「食品の通販で思うように集客ができない」
「どうすれば食品の通販で集客できるのだろう」
食品の通販でなかなか集客できず、悩んでいる通販事業者もいるのではないでしょうか。
自社の食品に対して通販で集客するなら、ターゲットにあわせた広告を活用すべきです。
そこで今回は、以下3つの観点で紹介します。
- 食品の通販におすすめの広告媒体7選
- 食品の通販における集客で広告を利用するメリット
- 集客につながる食品通販4つのポイント
本記事を最後まで読めば、自社に合った広告の出し方や重要なポイントがわかり、食品の通販で集客を増やせますよ。
また弊社では、通販事業の方向けに紙で広告を出すための展開パターンや、出稿までの流れ・準備について紹介しています。
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目次
食品の通販の集客において大切なこと4つ
食品の通販で集客を狙うために大切なのは、以下の4つです。
- 商品の魅力をアピールする
- ターゲット層を明確にする
- 過剰な広告には注意する
- 効果的なメディアを選定する
上記4つをおさえたうえで広告を出せば、効果が得やすいでしょう。
①商品の魅力をアピールする
食品の通販で集客するためには、商品の魅力アピールが欠かせません。
例えば、野菜が多く含んでいるドリンクなら「野菜不足を解消するならコレ1本で○日分の緑黄色野菜」と具体的な数字を入れてアピールしてみましょう。
ユーザーの悩みを解消する方法を提案します。
他にも、競合他社にはない部分を魅力としてアピールしたり、魅力がたくさんあるのなら中でも消費者のニーズに合った魅力に絞って訴求したりなど工夫しましょう。
商品の魅力がわかれば、自分が購入した後にどのようなメリットが得られるのかもわかります。
自分にとって「メリットがある」とわかったユーザーが増えれば、やがて集客につながっていくでしょう。
②ターゲット層を明確にする
ターゲット層を明確にすることも、食品の通販で集客するうえでは重要です。
食品と食品を購入するターゲット層にズレがあると、集客は見込めません。
例えば、骨を丈夫にする働きがある健康食品を売りたいとします。
骨がもろくなるのはやはり60代以上のシニア層です。
20代の若い世代をターゲットにして訴求しても意味がありません。
以下の項目を明確にするほうが、より集客が狙えます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 家族構成
獲得したい顧客のターゲット層を明確にしましょう。
③過剰な広告には注意する
食品は、口から直接体内へ取り込むものであるからこそ、商品の魅力アピールが過剰なものにならないよう注意しなくてはなりません。
過剰に商品のお得感をアピールすると、逆に不信感を抱かせてしまいます。
また、例えば「絶対に骨が丈夫になります!」「必ず痩せます!」といった過大表現も不信感を抱かせてしまうため、注意が必要です。
特に健康食品では、「絶対○○」「必ず○○」など言い切った表現をすると薬事法に抵触する可能性があります。
食品の通販で集客を得るために広告を出す際は、安心・安全を売るという原則にしたがって広告掲載をしましょう。
④効果的なメディアを選定する
食品の通販の場合、食品に適しているメディアを選定してアピールするほうが効果は期待できます。
例えばサプリメントなどの健康食品の場合は、シニア層がよく見る新聞や折込チラシといった紙媒体が適しているでしょう。
若い世代向けの食品であれば、写真映えなどを考えInstagramなどSNSといったWeb広告が向いています。
通販で販売する食品の特徴に合うメディアを選定すれば、集客が期待できるでしょう。
SNSをはじめWeb広告については「ECサイトにおすすめの広告!特徴や選び方も解説」で詳しく特徴などを解説していますのでご覧ください。
食品の通販におすすめの広告媒体7選
食品の通販で広告を使って集客するには、次の7つの方法が有効です。
- チラシ
- 新聞広告
- 雑誌広告
- フリーペーパー
- テレビCM
- SNS
- リスティング広告
それぞれの方法を詳しく解説します。
①チラシ
食品の通販に集客する方法として、チラシは非常に有効です。
家のポストに、食品系の通販の宣伝チラシが入っているのを見たことはありませんか。
チラシを配布する方法としては、新聞に折り込むかチラシ単体かの2通りです。
折込チラシもポスティングのチラシも手元に広告が残るため、後からの注文につながる可能性があります。
折込チラシ
新聞と一緒に届く折込チラシなら、新聞を購読している家庭に届けられます。
新聞を購読している層は50代以上と比較的高めなので、特に健康食品の通販に集客したい場合にはかなり相性がよい媒体です。
折込チラシは、健康食品を販売したい層に積極的に届けられる媒体といえます。
ポスティング
幅広い世代や若い世代をターゲットとした食品の通販であれば、ポスティングで投函されるチラシが向いています。
ポスティングのチラシは、新聞を購入していない家庭にも届けることが可能です。
今は新聞を購読していない家庭も増えてきているため、若い世代も含めた層がターゲットの場合は、チラシ単体での配布がベストでしょう。
また、チラシはターゲットを絞り込み指定した範囲の地域に配布されるため、繰り返し配布をおこなうことで認知度をあげることも可能です。
特にポスティングの場合は、店舗を構えている食品の通販をおこなう会社で、店舗での購入も視野に入れるのであれば非常に有効です。
チラシについておこなうもっとよく知りたい方は、「チラシのポスティングは集客できる?反響率や業者の選び方を紹介」も参考になるためぜひご覧ください。
②新聞広告
もし健康食品を購入する層に向けて広告を出稿するのであれば、新聞の広告欄を利用するのもおすすめです。
新聞を購読する層の特徴としては、次の2つがあげられます。
- 年齢が高め
- 所得が高め
(参考:キャリアインデックス)
「公益財団法人 新聞通信調査会「第 13 回メディアに関する全国世論調査(2020年)」によると、60代以上の約80%が新聞を購読しています。
年齢が高い・所得が高い層は健康への意識も高めの傾向にあるので、健康食品の広告を打ち出すのに有効です。
実際に新聞で健康食品の広告を出す場合は、しっかり目に留まりやすいデザインを心がけてみましょう。
ライバル企業との差別化を図りやすいですよ。
新聞広告のデザインに悩む場合は、「新聞広告デザインは誠実さやインパクトでユーザーをつかむ!」を参考にしてみてください。
③雑誌広告
雑誌は読み手のターゲットで分けて構成されているため、ジャンルによっては食品の通販と非常に相性がよいです。
日頃から雑誌を購入する人なら、雑誌の一部に食品の広告が掲載されているのを見たことがある人は多いでしょう。
例えば、週刊でスキャンダルを掲載する雑誌の場合は、50代~60代の主婦層がターゲットです。
50代~60代となると、体の健康や肌の状態について悩むことが増えてくるため、体や肌にいい健康食品が合っています。
女性向けファッション雑誌なら、読むのは20代~40代の女性です。
仕事や家事などで疲れた体に癒しを与えるような食品であれば、広告を出稿しても効果が得やすいでしょう。
また、雑誌はお金を払って購入するため、一定の期間保管しておく人が多いです。
手元にある雑誌を繰り返し読むことで、同じように広告にも目を通してもらえます。
何度も顧客の目に触れることで、単純接触効果が期待できるでしょう。
広告を出すことで得やすい効果については「紙広告で効果を得るには?効果測定の方法もあわせてご紹介」で詳しく解説しています。
④フリーペーパー
フリーペーパーとは、文字通り無料で配布されている冊子のことです。
フリーペーパーには様々なジャンルがあります。
- 地域情報誌
- 美容系情報誌
- グルメ系情報誌
- 就職情報誌
- 生活情報誌
- 育児情報誌 など
広告を届けたいユーザー層にあわせて、広告を掲載するフリーペーパーを決めるとよいでしょう。
折込チラシやポスティングと比べて、安価に広告を掲載できる点が大きなメリットです。
また、お金をかけることなく駅やコンビニなどで手に取って見ることが可能なため、有料媒体よりもさらに多くの人に広告を見てもらう機会が増えるメリットもあります。
さらにフリーペーパーは雑誌の形をしているため、雑誌同様一度手に取ってもらうと比較的長く保管してもらえます。
広告を出した直後だけでなく、ある程度の期間は反響が見込めるのもフリーペーパーの特徴です。
ただ、フリーペーパーは手に取ってもらえない限り見てもらえません。
自宅に届く折込チラシよりも、確実に見てもらえる可能性が低くなるのです。
よって、フリーペーパーは1回出しただけでは効果が出にくいです。
ぜひ「フリーペーパーでの広告効果を高めるポイントは?メリットを紹介!」で、効果的な配布方法と広告を出すうえでのメリットとデメリットをご覧ください。
⑤テレビCM
テレビCMも、食品の通販での集客に適しています。
食品は性質上、説明が必要な商品です。
映像の中で以下の項目をしっかりアピールすれば、集客が期待できます。
- 愛用者の声
- 効能・効果
- 製造工程
- 飲みやすさ・食べやすさ
- 継続することの重要性
テレビCMはマス広告と呼ばれる広告のひとつです。
「マス広告とは?4つの媒体の特徴やオンライン広告との違い」でテレビCMを含むマス広告のメリットも解説しているため、ぜひご覧ください。
⑥SNS
食品の通販に使える集客の広告として、SNSも効果的です。
SNSは他の広告と比べて顧客との距離が近く、リアルな反響を聞けます。
今は、事前にWebではなくSNSで検索して評判や口コミなどを調べる傾向が増えています。
SNSを使っている人の口コミが、購入意欲や購入動機に大きな影響を与えているのです。
有料広告を打てるSNSとしては、主に下記の3つがあげられます。
性別、住んでいる地域、興味があるジャンルなど、他の媒体に比べて比較的細かく絞り込んで広告を届けることが可能です。
⑦リスティング広告
リスティング広告とは、Yahoo! JAPANやGoogleなどで検索した結果に連動して上位に表示される広告のこと。
SEO対策によって上位表示されているサイトよりもさらに上部に表示されるため、クリックされやすいという特徴があります。
また、ユーザーが検索したキーワードに合った自社の広告が表示されるので、ある程度ニーズがあるユーザーに対してアプローチできる点もメリットです。
リスティング広告が表示されるスペースは、オークション方式で入札されます。
1クリック○円という形が取られており、任意のキーワードに対して入札して、検索結果の広告スペースに自社の広告を載せられる仕組みです。
例えば、自社が「ダイエット サプリメント」というキーワードに対して入札したとしましょう。
最大ここまでは出してもよいという上限クリック単価を、150円/1クリックに設定します。
設定時、ライバル企業が同じキーワードで上限クリック単価200円に設定していた場合、ライバル企業の広告が優先的に表示されることになります。
金額以外にも広告の品質も影響するため一概にはいえませんが、よりお金をかけたほうが有利になるのです。
ただし、広告を表示させたいキーワードが人気だとクリック単価があがりやすくなります。
上位に表示させたいからといって何も考えず入札してしまうと、赤字になってしまうでしょう。
特に健康食品の場合、リスティング広告を利用している企業は多いです。
自社の広告をより上位に表示させたいと考えるなら、相応の金額が必要になるでしょう。
食品の通販における集客で広告を利用するメリット
広告を使って食品の通販に集客すると、以下のようなメリットがあります。
- たくさんの見込み客にリーチできる
- 知名度があがる
- 信頼度があがる
それぞれ詳しく解説しましょう。
たくさんの見込み客にリーチできる
第一に、広告を使うことでたくさんの見込み客にリーチが可能です。
広告媒体によってはターゲットを絞りやすいので、売り上げに直結しやすい層に対してじょうずにアプローチできます。
例えば美容系の雑誌に掲載する広告だと、ターゲットは美容に興味がある20~30代の女性と絞り込めます。
折込チラシに掲載する広告だと、健康に興味がある50代以上の男女をターゲットにすれば売り上げアップが見込めるでしょう。
ターゲットを絞って的確に販促できることが、食品の通販の集客で広告を使うメリットです。
知名度があがる
広告を掲載すると、打ち出した量に応じて知名度があがります。
特に新しく販売する食品は、多くの人に知ってもらって知名度をあげなくてはいけません。
知名度をあげるためには、一旦広告や商品を多くの人の目に留まらせる必要があります。
しっかり作り込まれた広告は、自社商品を印象づけるのに最適です。
定期的に広告を出稿し続けることで、潜在的な顧客を増やせます。
信頼度があがる
食品の通販で集客を狙う際、広告を使うと媒体によっては信頼度があがります。
信頼度があがるメディアの代表各は、新聞です。
新聞は、全国区や地方区単位で打てる販促手法です。
新聞に広告を掲載したというだけで社会的な信頼を得やすいでしょう。
信頼性の高い新聞に広告を出すことで広告の信憑性が高まり、読者に受け入れてもらいやすくなります。
通販は、企業の担当者や商品を直接目にできないため、読者からの信用は問いあわせ数に非常に重要です。
信頼度がある媒体に広告を載せることで、集客がアップするでしょう。
集客につながる食品通販4つのポイント
広告を使って食品の通販で集客する際、より効果をあげるにはどうすればいいのでしょうか。
食品の通販にもっと集客する広告のポイントとして、次の4つを意識してみましょう。
サンプルを配る
広告で食品の通販の集客を狙う際、「今ならサンプル○枚プレゼント!」など、広告にサンプル配布の旨を記載するのも効果的です。
食品を通販で販売するときの難しさとして、顧客が手を出しにくい点があげられます。
例えば健康食品であれば、医薬品ではないことから実際に病気の治療や予防に有効なことを記載したりほのめかしたりなどができません。
他の食品でも、通販であれば実際に見たり食べたりできないため、なかなか購入する気になれないことが多いものです。
まず商品を一度手に取って試してもらうことは、食品の通販おいて非常に重要。
一度でも商品を実際に試せれば、購入へのハードルはグッと下がります。
ライバルと差別化する
ライバル企業との差別化を図った広告を出すことも重要です。
ライバル企業との価格競争は、競合と差別化ができていないときに起こります。
差別化できる広告を出して食品の優位性が出せれば、ライバル企業と価格競争になることはありません。
また、広告によって差別化ができれば、自社のブランディングが可能です。
独自の強みや魅力をアピールすれば、食品の価値を高められます。
価値が高まれば認知され、市場における競争力がつきます。
「○○するならこの食品」とイメージがつけば、徐々に広告費用かけずとも自然に集客ができるようになるでしょう。
ライバル企業が似たような食品を出している場合は特に、どのように広告を出稿しているのかよく分析したうえで出稿する必要があります。
最新の情報を取り入れる
食品の通販の集客で広告出稿をする際は、最新の情報を取り入れるとよいでしょう。
もしターゲットが女性の食品であれば、ダイエットや美容に関する情報がベストです。
健康食品のジャンルとしては、ダイエットといえばグルテンフリー食品やプロテインなどが流行してきました。
流行の要素を広告に取り入れることで、ターゲットのユーザーを効果的に集客できます。
イベントを開催する
試食会やサンプル配布など、イベントを開催することも食品の通販で集客するうえで効果的です。
通販の場合、食品を直接目にできません。
紙やWeb上に映る写真を見たり、紹介文を見たりして味を想像します。
健康食品に関しても、文章で効果などを知るだけになるでしょう。
イベントを開催し、試食をしてもらったり直接見てもらったりといったことをおこなえば、購入につながりやすくなります。
また、健康食品を取ることでどのような効果が期待できるのか口頭で聞ければ、言葉に抑揚がつくため文字で見るよりもより理解しやすく、信頼もしやすくなります。
ぜひイベント開催を広告で告知し、集客アップを狙っていきましょう。
売れる食品通販には集客につながる広告が重要
食品の通販に広告で集客するには、次の7つの方法があります。
- チラシ
- 新聞広告
- 雑誌広告
- フリーペーパー
- テレビCM
- SNS
- リスティング広告
新聞広告やチラシなら50代以上が性別問わず見ています。
SNSなら、10代~20代の若い世代の利用率が高いでしょう。
重要なのは、自社が販売する食品のターゲットはどの層なのかを明確にすることです。
ターゲットをしっかり決めることでどの媒体を使えばいいかわかりますし、広告を届けるべき層も明確になります。
自社で販売する食品を届けたいターゲットを今一度明確にして、広告を活用して効率的に集客しましょう。
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