「他のリフォーム業者と差別化し、集客につながる広告展開をしたい」と考えてはいませんか?
住宅リフォーム業者が続々と広告展開をはじめ、競争率が高まっているのを感じている人も多いと思います。
今回の記事では、競合のなかでも集客を勝ち取れる、リフォーム広告のデザイン法について解説。
現代では少子化や高齢化で、住まいへの快適さを求める人が増えています。
だからこそ、リフォーム市場は拡大が期待できる分野です。
すぐにでも実践できる内容も解説しているので、順を追って見ていきましょう。
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リフォーム広告のデザイン前にターゲティングをしよう
集客をするにはターゲットを選定し、そのターゲット層に好まれるリフォーム広告のデザインを展開することが重要です。
広告は利用者にとって商品やサービスの入り口です。
まずは自社のチラシなどに興味を持ってもらう必要があります。
ターゲティングの方法について、以下3つのポイントが重要。
- 顧客の属性をセグメント化する
- 顧客の価値観でセグメント化する
- ニーズを考える
まずは①から、解説していきます。
①顧客の属性をセグメント化する
平成31年時点で、すべての年代においてリフォームへの需要は増え続けています。
すべての年代を狙うのではなく、まずは自社のサービスがどの世代に向けているのか、または提供したいのかを考えましょう。
特に以下の属性は、ターゲットを決める上で重要な要素です。
- 年齢層(30代、40代、50代など)
- 家族関係(核家族世帯、2世帯同居など)
ターゲットを明確化し、自社が売り込みたいサービスを、リフォーム広告のデザインのメインに持っていきましょう。
②顧客の価値観でセグメント化する
顧客の価値観は、ターゲティングで重要な要素のひとつ。
ターゲットのライフスタイルや趣味や嗜好などにより、必要とされるサービスが違うからです。
例えば核家族世帯と、2世帯同居の家族の場合。
核家族世帯 | 子供部屋や夫婦のプライベート空間などを重視したリフォーム |
2世帯同居家族 | 高齢者の祖父母層の安全性を重視したリフォーム |
上記のように顧客が重要と考えるリフォームのポイントが、異なってくると考えられます。
ターゲットの価値観によって、リフォーム広告のデザインでメインとなる、イメージ写真も変えていきましょう。
③ニーズを考える
顧客を属性と価値観に分けターゲティングした後は、具体的なニーズを深掘りしましょう。
ニーズを特定し、自社の強みとする合わせることで、他社との差別化ができます。
- 価格重視か
- 高品質を求めているのか
- おしゃれ重視か
- シンプルなリフォームを希望しているのか
顧客のニーズは、リフォーム広告のデザインのイメージにつなげることができるので、妥協せずに掘り下げてしていきましょう。
「集客できるチラシ広告とは?Web集客との違いと新たなチラシ戦略」の記事でもターゲティングについて、解説しています。
リフォーム広告のデザインで重要な3つのポイント
ターゲティングの後は、チラシなどのリフォーム広告をデザインしていきます。
集客につなげるためには、セグメント化したターゲット層に対して、しっかりアプローチできるデザインが必要です。
デザインに落とし込む際に、おさえておきたいポイントが3つあります。
- ターゲット層に合わせた配色
- 写真のクオリティと使い方
- 情報のわかりやすさ
まずは配色から、解説していきましょう。
①ターゲット層に合わせた配色
広告のデザインを考える上で、配色は非常に重要です。
ターゲット層に見てもらえるかどうかは、配色によって大きく左右されます。
以下のように、デザインで使用するメインカラーを決めます。
女性向け | ピンクや赤や清潔でクリアな配色、パステルカラー |
高齢者向け | 彩度を落とした茶色や緑、紫 |
高級感 | 黒やゴールドなど、彩度の低い色の組み合わせ |
和風 | 彩度を落としたもの、深みのある赤や緑など |
次の広告例は、女子向けのリフォーム広告です。
パステルカラーを使い、女性が好む印象に仕上がっています。
ターゲット層に合ったメインカラーを設定し、リフォーム広告を作りましょう。
テーマカラーは3色をベースに
ターゲット層に合ったテーマカラーは、3色におさめるのがベストです。
色の量が多すぎると、デザインが難しくなり、さらには情報が見づらくなってしまうことに。
- ベースカラー
- メインカラー
- アクセントカラー
上記の3つを決めた上で、さらに配色の比率は「70% : 25% : 5 %」に分けるのが最適と言われています。
色選びと色の配分は、リフォーム広告に限らず、広告デザインにおいて重要な工程です。
上記のポイントを参考にしながら、デザインに生かしてください。
②写真のクオリティと使い方
リフォーム広告では、写真のクオリティはもちろん、写真の使い方でデザインの良し悪しが左右されます。
それぞれ説明していきましょう。
写真のクオリティ
リフォーム広告に使う写真は、画素数が高いものを使用してください。
リフォームの実例でも、イメージ写真でも、低クオリティの写真ではサービスの魅力が伝わりません。
また写真が暗すぎる場合は、明度を調整して使用してください。
クオリティの高い写真で、自社のリフォームの魅力をしっかり伝えましょう。
写真の使い方
写真の使い方は、リフォーム広告の目的によって異なります。
まずは自社の認知度を高めたいブランディング広告なのか、申し込みや問い合わせにつなげるレスポンス広告なのか。
何を目的にするか明確にしてから、使う写真・写真の使い方を決めましょう。
以下はブランディング重視の、リフォーム広告の例。
モダンでおしゃれなイメージが伝わり、見た人が興味を持ち、イメージを膨らませられるデザインです。
次はレスポンス広告の例です。
見た人がすぐ行動できるよう、金額の詳細や問い合わせ先が明確に記載されています。
写真の使い方における相違点を、まとめると以下の通りです。
イメージ重視のブランディング広告 | 綺麗な写真を全面に配置し、写真がメイン |
情報重視のレスポンス広告 | 写真は過去事例を並べ、テキストがメイン |
ブランディングイメージを伝えたいのか、問い合わせにつなげたいかの目的によって、写真を使い分けてリフォーム広告をデザインしてください。
「レスポンス広告は見やすさが重要!デザインのコツを紹介」の記事も参考になります。
③情報のわかりやすさ
リフォーム広告のデザインにおいて、情報のわかりやすさ、文字の読みやすさが大切です。
以下のルールを守った上で、デザインを行ってください。
- テキストと背景のコントラストを強くする
- 1行を短くする
- テキストの大きさに強弱をつける
- 縦横の位置関係を整える
上記を実行するだけで、情報がとても読みやすくなります。
読みやすくすることで、情報が的確に伝わり、集客につなげることが可能です。
ぜひ実践してみてください。
リフォーム広告のデザインで必要不可欠な要素
リフォームは日用雑貨とは異なり、高額となる場合が多いです。
だからこそ、リフォーム広告でしっかりと情報を伝える必要があります。
ブランディング広告の場合は例外としてありますが、リフォーム広告のデザインをする際に必要な要素を、解説していきましょう。
ビフォーアフターの写真
過去の事例をビフォーアフターとして載せることで、見込み客はリフォームの仕上がりをイメージしやすくなります。
イメージをしてもらうことで、自社の技術に安心感を持ってもらうことができ、信頼感も増します。
過去の事例がある場合は、積極的に写真を使っていきましょう。
メリット
競合が並ぶなか、自社のリフォームを選ぶことで得られるメリットを記載しましょう。
強みを伝えることで、他社との差別化もしやすくなります。
例えば、以下のような内容です。
- アフターフォローあり
- 耐震補強も可能
- セット割引あり
デザインの際は、メリットを読みやすく掲載すると、より効果的です。
価格
リフォームは高額な場合が多いため、検討の材料となる価格は記載するのがベスト。
そのなかでも比較的、低価格でできる部分リフォームなどを掲載することをおすすめします。
キッチンやトイレなど、部分リフォームの価格を把握することで、消費者の購入に対する、心理的ハードルを下げることが可能。
心理的ハードルが下がることで、問い合わせなどの次のアクションにつながり、結果的に集客力を上げることができます。
問い合わせ先・相談会日時
リフォームをする際は、お客様との事前相談や打ち合わせが必須です。
まずは相談する一歩を踏み出してもらうために、自社の問い合わせや、相談会イベントの日時は明記しましょう。
特に相談会イベント日時は、見逃されないよう、大きくわかりやすく掲載してください。
重要な情報を明確に伝え、より確実な集客につなげていきましょう。
「売れる広告の作り方とは?集客率が上がる7つの法則を解説」の記事も、ぜひ参考にしてください。
リフォーム広告は戦略的なデザインで集客を!
今回の記事では、リフォーム広告のデザインでおさえたいポイントと、デザインの方法について解説しました。
- 詳細にターゲティングをする。
- デザインで配色や写真、テキストを有効に使う。
- 集客につながる要素を広告内に記載する。
上記のポイントをおさえ、リフォーム広告をデザインしてください。
ターゲティングから戦略を立て、デザインに反映することが重要です。
そしてより多くの人に自社のリフォーム広告を見てもらい、集客力を上げましょう。
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