集客のためにチラシを出してもうまくいかないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
チラシで集客するには、作り方のポイントを押さえるのが重要です。
本記事では、チラシの作り方のポイントや注意点、事例などを解説します。
チラシを配布しても、なかなか集客につなげられず悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
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集客チラシに必要な4つの準備

チラシを作ると決めたら、制作に入る前にまずは事前準備をしましょう。
- チラシの目的と目標を設定する
- 集客したいターゲットを決める
- チラシの配布方法を決める
- 集客のためにチラシの配布日を決める
事前準備をしっかりしているかどうかで、チラシの仕上がりが大きく左右されます。
チラシを作る前に決めるべきことを、順を追って見ていきましょう。
準備1:チラシの目的と目標を設定する
制作に入る前に、チラシを作る目的と目標を設定しておきましょう。
- 数ある宣伝方法の中から、どうしてチラシを選んだのか
- チラシを通してお客さんに何を伝えたいのか
- 配布後は何%の売り上げアップを期待するのか
- 売り上げを伸ばしたい商品は何か
- いつまでに目標を達成したいのか
- 現状どのような問題を抱えていて、それをチラシでどう解決したいのか など
具体的な数字を使いながらこれらをまとめておくと、制作から配布後の効果測定まで、一貫した目標をもって取り組めるようになります。
目標と目的は、後ほど解説するPDCAサイクルの実施でも重要なポイントです。
準備2:集客したいターゲットを決める
チラシの目的と目標を設定したら、集客したいターゲットを決めましょう。
年齢や性別だけでなく、住んでいる場所や収入まで想定しておくと、チラシの配布方法を決める際にスムーズです。
- 誰に
- いつ
- 何を
- どうしてほしいのか
上記を軸に考えると、より詳細なターゲティングが可能。
ターゲットを選定することで、デザインの方向性も定めやすくなります。
そしてターゲット設定は戦略の指針となるため、時間をかけてしっかり決めましょう。
準備3:チラシの配布方法を決める
続いて、集客チラシの配布方法を決めましょう。
チラシの配布方法には、主に以下の4種類があります。
- 新聞折り込み
- ポスティング
- フリーペーパー
- 手配り
配布方法によって、受け取ってもらえるターゲット層が大きく異なる可能性も。
事前にそれぞれの特徴を掴んでおきましょう。
まずは、新聞折り込みから解説します。
配布方法1:新聞折り込み
地域の新聞にチラシを挟んでもらう方法です。
新聞を購読している人に一斉に届くので、ファミリーや高齢者をターゲットとしているビジネスにおすすめです。
新聞と一緒に配布してもらえることから、チラシの信頼性が上がります。
反面、若者や他社の新聞を購読している人には届きづらいデメリットがあります。
新聞折り込みの詳しい費用対効果や、チラシの作り方については下記記事を参考にしてください。
配布方法2:ポスティング
それぞれの家のポストに直接チラシを入れる方法です。
新聞折り込みと異なり、指定した地域にまんべんなく配布できたり、一戸建てやマンションのみに配布できたりするメリットがあります。
ポストに直接入れるので、チラシを一緒に無料サンプルやカタログなどを配布できます。
無料サンプルやカタログを配布することで、より多くのターゲット層に興味を持ってもらうことが可能です。
ポスティングの際は、ポスティングだからこそできるメリットを最大限に生かしましょう。
ポスティングの詳しい特徴については、下記記事を参考にしてください。
配布方法3:フリーペーパー
フリーペーパーとは、広告収入によって作成され、無料で配布される紙メディアの総称です。
ページの一部に広告として印刷してもらう他、自分で用意したチラシを間に挟んで配布してもらうことができます。
クーポン付きで配布することも可能。
さらには手元に保管されやすいメリットもあります。
フリーペーパーは地域性にも強く、有効に使えば集客に直結する紙媒体広告です。
フリーペーパーについては、下記の記事を参考にしてください。
配布方法4:手配り
制作したチラシを、店先や街頭に立って配る方法です。
通行者に直接渡すので、サンプルやカタログなどを一緒に配布できます。
また自社の従業員を活用しての配布も容易であるため、経費を抑えられます。
配布と同時に相手との会話も可能で、ターゲットとコミュニケーションがとりやすい配布方法です。
チラシさえあれば気軽に試せる配布方法なので、チラシ効果のテストにも使えます。
準備4:集客のためにチラシの配布日を決める
チラシの効果を最大限に生かすためには、配布日の設定も重要です。
チラシを見てもらいやすいタイミングを狙い、配布日を決めましょう。
チラシ配布に最適な曜日
チラシ配布の最適な曜日は、土曜日といわれています。
平日にチラシを見る時間がない人でも、土曜日は休みの場合が多く、チラシを手に取る可能性が高いでしょう。
また休日である日曜日に、来店を促す効果もあります。
業種ごとで最適な曜日は異なる場合もありますが、チラシ配布をする際には、ぜひ土曜日を含めた日程で検討してください。
また、下記記事もぜひ参考にしてください。
チラシ配布に最適な時間帯
チラシを配る際は、朝の7時~8時・夕方の6時~7時の時間帯がおすすめです。
どちらも新聞の配布が終わった頃の時間帯であり、チラシが新聞の下に隠れてしまうことを防ぎます。
ターゲットになるべくチラシを見てもらうためにも、ポストを開けた瞬間に自社のチラシが一番上に置いてある状態がベストといえるでしょう。
見られることなく捨てられてしまう事態を避けるため、配布の時間帯には十分に気を付けてください。
チラシ配布の期間
もしキャンペーンに向けてチラシを配る場合、キャンペーンの時期に合わせてチラシ配布の計画を立てましょう。
例えば、キャンペーン1週間前より配布を開始し、キャンペーン開始日までに目標枚数を配り終わるように逆算します。
キャンペーン期間の途中でもチラシの効果はあるため、キャンペーンの中日まで配布を継続するのも効果的。
チラシの効果は即効性があるため、キャンペーンの期間内での配布はとても有効です。
チラシ配布の頻度
継続的にチラシを配布する場合、配布の頻度は週1回が理想的だとされています。
週1回の配布は頻度が高いと思うかもしれませんが、チラシは配ったからと言って、必ず見てもらえるわけではありません。
残念ながら気づかれずに捨てられてしまう場合も多いため、効果が出るまでは根気強く配りましょう。
予算と相談しながら、地域ごとに週1回、月1回など戦略を変えていくのもおすすめです。
集客できるチラシの作り方のポイント10選

「目的・目標」「ターゲット」「配布方法」「配布日」を決定した後は、実際に配るチラシを作っていきましょう。
宣伝効果を最大限に発揮するためには、チラシのデザインは非常に重要です。
デザイン制作で押さえるべきポイントは、10個あります。
- ターゲットを明確にする
- 情報を整理する
- 問い合わせ方法を明確にする
- キャンペーンで集客効果を上げる
- 親しみやすくすぐに内容を理解できるデザインにする
- キャッチコピーで共感を得る
- 具体的な数字でアピールする
- 熱い思いをいれてアプローチする
- 口コミやお客様の声を載せる
- チラシの内容によって紙質やサイズを変える
重要なポイントを、それぞれ見ていきましょう。
ポイント1:ターゲットを明確にする
集客のためのチラシをデザインする前に大切なのは、ターゲットと作る目的を明確にしておくことです。
例えば、住宅リフォームの相談会チラシをデザインするとします。
住宅リフォームをおこなっている会社の業務内容は、キッチン・トイレ・浴室・リビングなど幅広いことが多いです。
チラシを作るとなると、幅広いリフォームに対応できることをアピールするため、業務内容をすべて載せたいと考えてしまうでしょう。
しかし業務内容を載せるだけでは、会社の魅力や強みは伝わりません。
住宅リフォームの相談会チラシであれば、ターゲットは住宅リフォームを考えている人です。
住宅リフォームを考えている人に向けて認知度をあげるならDIYが体験できるイベントの告知広告にする。
リフォーム需要を高めたいならリフォーム相談会の案内広告にするなど、目的をしっかり決めましょう。
ターゲットや目的を絞り込むと、顧客が持っている不安やニーズについて考えやすくなります。
ターゲットや目的がわかると、自然にチラシのコンセプトが見えてくるため、デザインに頭を悩ませることも減るでしょう。
ポイント2:情報を整理する
チラシに載せる情報に優先順位をつけて整理することも、集客するうえで欠かせません。
チラシを作成していると、載せたい情報が次々と出てくるものです。
しかし、情報が多すぎると逆に何を伝えたいチラシなのかがわかりにくくなり、チラシを見た人に情報を正しく伝えられません。
チラシに必要な情報は、主に以下です。
- タイトル
- 導入文
- ターゲット
- 特典
- 講師プロフィール
- 写真
- イベントの概要
また、詳細があったとしても、チラシを見た人の興味を引くようなイベント名やキャッチコピーも必須です。
チラシを作る際は、載せる情報を整理したうえで進めましょう。
ポイント3:問い合わせ方法を明確にする
チラシを見て商品やサービスに興味を持った人が、スムーズに問い合わせできるよう、問い合わせ方法は明確に記載しましょう。
問い合わせ先が不明確の場合、ターゲットが問い合わせを後回しにしてしまいます。
後回しになると、ターゲットの商品への熱量も時間と共に低下してしまうでしょう。
わかりやすい問い合わせの記載方法について、具体的に解説していきます。
次のステップがわかりやすいデザイン
ターゲットに起こしてほしいアクションを明確化し、問い合わせのステップを明記しましょう。
以下の例を参考にしてください。
- 「見積書依頼は、当社までお電話を!」の文言と共に、電話番号を明記。
- 「予約は当社Webサイトまで!」の文言と共に、ホームページURLもしくはQRコードを明記。
- 「クーポンを持って今すぐ来店!」の文言と共に、店舗の住所と地図を記載。
次のステップが「見積もり」なのか「予約」もしくは「購入」なのか、ターゲットに促したいアクションを明確化に記載しましょう。
アクションを明確に記載してから問い合わせ先を掲載することで、ターゲットが行動を起こしやすくなります。
ダイレクトレスポンス広告に関して
ダイレクトレスポンス広告とは、企業のイメージアップを狙うための広告ではありません。
ターゲットからの問い合わせ・資料請求、商品購入など、具体的なアクションを起こしてもらうための広告が、ダイレクトレスポンス広告です。
ダイレクトレスポンス広告を作成する場合、上記で解説したように、ターゲットがアクションを起こすための導線を明記する必要があります。
販売につなげるためにも、購入までのステップをチラシ内にわかりやすく記載しましょう。
ダイレクトレスポンス広告については、下記の記事も参考にしてください。
ポイント4:キャンペーンで集客効果を上げる
キャンペーンを使い集客する方法は、即効性のある効果的な手法です。
特に期間限定でおこなわれるキャンペーンは、ターゲットの購買意欲を高めます。
チラシとセットで戦略的に使うことで、短期間で集客を上げることも可能。
チラシにキャンペーンを載せる際のコツを紹介します。
購買意欲を高める内容
「今だけ半額」「このチラシを持参したら割引します」などのキャンペーンを打ち出し、お客さんの購買意欲を高めましょう。
お得感を大きな文字で表しアピールすることで、お客さんの目に留まりやすくなります。
またチラシにクーポンを印刷しておくと、手元に置いておいて、後から見返してもらえる可能性が高くなります。
チラシによるメリット
チラシはなぜキャンペーンに効果的かと言うと、実際に手に取って見るものだからです。
インターネット広告とは異なり、人は物質的にクーポンなどを持っていると「使わないと損だ」という心理がより働きます。
カバンや家にも保管してもらいやすくなるため、一時的に忘れられてしまった場合でも、目にしてもらえる可能性が高いのがチラシによるメリット。
キャンペーンとチラシを同時活用し、集客につなげましょう。
ポイント5:親しみやすくすぐに内容を理解できるデザインにする
デザインを通してターゲットに親しみやすさを持ってもらい、あわせて、すぐに内容を理解できるデザインにしましょう。
親しみやすさを持ってもらうことは、リピーターの獲得にも効果的。
リピーターの獲得は集客の安定を支える、重要な要素です。
例えば、手書きのメッセージを素材として利用したり従業員の写真を載せたりすると、親しみやすい印象になります。
また、チラシから興味が逸れないよう、すぐに内容を理解できるデザインにするのも非常に重要です。
すぐに理解できるデザインにするには、商品の写真を大きく掲載したり、できる限りシンプルな説明を載せたりなどの手段が有効です。
ポイント6:キャッチコピーで共感を得る
よくある小さな悩み事をキャッチコピーに取り入れて、お客さんの共感を得ましょう。
例えば、2つのキャッチコピーどちらが共感できますか?
- 「安いのに焦げ付かないフライパン」
- 「1日置いてもつるんと落ちる!たわし要らずのお手軽フライパン」
2つとも内容は一緒ですが、後者の方が共感しやすいですよね。
共感できるということは、それだけ読み手の心が動かされているということ。
擬音語や話し言葉を活用して、記憶に残るキャッチーなフレーズを考えてみましょう。
なお、なかなか買う機会のない高単価の商品を扱う場合は、お客さんに来てもらうことにフォーカスしたキャンペーンがおすすめです。
例えば「来店で○○プレゼント」のように、購入が目的ではなくてもターゲットが気軽に来店できるキャンペーンを考えましょう。
実際に来店時に何も購入してもらえなくても、ブランドやお店自体の魅力を体感してもらうことで、将来的に顧客になってもらえる可能性があります。
キャッチコピーについては、下記の記事もご覧ください。
ポイント7:具体的な数字でアピールする
チラシに載せる情報は、具体的な数字を意識しましょう。
- 「実績多数」ではなく「実績10,000件」
- 「ダイエット大成功」ではなく「10キロのダイエットに成功」
- 「短期間で難関大合格」ではなく「3ヵ月で偏差値70の大学に合格」
具体的に実績が数字で表記されていると、ターゲットの信頼を獲得しやすくなります。
自社の実績を数値化し、目立つようチラシにレイアウトしてください。
コツとしては大きな数字となる場合、「1万→10,000」「10g→10,000mg」のように「0」を多くしてみると、読み手の印象に残りやすいです。
ポイント8:熱い思いをいれてアプローチする
事業者の理念や、サービスの信念など、熱い思いをチラシ内に掲載するとファンを獲得しやすくなります。
人々は理性ではなく、感情で行動を起こす傾向があるためです。
単純に「好きだ!」と思わせることで、人は購買行動を起こしやすくなります。
ターゲットの心を揺さぶるような、熱いメッセージをチラシ内に掲載しましょう。
ポイント9:口コミやお客様の声を載せる
口コミやお客様の声の掲載は、商品を購入する人に安心感を与えられます。
評価の高い口コミはもちろん、正直なお客様の声を届けることは、商品に対する信頼感を高める効果もあります。
モデルや芸能人に愛用者がいる場合は、彼らの口コミや感想を掲載することで、宣伝効果はさらにアップ。
口コミやお客様の声がある場合は、積極的に掲載しましょう。
ポイント10:チラシの内容によって紙質やサイズを変える
チラシの内容によって紙質やサイズを変えてみましょう。
一見地味な作戦ですが、新聞折り込みやポスティングなど何枚もまとめて受け取る場合は、感触や視覚効果で他のチラシより目立たせられます。
紙の種類ごとの特徴と効果は、以下の表を参考にしてください。
紙の種類 | 特徴 | 効果 |
光沢紙(コート紙) | 光沢があってツルツルした紙 | 印刷した際の発色が良い。写真を目立たせたい場合や、高級感のある雰囲気にしたい場合に向いています。 |
マット紙 | 表面につや消しを施し、サラサラした紙 | 光沢紙より落ち着いた発色なので、シックな雰囲気にしたい場合におすすめ。 |
普通紙(上質紙) | ザラザラしていて、鉛筆で書き込みができる紙。 | 片面印刷にすれば、家庭によってはメモや子供のお絵かき用に取っておいてもらえる可能性が高くなります。 |
厚紙 | 雑誌の表紙かそれ以上の厚さ | 高級感を出したいときに。予算が高くなることが多いですが、読み手に信用性が高いチラシだと感じてもらえます。 |
薄紙 | チラシでよく使われる薄手の紙 | コストパフォーマンスを重視する人におすすめ。一度に大量に配布する新聞折り込みやポスティングでは、薄めの紙を使う場合が多いです。 |
各用紙によって特徴が異なるため、狙いたい効果と経費を見合わせながら、紙の種類を決定しましょう。
集客チラシ配布後にすること

戦略通りにチラシを完成させ配布したからといって、終わりではありません。
ここでは、チラシを配布したあとにすること4つを解説します。
- チラシの反響率から効果を測定する
- 同じエリアに対して繰り返し配布する
- PDCAサイクルを回す
- 反響のあったチラシを分析する
順番に確認しましょう。
1:チラシの反響率から効果を測定する
まずは、チラシの反響率から効果を測定しましょう。
反応率とは、チラシを見て商品やサービスを購入したり、来店・資料請求したりしたお客さんの割合のこと。
式に表すと次の通りです。
反響率=反応したお客さんの数(反響数)÷チラシの配布数
これをもとに、チラシの配布数に対して、何%のお客さんが反響したか計算しましょう。
新聞折り込みのチラシでは平均0.01~0.1%、ポスティングでは平均0.1~0.3%の反応率があるといわれています。
この平均より明らかに割合が少ない場合は、チラシの内容や配布方法に改善点があるかもしれません。
なお、反響率は、次の方法で調べられます。
- 来店動機のアンケートを実施する
- チラシにクーポンを付ける
- チラシ専用の電話番号を設ける
- チラシにランディングページのQRコードを付ける
少々手間と感じるかもしれませんが、効果測定には欠かせないプロセスです。
反応率の計測までを計画し、チラシの作成をしましょう。
チラシの効果測定については、下記の記事でも紹介しています。
また、次の記事でも効果測定について解説しているため、参考にしてください。
2:同じエリアに対して繰り返し配布する
実はチラシの集客効果を上げるためには、定期的に同じエリアに配布することが不可欠です。
特にオープンしたてて知名度の低いお店や、今回初めてチラシを作った場合は、今後も配布を継続することで、少しずつ認知してもらえます。
「今まで何度も配布したのに効果があまりない」という場合は、一度チラシの内容や配布方法を見直してみましょう。
毎回反響数を計測してグラフにすると、配布の効果が出る前と出た後の違いがわかりやすくなります。
エリア選定についてさらに知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
3:PDCAサイクルを回す
チラシの効果を最大限に高めるためには、PDCAサイクルを回すことが欠かせません。
PDCAサイクルとは、計画・実行・評価・改善のサイクルを繰り返し、施策や商品について継続的に改善するサイクルのことです。
参考:野村総合研究所(NRI)
チラシを作って配るだけでは、販売促進としては不十分です。
PDCAサイクルを実行しながら、より効果のあるチラシへ改善していくこともとても重要。
PDCAサイクルをチラシに当てはめて、解説していきます。
計画(Plan)
チラシを使うことで達成したい目標を設定し、目標に向けての実行計画を立てていきます。
事業者が飲食店だった場合、以下の例を参考にしてください。
目標 | 計画 |
---|---|
ランチタイムの売り上げ30%増 | 近隣住民へ向け ランチメニューのチラシを1ヶ月で5,000枚配布 |
宅配弁当の売り上げ20%増 | ビジネス街を対象地域として 団体注文用クーポン付きのチラシを1週間で50件を目標に配布 |
目標に対して、実行計画を具体的に数字に落とし込んでいきましょう。
実行(Do)
計画を立てた後は、実行に移していきます。
そして実行に移した過程で、計画通りに行かなかった場合はその原因も記録してください。
ただしチラシの配布計画を完璧に実行する必要はありません。
テストをしながら反応を見て、臨機応変に実行していきましょう。
評価(Check)
実行が終了した後は、計画と実行・結果を見合わせて評価します。
例えばチラシの配布が目標枚数に届いたのか、配布の計画は実行可能であったか、などを評価。
問題があった場合は、解決策が有効だったかどうかも検証しましょう。
改善する(Action)
評価が終わった後は、改善をするための実施策を考えます。
チラシの配布枚数が目標数に届かなかった場合、次回に向けて配布する人員を増やす、などです。
改善の時点ですでにPDCAサイクルの最初の地点に戻っており、引き続き計画・実行、そして評価・改善を繰り返していきましょう。
4:反響のあったチラシを分析する
PDCAサイクルの評価の際に重要なのが、反響のあったチラシの分析です。
最初にチラシを配布する際は、可能であれば複数のデザインを展開し、各デザインの反響率をチェックしましょう。
例えばレイアウトが同様のチラシでも、カラーリングを変えた2パターンを展開します。
2パターンの中で反響率の高かったカラーリングを生かし、次回のチラシを作成。
そして次は、フォントの違う2パターンを展開します。
上記のように反響率の高いデザインを絞り込んでいくことで、より効果的なチラシのデザインを展開していくことが可能です。
チラシを作成する際の注意点3つ

チラシを作成する際は、以下の点に気を付ける必要があります。
- 情報を詰め込み過ぎない
- クリエイティブは専任の人に任せる
- 著作権に注意する
- 3分割のレイアウトで作成する
上記のポイントを押さえて、見やすい・わかりやすいチラシを作成しましょう。
情報を詰め込み過ぎない
チラシをデザインする際、情報を詰め込みすぎてはいけません。
チラシを最初に見るとき、ほとんどの人は紙面全体を見て漠然と全体像を把握しようとするものです。
紙面全体を見て気になる情報があれば、端から端までをしっかり見ます。
視点が『全体』から『ピンポイント』に切り替わるのです。
全体を見てみて情報が多いと、読み手の視点はピンポイントに切り替わることなく終わってしまいます。
また、情報がありすぎると、読み手は情報の多さに疲れて読むのを止めてしまいます。
チラシで伝える情報はできるだけ絞り込み、厳選したアピールポイントを際立たせて、サッと読んだだけで全体を把握できるような内容にするのが大切です。
イベント広告のデザインに重要なポイントについて、下記記事でも詳しく解説しているため、あわせて参考にしてください。
クリエイティブは専任の人に任せる
クリエイティブの制作は、デザインの知識や経験が豊富な人に任せましょう。
専任のデザイナーが制作することで、仕上がりの品質が保証されます。
色合い・ポイントを押さえた文字や画像の配置など、質が高ければプロモーション効果が期待できます。
また、チラシには人や物のイラストを入れることもありますが、イラスト部分も専任の人に任せましょう。
イラスト部分の作成を複数人でおこなうと、イラストのテイストがズレてしまいます。
一人ひとりのデザインのスキルやセンスも異なるため、統一感が出ません。
クリエイティブは専任の人に任せることにより、ポイントを押さえながらも魅力的で、かつブランドの一貫性が保たれている高品質なチラシができあがります。
著作権に注意する
チラシを作成する際には、著作権に十分気を付けましょう。
著作権は、創作者がその創作物に対して持つ権利です。
他人のイラスト・写真・文章などの著作物を無断で使用することは、著作権侵害になります。
チラシを作成する際、インターネット上にある画像やイラストを見ることもありますが、基本的にネット上の画像やイラストには著作権があります。
インターネット上の画像やイラストの向こうには、制作のために時間を費やして撮影をした方や作成した方が存在するのです。
著作権侵害は法的な問題を引き起こすだけでなく、企業の信頼性や評判にも悪影響を及ぼします。
使用する素材のライセンス確認や許諾取得、自作やフリー素材の利用、適切なクレジット表記など基本的なルールを守りながら作成しましょう。
3分割のレイアウトで作成する
3分割を意識することは、見やすい・わかりやすいチラシを作成するのに非常に役立ちます。
3分割は、デザインにおける基本的な構図技法のひとつです。
上から順に3つに段落分けをして情報をわかりやすくまとめ、見やすいチラシを作ります。
例えば、上段にはタイトルとキャッチコピーと日程を載せます。
中段には、チラシの内容がわかる写真やイラストです。
そして下段に説明文・参加費用・申し込み方法・お問い合わせ先などを載せます。
情報の位置を決めて配置すると、視覚的にバランスの取れた魅力的なレイアウトになります。
3分割のレイアウトについて詳しくは、次の記事を参考にしてください。
集客効果のあるチラシ事例7選

ここでは、集客効果のあるチラシ事例7つを紹介します。
- 学習塾
- スーパーマーケット
- 飲食店
- リフォーム業者
- 老人ホーム
- 保険会社
- 不動産会社
順番に確認しましょう。
事例1:学習塾
学習塾を選ぶポイントは下記の通りです。
- その学習塾ができることは何か?
- 学習方法
- 先生の教え方のうまさ
チラシを見ただけで契約をする人はなかなかいません。
まずはチラシでその学習塾に行くことで得することはあるか・どんな学習方法でどんな教え方をするのかがわかるようにすることが大切です。
学習塾自体のこと、学習方法などがわかるチラシを見たお母さんと子供は、まず学習塾を訪問し、学習塾の雰囲気や先生の教え方を確認するでしょう。
チラシを見て、説明会に行ってみるという流れが1つのセットです。
下記のチラシでは、先生の写真に加え学習方法も掲載することで、信頼性がアピールできています。
さらにこの学習塾ができることや、学習方法をわかりやすく掲載しています。
事例2:スーパーマーケット
スーパーマーケットはチラシと相性がよいうえに、即効性が高いビジネスです。
まず、チラシを見る層のスーパーマーケットの利用頻度は高いと考えられます。
下記のチラシでは「●日(木)限り」と、日を限定した特売セール情報を掲載しています。
当日限りや●日限定といったように日を限定したチラシは、チラシの内容をもとにその日にお客さんがくるので効果がすぐにわかりますね。
人の心理とは不思議で、限定感やお得感が出ると買いたくなるもの。
「今買わないと損だ!」と思わせるような打ち出し方は、購買欲をそそるので集客も期待できます。
事例3:飲食店
飲食店のチラシで集客を上げるには、下記のポイントが重要です。
- 料理写真を載せる
- クーポンを付ける
飲食店のチラシに料理写真はマスト。
例えばステーキなら肉汁が断面から溢れ出していたり、サラダなら野菜のみずみずしさだったりといった、見る人の食欲に働きかけるような写真を載せると非常に効果的です。
さらに割引のクーポン券を付けることも、集客率を上げる施策としておすすめ。
特に、下記チラシのように切り取り式にするのがベストです。
外食するときのために財布に入れておくことが多いため、集客の長期化が狙えるからです。
事例4:リフォーム業者
住宅リフォーム会社は、契約を取るためにはまずお客様からリフォームの相談をしに来てもらわなければいけません。
そのためには顧客が抱えていそうな悩みを想像し、それが解決できるのかどうかがわかる内容にする必要があります。
下記のリフォーム相談会チラシは、商品価格の掲載も目玉サービスの掲載もありません。
それでもリフォーム相談会では80組を集客し、新規顧客を41組集め、最終的に11件の依頼を獲得したチラシです。
理由は、顧客が抱えていそうな悩みや相談会でどんな話が聞けるのかなどがイラスト付きでわかりやすく載せているから。
ターゲットや来場するお客様が何を求めているかを明確にしているからこそ、集客ができたのです。
事例5:老人ホーム
老人ホームのチラシで大切なのは、健康で楽しい老後生活が想像できるような明るく温かみのあるデザインであること。
そして、入居者だけでなく、入居者の家族も安心できるようなものであれば集客率は上がります。
下記のチラシでは、老人ホームの外観をメインに、施設内の写真と解説を載せています。
施設内を詳しく載せることで安心感を与え、さらに温かみが感じられるオレンジ色を全体的に使用しています。
老人ホームのチラシデザインに関しては下記記事で解説しています。
事例6:保険会社
保険製品は、仕組みが難しかったり専門的な用語が多かったりなど、理解するまでが大変です。
保険の加入を検討している人が持ちそうな、保険に対しての敷居の高さを少しでも下げられるようなチラシにする必要があります。
下記は、自動車の損害保険加入を呼びかけるチラシです。
どんな場面なら保険が効くのか、イラストでわかりやすく説明。
さらに色もピンクなどをメインにすることで、「保険=難しい」のイメージを和らげています。
事例7:不動産会社
不動産のチラシで大切なのは、家の購入を検討している人に「この家なら長く住めるかな」と思ってもらうこと。
金額や間取り、場所も重要ですが、ターゲットの共感や興味をひくような色にすることが大切です。
ファミリー層ならピンクやオレンジなど明るく可愛らしい色、シニア層なら緑など落ち着いた色。
文字の大きさを考えるなど、ターゲットにあった工夫も加えることで、集客率を上げられます。
下記のチラシでは、小さい子供がいるファミリー層にあった可愛らしさがあり、親しみやすさも出しています。
魅力的なチラシで集客を成功させよう

チラシで集客を成功させるには、次の作り方のポイントを押さえるのが重要です。
- ターゲットを明確にする
- 情報を整理する
- 問い合わせ方法を明確にする
- キャンペーンで集客効果を上げる
- 親しみやすくすぐに内容を理解できるデザインにする
- キャッチコピーで共感を得る
- 具体的な数字でアピールする
- 熱い思いをいれてアプローチする
- 口コミやお客様の声を載せる
- チラシの内容によって紙質やサイズを変える
ポイントを押さえ、チラシの集客効果を最大化していきましょう。
また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本Vol.2」を紹介しています。
詳しく知りたい方はぜひバナーをクリックして、資料をダウンロードしてください。
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