるのか、イメージしやすくなります。

アクセス方法も、ターゲットに合わせて強調するポイントを変えるといいですね。

④霊園・墓地の雰囲気や周りの環境はどんな感じか

お墓へ今後、長期間にわたり訪れることを考えると、霊園や墓地がどんな場所にあるのか気になるターゲットもいます。

霊園・墓地内の様子や外観、全体の雰囲気が伝わる画像があると、ターゲットがイメージしやすいです。

⑤価格はどれくらいか

価格は人が最終的な購入の判断材料にすることが多い、大切な情報です。

お墓の場合、墓石本体だけでなく永代使用料や管理料などの費用も発生します。

全体でかかる費用と内訳を、わかりやすく記載しましょう。

裏面を使える広告なら、裏面に、表を活用して詳細な価格を載せるといいですね。

墓石以外のお墓という選択肢も

近年は高齢化が進み、子どもや孫がおらずお墓を守ることが難しい家庭も増えてきました。

また価値観の多様化から、親戚や知人が集まって故人に手を合わせるためのお墓なので、それは墓石でなくてもいい、という考えの方も。

そして墓石でお墓を建てようとすると、それなりに費用がかかり、100万円以上かかることも珍しくありません。

こうした背景から墓石以外のお墓も注目を集めています。

  • 花木を植え根元に遺骨を埋める樹木葬
  • 遺骨を粉末にして海にまく散骨
  • 遺骨を埋葬せずに納骨堂に納める

もし墓石以外のお墓の広告を出すなら、広い敷地が確保しづらい都市部や単身者が多い地域など、ニーズのありそうなエリアを事前にリサーチしておくといいですね。

お墓の広告はアピールポイントを絞って

お墓に求めるニーズは人それぞれです。

  • 家から遠くても霊園・墓地の雰囲気にこだわりたい
  • 足腰が悪いのでアクセスのよさが一番の条件
  • 季節の花が咲いたり、海が見渡せる丘の上だったりとロケーションを重視したい
  • 周辺の治安が気になる
  • とにかく購入の費用を抑えたい
  • お墓はオリジナルデザインでこだわって建てたい
  • ペットも一緒に入れるお墓を探している

お墓の広告を作るにはまず、自社の強みは何かを明確にしましょう。

そのうえで自社のアピールポイントにマッチするターゲットを設定し、ニーズに合った広告を打ち出すことをおすすめします。

お墓の広告を配布する方法

お墓の広告をターゲットに届ける3つの方法についてご紹介します。

せっかくターゲットを決めて強みをアピールした広告を作っても、手に取ってもらわなければその次のアクションに進んでもらえません。

ターゲットのライフスタイルに合わせた配布方法を選んで、効率よく広告を届けましょう。

①新聞の折り込みチラシ

お墓の購入者は60代以降の方が大半を占めています。
そして新聞の購読者は高齢者が多め。

新聞を読むついでにチラシをチェックする方も少なくありません。

折り込みチラシは、新聞を取る方にお墓の広告も目にしてもらいやすい方法です。

新聞の折り込みチラシの活用方法については、こちらの記事を参考にしてください。
費用対効果は抜群!?成功に導く新聞折り込みチラシ設計

②ポスティング

お墓のニーズのありそうなエリアに直接ポスティングすると、反響率も期待できます。

ポスティングの主なよいところは下記の4つ。

  • 配布エリアを細かく設定できニーズに合うターゲットに届けやすい
  • 新聞を購読していない方にも手に取ってもらう機会が生まれる
  • 新聞に折り込まれる複数枚のチラシではなくチラシ1枚だけが届くので目に留まりやすい
  • 保管して後から見返してもらえる可能性がある

ポスティングのコツについては、こちらの記事を参考にしてください。
効果的に集客を!チラシのポスティングの押さえるべきコツを紹介

③フリーペーパー

駅や商業施設に設置できるフリーペーパーにお墓の広告を掲載する方法です。

フリーペーパーを設置するのが霊園・墓地へアクセスしやすい場所だと、よりターゲットが身近に感じやすくなりいいですね。

フリーペーパーの設置については、こちらの記事を参考にしてください。
フリーペーパーの設置場所はどこがベスト?有料・無料の特徴を解説

お墓の広告は5つの情報と強みとニーズのマッチを意識して

お墓の広告に必ず入れたい5つの情報と、集客につながる配布方法について、ご紹介しました。

ご紹介した以下の5つはどれも基本的な情報なので、すべて載せることをおすすめします。

  1. 墓石の形や材質など
  2. 霊園・墓地の管理状況
  3. 交通手段やアクセスのよさ
  4. 霊園・墓地の雰囲気や周りの環境
  5. 価格

そのうえで自社の強みを明確にし、届けたいターゲットに合った情報をアピールするような広告を打ち出しましょう。

また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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