レスポンス広告は見やすさが重要!デザインのコツを紹介

レスポンス広告は、ターゲットが理解しやすい、アクションにつなげやすい広告であることが重要です。

しかし、レスポンス広告の制作において、デザインをどうすれば良いのか、どんなポイントを押さえればいいのかなど、分からないことが多い人もいると思います。

今回の記事では以下の内容に関して解説。

  • レスポンス広告とは
  • レスポンス広告のデザインのポイント
  • レスポンス広告に重要なキャッチコピー
  • レスポンス広告とイメージ広告の違い

レスポンス広告を出そうと迷っている人や、レスポンス広告を出そうとしている人は必見です。

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レスポンス広告とはターゲットの反響を直接知れる広告

ターゲットの直接的な反応を知ることのできる広告手法が、レスポンス広告です。

直接的な反応を知れることから、「ダイレクトレスポンス広告」とも言われることもあります。

ダイレクトレスポンス広告については、以下の記事を参照してください。
ダイレクトレスポンスマーケティングとは?成功するポイントを解説

レスポンス広告からターゲットに期待するアクションは以下の例があげられます。

  • 商品購入
  • 資料請求
  • メルマガ登録 など

他にも期待するアクションは様々です。

レスポンス広告を利用するメリットとして上げられるのが、ターゲットが行ったアクションを数値化できる点。
効果を数値化することで、広告運用やマーケティングにデータを生かすことが可能です。

レスポンス広告は紙媒体やWeb、マスメディアまで多岐にわたります。
つまり媒体を選ばず、幅広い方法で反響率をチェックすることが可能です。

  • 新聞広告や折込広告などの紙媒体
  • Web媒体
  • テレビCM
  • テレビ通販
  • ラジオ
  • ダイレクトメール など

紙媒体でレスポンス広告を出す場合に、よく用いられるのが新聞広告や折込広告。

新聞広告に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
新聞広告とは?段って何?その特徴や種類を徹底解説!

更にレスポンス広告は、業種を選ばずに全てのビジネスにおいて活用できます。
売りたい商品やサービスがあれば、どの業種においてもレスポンス広告は効果的です。

レスポンス広告デザインのコツ5つを紹介

レスポンス広告のデザインにおいて、抑えておきたいコツを5つ紹介します。

  1. ターゲットを明確にする
  2. 割引や特典をわかりやすく見せる
  3. 次の行動に促す
  4. 目を引くキャッチコピー
  5. レビューを記載して信頼感を高める

順に解説していきます。

①ターゲットを明確にする

レスポンス広告は、「商品を購入する」や「問い合わせをする」などの、直接的なアクションを獲得するための広告の手法です。

よってデザインを決めるのに、ターゲットを細かく絞る必要性があります。
ターゲット設定が細分化するほど、特定のターゲットの心に刺さる広告を作ることが可能です。

広告のターゲットを大衆向けにしてしまうと、ターゲットの心に刺さる広告にはなりません。
ターゲットの心に刺さらなければ、ターゲットは購買行動を起こしづらくなります。

性別や年代だけでなく、仕事、住宅の環境、家族構成など、ターゲティングの際はセグメントを詳細に設定していきましょう。

更に、設定したターゲットが好むデザインを用いることも重要です。

若い女性向けの商品であれば、可愛い・綺麗・癒し・健康的などのイメージを。
金銭的に余裕のある、定年退職後の高齢者向け商品であれば、高級感・重厚感・特別感などがおすすめです。

詳細にターゲット設定をすることで、どのようなデザインでレスポンス広告を出せば効果的なのかが分かります。

②割引や特典をわかりやすく見せる

ターゲットにアクションを起こしてもらうためには、特典や割引を用意することも効果的です。
ターゲットにとってのメリットを用意することで、ターゲットが購買行動を起こすキッカケとなります。

特に「無料」というワードは強く、人を引きつける効果があります。
しかし、使いすぎると商品の価値を下げてしまう可能性があるので注意が必要です。

無料クーポンだけでなく、割引やサービスに誘導するために無料招待や無料査定なども効果的です。

③次の行動に促す

広告を見たターゲットが次にどんな行動をすれば、その商品が手に入るのか、サービスが受けれるのかを明確に示す必要があります。

広告の情報が多すぎると、どのように商品を購入すればいいか、ターゲット伝わりづらくなります。

購入に関する情報は、シンプルかつ、分かりやすく記載することが重要です。

電話をするのか、メールをするのか、次の行動への明確な道筋を広告の中に示しましょう。

④目を引くキャッチコピー

レスポンス広告は、ターゲットが広告に目に留めてもらうことが重要です。

目を留めてもらうのに必要な要素が、印象的なキャッチコピー。
レスポンス広告の制作では、ターゲットを引きつけるキャッチコピーは欠かせません。

キャッチコピーの作り方については、次の記事で詳しく記載しています。
売れるキャッチコピーでインパクトのあるチラシを作る3つの方法

レビューを記載して信頼感を高める

レスポンス広告の信頼感を高める上で、レビューの記載はとても効果的です。
第三者の視点や評価を広告に記載することで、ターゲットに信頼感と安心感を与えることができます。

自社商品のリピーターのレビューも有効ですが、専門家や有名人のレビューはさらに効果的です。

既存顧客がいる場合は、レスポンス広告に積極的にレビューを記載しましょう。

こんなデザインはNG!レポンス広告のデザインの注意点3つ

レスポンス広告のデメリットとなるポイントが3つあります。

  1. 複雑なデザイン
  2. かっこいいデザイン
  3. 商品の優位性を勘違いしたデザイン

なぜデメリットにつながるのか、解説していきます。

①複雑なデザインは次のアクションにつながらない

レスポンス広告に情報を詰め込みすぎると、必然的に複雑なデザインになります。

結果、広告を見たターゲットが商品やサービスの購入方法が分からない、という状況になりまねません。
複雑すぎるデザインは、購買行動につながらないので注意が必要です。

レスポンス広告は、広告を見たターゲットが次のアクションを起こすことを目的としている広告なので、シンプルかつ分かりやすいデザインを心がけましょう。

②レスポンス広告はかっこいい広告ではない

ブランドの価値を高めるためのイメージ広告であれば、素敵なモデルの写真やブランドの世界観を写した1枚など、かっこいい・おしゃれな広告が効果的です。

しかし、レスポンス広告においてはイメージを重視し、写真のメインの広告にすることは効果的ではありません。

レスポンス広告はあくまで、ターゲットからの反響を得ることを目的とした広告です。
イメージ重視の広告では、ターゲットはアクションを起こしづらくなります。

ターゲットに明確に商品の購入方法や、自社のリンク先などが明確に伝わるような、レスポンス広告を作りましょう。

③優位性を過剰にアプローチしたデザイン

販売したい商品の優位性を、過剰に評価した広告作成は逆効果です。

レスポンス広告はターゲットにアクションを起こしてもらうことが目的ですが、過剰なアプローチは嫌煙されてしまいます。

商品やサービスの優位性を過剰にアプローチするのではなく、レビューや販売数など、信頼できるデータをメインに広告を構成しましょう。

信頼や裏付けのあるデータやレビューの記載がある広告は、過剰な広告よりターゲットの心に響きます。

レスポンス広告をデザインをする上で重要な「キャッチコピー」

レスポンス広告はキャッチコピーが重要です。
人の目を引きつつ、記憶に残るキャッチコピーが必要不可欠。

レスポンス広告で用いられるキャッチコピーは、狙ったターゲット層に刺さるように作りましょう。

レスポンス広告で用いられるキャッチコピーとは

狙ったターゲット層に刺さるキャッチコピーを作るには、どうすれば良いのでしょうか。

アメリカの広告業界で、通販広告のコピーライターとして58年間活躍した、ジョン ケープルズはキャッチコピーを書く要素を以下のように説明しています。

  • 目にした人にとってのベネフィット
  • 最新、これまでになかったものなどの新しさ
  • 思わず興味がわく内容
  • ポジティブなもの(ネガティブなものはNG)
  • 誰でも身近で簡単にみえる

上記の要素が盛り込まれているキャッチコピーは、成功をおさめやすいと言われています。

(参照:DIY出版 10倍売れるコピーライティング術: [令和版]

以下はよくみる、レスポンス広告のキャッチコピーの例です。

  • 〇〇したいと思ってもなかなかスタートできないあなたへ
  • 〇〇をして、〇〇になれる方法
  • 毎日△分〇〇するだけで、〇〇できます
  • あなたは〇〇で失敗していませんか?
  • △△人が効果を実感、驚きの〇〇とは
  • 〇〇(権威のあるもの:医師・弁護士など)も取り入れる〇〇

意外性を表したり、数字を用いたり、語りかけたりするキャッチコピーに対して人は興味を示します。
また、「自分にも簡単にできそう」という人間の心理をついたキャッチコピーも効果的です。

レスポンス広告とイメージ広告はデザインが違う

イメージ広告はブランド広告や、ブランディング広告とも呼ばれ、企業やブランドに対するイメージアップを目指した広告です。

その反面、レスポンス広告は、顧客の直接的なアクションを促す広告。

つまりレスポンス広告とイメージ広告では、目的が異なります。
広告の目的によってデザインも変わるので、レスポンス広告とイメージ広告のデザインも異なります。

以下のチラシを参考に見ていきましょう。

レスポンス広告のデザイン

レスポンス広告は、広告をみた人がそのサービスを受けたり、商品を購入したりする場合に、次にどのような反応をすれば良いのかを明確に伝える必要があります。

上記のレスポンス広告の例であれば、期待できるターゲットの次のアクションは以下になります。

  • 資料請求をするために電話をかける
  • オープンハウスに来場してくれる

資料請求をしてもらうために、電話番号などの連絡先を分かりやすく示す必要があります。
更にオープンハウスの日時を分かりやすく記載することで、オープンハウスに来場してもらえる可能性が上がります。

電話番号やオープンハウスの日時は、他のフォントと区別することで目立たせることが可能です。

「来場者プレゼント」などのメリットを入れることで、ターゲットがオープンハウスに来る動機付けになります。

まとめると、レスポンス広告には以下のポイントが重要と言えるでしょう。

  • シンプルな内容
  • 分かりやすい、次のアクション方法
  • ターゲットを促すためのメリット

イメージ広告のデザイン

イメージ広告は、ブランディングがメインの目的。
詳細な情報というよりも、ブランドのイメージを示す写真や、モデルを大きく使うことが多くあります。

情報も最低限のみにし、ブランドの世界観を示すことが重要です。

上記のブランド広告の例でいうと、お店に対して以下のイメージが考えられます。

  • 写真からウェディングの撮影が得意なお店
  • おしゃれな写真を撮ってもらえそうなお店

イメージ広告はサービスの値段等の記載がないことが多いですが、サービスに関してのイメージを与えることが可能です。

ブランディングすることで、直接的な購買活動は発生しませんが、認知度を高めることができます。

ブランド広告とレスポンス広告の違いについては、以下の記事でも詳しく記載しています。
ブランド広告とは?レスポンス広告との違いを詳しく解説!

レスポンス広告のデザインは見やすさ分かりやすさが重要

今回の記事では、レスポンス広告のデザインについて解説しました。

レスポンス広告はターゲットにアクションを起こさせるための広告です。
以下の5つのポイントを、参考にし広告制作をしてください。

  1. ターゲットを明確にしたデザイン
  2. 割引や特典をわかりやすく見せる
  3. 次の行動に促す内容
  4. 目を引くキャッチコピー
  5. レビューを記載して信頼感を高める

シンプルかつ分かりやすいデザインのレスポンス広告のデザインにより、ターゲットが次のアクションを起こしやすくなります。

見やすいレスポンス広告を作り、ターゲットの購買意欲を引き上げましょう。

なお、弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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