イベント集客には紙媒体がおすすめ!目を引く広告を制作するポイント

「魅力的なイベント広告の作り方がわからない」
「イベント広告を作ったけれど、なかなか集客につながらない」

こうした悩みを抱えている企業は少なくありません。
多大な時間をかけて企画したイベントやセミナーは、集客を獲得し成功させたいですよね。

この記事では、イベント集客におすすめの広告「紙媒体」について詳しく解説します。
また、人の目を引くイベント広告の制作ポイントは必見です。

イベント参加希望者の心に響く広告は、集客力アップにつながります。
イベント広告を制作する前に、紙媒体の特徴とあわせてしっかり押さえておきましょう。

弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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イベントの集客方法を紹介

イベントの集客方法には、さまざまな種類があります。

たとえば、以下のような手法です。

  • Web
  • SNS
  • 折り込みチラシ
  • 新聞広告 など

それぞれの特徴をしっかり押さえて、イベント広告に最適な手法を選びましょう。

手法具体例メリット
Web
  • リスティング広告
  • アフィリエイト広告
  • ディスプレイ広告
  • アドネットワーク広告
  • 純広告
  • ネイティブ広告
  • 記事広告 など
  • 低予算でのスタートできる
  • 狙ったユーザーへアプローチできる
  • 広告の効果検証がしやすい
  • 広告を柔軟に変更/停止できる
  • AI(人工知能)が広告の効果を最適化してくれる など
SNS
  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE など
  • 認知の拡大につながる
  • 精度の高いターゲティングができる
  • 若い世代にアピールできる
  • 拡散性が高い
  • コストパフォーマンスが高い など
折り込みチラシ新聞に折り込んで配布する広告
  • 配布エリアを選定できる
  • 信頼性が高い
  • 保存性が高い
  • 即効性がある
  • 主婦層・ファミリー層・高齢者層へのリーチ率が高い など
新聞広告新聞の紙面に掲載された広告
  • 信頼性が高い
  • 多くの人に読まれる
  • エリアを指定できる
  • 世帯カバー率が高い
  • 中高年の層へアプローチできる など

自社のイベント集客には、「Web広告(インターネット広告)」と「紙媒体」のどちらが適しているのかしっかり見極めることが大切です。

集客におすすめのイベント広告は紙媒体

地域性の高いイベントは、紙媒体での広告出稿がおすすめです。

  • 新聞
  • 折込チラシ
  • フリーペーパー
  • 電車広告

それぞれのポイントをしっかり押さえて、集客力をアップさせましょう。

新聞

新聞広告は、新聞の紙面に掲載された広告です。

メリットデメリット
  • 信頼性が高い
  • 多くの人に読まれる
  • エリアを指定できる
  • 世帯カバー率が高い
  • 中高年の層へアプローチできる
  • 高収入層へアプローチできる
  • ブランディング効果が高い
  • インパクトのある広告が出せる など
 

  • 若年層へのアプローチが難しい
  • 細かいターゲティングができない
  • 効果判定が難しい など

新聞広告は、使い方によってさまざまな効果が期待できます。

  • テレビCMとのコラボ
  • インターネット広告とのコラボ
  • 紙面を大きく使ったインパクトのある広告 など

新聞広告のメリットやデメリットに関してはこちら。
>>新聞広告の効果がないって本当?メリットデメリットを徹底解説!

折込チラシ

折り込みチラシは、新聞に折り込んで配布する広告です。

メリットデメリット
  • 配布エリアを選定できる
  • 信頼性が高い
  • 保存性が高い
  • 即効性がある
  • 主婦層・ファミリー層・高齢者層へのリーチ率が高い
  • 予算に応じて配布エリアや部数を選べる など
  • ターゲットの年齢層を絞りにくい
  • 効果が持続しにくい
  • 掲載される情報に限りがある など

新聞折込チラシは、地域性の高いイベント広告に最適です。

集客力をアップさせるポイントは2つあります。

  1. 日程に余裕を持って配布する
  2. チラシ持参特典を準備する

折り込みチラシのエリア選定や集客力を高めるコツは、こちらでも紹介しています。
>>新聞折込はエリア選定が肝心!重要ポイントを徹底解説

フリーペーパー

フリーペーパーは、無料で配布される冊子型の情報誌です。

地域に密接した情報や、生活に関する情報を掲載しています。

メリットデメリット
  • ターゲットを絞り込める
  • 地域密着によりリピーターが育ちやすい
  • 多くの人に届けられる
  • 他のチラシに埋もれにくい
  • コストパフォーマンスが高い
  • クーポンなどで引きつけやすい など
  • 情報量が少なく鮮度を保ちにくい
  • ターゲットではない層にも配布される
  • 横並びで目立ちにくい
  • 集客できるまで時間がかかる
  • クーポン目当てのお客さんが増える など

イベント広告の効果を最大限に高めるためには、ターゲットにあわせた配布戦略をきっちりおこなっている媒体を選ぶことが大切です。

フリーペーパーの広告出稿に関しては、こちら。
>>フリーペーパーに広告を出す7つのメリットと5つのデメリット

電車広告

電車広告は、電車内と電車外(車体)に掲示している広告です。

メリットデメリット
  • 多くの人に見てもらえる
  • 訴求効果が高い
  • 出稿する路線/駅を選べる など
  • 費用対効果が見えにくい
  • 他社と差別化しにくい など

電車広告は、イベントを開催する場所にあわせて広告を出稿できます。

電車内/電車外の広告は、それぞれ目的や効果が異なるので、しっかり選定しましょう。

電車広告に関する情報は、こちらからもご確認いただけます。
>>電車広告の費用対効果とは?掲出場所の選定がポイント

イベント広告のデザインの前に整理する3つのポイント

イベント広告の効果は、出稿する媒体とデザインによって大きく左右します。

以下のような効果が期待できるのは、質の高いイベント広告です。

  • イベントの認知率が上がる
  • 集客率がアップする
  • イベント、もしくは主催企業のイメージアップにつながる

イベントの内容が良質でも、広告でその魅力を伝えることができなければ集客につながりません。
せっかくのイベントが台無しになってしまいます。

イベント広告が招く企業のイメージダウンは、主催者として避けたいことです。

ここでは、イベントの魅力を最大限に伝える広告の制作ポイントを紹介します。
整理しておきたい3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。

①価値を伝えるイベントコンセプト

イベントのコンセプトは、商品の価値を言語化したものです。
広告を見た人に商品やサービスの価値が伝わるかを大きく左右します。

短くても商品が持つ価値観を的確に伝える文章は、人の心を打ち印象に残ります。

コンセプト①:おうちの中でお手軽に北海道の旅

三越伊勢丹 北海道物産展

三越伊勢丹 北海道物産展は、デパートでおこなっている催事。
北海道おいしいものを楽しめる人気のイベントです。

「自宅でプチ贅沢を味わいたい」をコンセプトに、主婦層の心を掴みました。

コンセプト②:世界一のビール祭り


オクトーバーフェスト

ドイツビールの祭典であるオクトーバーフェスト。

「世界一のビール祭り」をコンセプトに、年に一度のビール祭りとしてビールファンを獲得しました。

今ではのべ約46万人を動員する大型イベントへと成長し、みんなで乾杯する楽しさを広めるイベントとして浸透しています。

イベント広告には、商品の価値や魅力を伝えるコンセプトが欠かせません。
シンプルでストレートに伝わるイベントコンセプトを考えましょう。

②ターゲットを明確化

広告を見た瞬間にターゲットを引きつける力のある広告は、集客につながります。

その理由は、人は広告を見た瞬間に「自分に関係ある/ない」という判断を下しているから。

イベント広告は、ターゲット層に「この記事はあなたに関係あるよ」とわかりやすく伝えることが重要です。

エンゲージメント率を高めるためにも、まずは5W1Hを作成しましょう。

開催するイベントのターゲット層をしっかり絞り込めます。

  • Who(だれが)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • What(なにを)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

ターゲットを明確化し、相手に伝わりやすい広告を作りましょう。

③開催日時・場所を決定

イベントの開催日時は、集客率に大きな影響を及ぼします。
人の動きが変化しやすい季節の変わり目には注意が必要です。

  • 給料日
  • 入社式
  • 入学式 など

イベントの開催日時は、ターゲット層が集客しやすいときに設定しましょう。

仕事に関するイベント平日の午後
趣味や遊びのイベント土日祝日

仕事に関するイベントを土日祝日に開催すると、休日出勤の扱いなるため敬遠されがちです。

集客力を高めるために、「研修の一環」として平日に開催しましょう。

一方、家族と一緒に楽しめる趣味や遊びに関するイベントは、休みが取りやすい土日祝日がおすすめです。

開催場所も含めて、ターゲット層の都合がつきやすい設定を心がけましょう。

効率的なイベント広告に関してはこちら。
>>折込チラシの効果が高いのは何曜日?配布する曜日の選び方

イベント広告のデザインで重要なポイント5つ

開催するイベントの詳細が決定したら、いよいよ広告の制作です。

  • イベントコンセプト
  • ターゲット
  • 開催日時・場所 など

イベントの集客率は、広告の出来栄えによって大きく変わってきます。

ここでは、イベント広告制作におけるデザインや記載のポイントを5つ紹介します。

今までの準備を無駄にしないよう、魅力的な広告デザインを心がけましょう。

①タイトルやコンセプトで引きつける

引用:ジェイエスコーポレーションWebサイト

イベントのタイトルやイベントのコンセプトは、見た人が内容を理解するために必要不可欠です。

タイトルとコンセプトで目を引くければ、見込み客は開催日時や申し込み方法までスムーズに読み込みます。

また上記の広告を参考に、以下の点を見直してみてはいかがでしょうか。

  • 一番大きな文字でレイアウトする
  • 他の要素から独立させる
  • 目立つ配置にする
  • 文字が読みやすいカラーリングにする

ひと目で見て興味を持ってもらえるデザインを心がけると、集客率の高いイベント広告に仕上がります。

②導入文で参加意欲を高めるを高める

引用:株式会社nu Webサイト

導入文は、見込み客がイベントに参加しようか検討しているときに後押しする要素の1つです。

どのような経緯でイベントを開催することになったのか伝えることで、参加意欲を高められます。

たとえばサーカスの再演の場合、「更に進化して89年ぶりに札幌へ再上陸!」と書き添えることで、公演の希少性を伝えられます。

思わず参加したくなる導入文を作り、イベント広告に記載しましょう。

③参加メリットを明確に

イベント広告には、参加者が得られるメリットを明確かつ簡潔に記載しましょう。

参加費用がかかる場合、参加者がイベントに参加して得られるメリットをより具体的に知りたいと思っています。

  • どのようなスキルが身につくのか
  • 身についたスキルは何に活かせるのか など

セミナーの場合、上記のようなメリットが記載されていると参加意欲が高まります。

また、より意欲の高い顧客は、リピーターになることも。

見込み客のモチベーションを高め、イベントの申し込みにつなげていきましょう。

④必要な概要は漏れなく記載

イベントの参加に必要な概要は、漏れなく記載しましょう。

  • 日程
  • 参加費用
  • 申し込み方法
  • 開催場所
  • 開催場所までのアクセス
  • 会場の連絡先
  • 当日の持ち物
  • タイムスケジュール
  • 会場内案内
  • 主催者連絡先・情報 など

「会場にたどり着けない」「準備の不足があった」などの事態が発生すると、参加者の意欲を下げ、クレームにもなりかねません。

必要な情報は、できるだけわかりやすく記載しましょう。

スペースがない場合は、チラシの裏面でも構いません。

また、内容を確認できるリンクなどを掲載し、情報の不足がないよう心がけましょう。

⑤特典でお得感

イベントに参加すると得られる特典は、より具体的に記載しましょう。

  • チラシ持参で〇〇プレゼント
  • 著名人の本を無料でもらえる/割引価格で購入できる
  • スタンプラリーをすると抽選で旅行券が当たる など

特典は、できるだけ特別感/限定感を演出することが大切です。

お得感を出すことで、特典好きな客層にアプローチできます。

料理教室の場合は、以下のような特典が効果的です。

  • 参加者だけが当日もらえるレシピ集
  • 2人以上の友人と参加の場合は参加費が50%引き など

イベントにより特典が付けられない場合もありますが、特典は集客方法のひとつとして有効な手段です。

QRコードをデザインに入れてイベント広告に活用しよう

近年多くのイベント広告では、QRコードを採用しています。

QRコードは携帯電話をかざすだけで、イベントのWebサイトなどへ誘導できるツールです。

ここでは、QRコードでできることやイベント広告に活かす方法を紹介します。

QRコードでできること

QRコードの活用には、さまざまなメリットがあります。

  • イベントサイトへのアクセスを簡略化できる
  • 申し込みや決済をスムーズにできる

イベントの開催時には、QRコードをさまざまシーンで利用しましょう。

  • QRコード決済
  • QRコードで入場管理
  • 会員証としての利用 など

イベント広告だけでなく、イベント開催時にもQRコードは活用できます。

Web上で無料提供されている「QRコード生成ツール」は以下の通り。

1分程度でQRコードを作成できます。

イベント広告やイベント開催時にぜひ活用しましょう。

QRコードを記載するときの注意点

生成したQRコードは、イベント広告のデザインに使用しましょう。

見込み客がスムーズにアクションを起こせるようになります。

  • イベントの開催場所を確認したい
  • 参加費の支払いをしたい
  • 申し込みをしたい など

ただしQRコードを掲載する際には、注意点が4つあります。

  1. QRコードは小さくしすぎない(1.5cm以上が推奨サイズ)
  2. QRコードを複数配置する場合は、間隔を近づけすぎない
  3. QRコードの余白をカットする
  4. QRコードの色を薄くする

これらのポイントを怠ると、QRコードがうまく読み取られない場合があります。

またイベント広告に光沢紙を使う場合も、QRコードが読み取りづらくなるケースがあるので注意しましょう。

イベント広告を出稿する際は、事前にQRコード読み取りに問題がないかチェックをし、念のためリンク先のURLも同時に記載しましょう。

イベント広告とSNSで集客アップ!すぐ見てわかるデザインが重要

TwitterYouTubeInstagramLINEなどのSNSは、日常生活に欠かせないツールとなっています。

その理由は、以下のようなメリットがあるからです。

  • SNSの効果は宣伝だけではない
  • 問いあわせなどの連絡ツールとしても活用できる など

小規模事業者から大手企業まで、SNSを活用したプロモーションを実施しています。

ここでは、イベント広告にSNSアカウント情報を記載するメリットを解説します。

なぜSNSの記載が必要なのか?

インターネットからの情報量が多すぎると、消費者は「何に対してお金を払えばよいか」見極めにくくなっていると言われています。

そこで今の消費者が重視しているのが「共感」です。

  1. 主催者はSNSでイベントに対する思いや取り組みを発信する
  2. ユーザーは主催者に共感する
  3. ユーザーは主催者もしくはイベントのファンになる

イベント広告にSNSを記載することで、興味を持った見込み客が主催者のSNSにアクセスし、親近感を抱けます。

SNSを記載する場合は、見た人がアクセスしやすいようにQRコードも記載しましょう。

カラーリングも該当のSNSカラーに揃えるなど、わかりやすいデザインがおすすめです。

 

出典:JA福岡市東部 Webサイト

期待できる相乗効果

イベント広告にSNSを記載しフォローをしてもらうと、プロモーションの相乗効果が期待できます。

ユーザーがSNSアカウントをフォローしていると、次のイベント内容をSNSで発信することも可能です。

SNSには、定期的に情報を届けるメールマガジンのような役割があります。
そして主要なSNSは利用料がかからないため、費用対効果も抜群です。

イベント広告を制作する際は、掲載スペースの有無に関わらず、できる限りSNSの情報を掲載しましょう。

今回のイベントはもちろん、次回以降に開催するイベント時の集客力アップにつながります。

イベント広告はデザインが命!作り方にこだわり集客につなげよう

この記事では、イベント広告におすすめの「紙媒体」について詳しく解説しました。

人目を引くイベント広告を制作するポイントをおさらいしておきましょう。

  1. タイトルやコンセプトで引きつける
  2. 導入文で参加意欲を高める
  3. 参加メリットを明確に伝える
  4. 必要な概要は漏れなく記載する
  5. 特典でお得感を演出する

イベント広告は、タイトルやコンセプトが伝わるデザインにすることが重視です。

集客力アップに向けて、商品やサービスのメリットを見いだしてみてはいかがですか?

また、継続的な集客につながるようにSNSを活用することも重要です。

デザイン性の高いイベント広告で、見込み客を確実に呼び込みましょう。

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