集客数は、イベントの成功を判断する材料のひとつです。
「思ったより来場者が少なかった」
「もっと成功すると思っていた」
もしかすると、失敗の原因はイベント広告にあるかもしれません。
魅力的なイベントでも、広告がイマイチでは十分な集客力を得られないことも。
この記事では、イベント広告で集客力をアップさせるポイントを詳しく解説します。
イベント広告の制作で集客力がダウンするNGポイントも、しっかり押さえておきましょう。
また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。
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目次
イベント広告の集客方法4選
イベント広告の集客方法には、さまざまな種類があります。
以下の4つの手法について詳しくご紹介します。
- 折込チラシ
- ポスティング
- ダイレクトメール
- テレアポ
イベント広告に最適な手法を選ぶために、メリットとデメリットをみていきましょう。
①折り込みチラシ
折り込みチラシとは、新聞に折り込んで配布する広告です。
メリット | デメリット |
|
|
定期的に同じエリアで新聞折込をすることで、効果を高めることができます。
折り込みチラシのエリア選定や集客力を高めるコツについては、こちらの記事をご確認ください。
>>新聞折込はエリア選定が肝心!重要ポイントを徹底解説
②ポスティング
ポスティングとは、イベントの案内が印刷されたチラシを1枚ずつ家や事業所の郵便受けに入れる広告です。
メリット | デメリット |
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|
地域性の高いイベントは、折り込みチラシが最適です。
大規模なイベントを開催する際は、エリアを絞って折り込みチラシを利用してはいかがですか?
ポスティングを効果的に行うコツについては、こちらの記事をご確認ください。
>>効果的に集客を!チラシのポスティングの押さえるべきコツを紹介
③ダイレクトメール
ダイレクトメールとは、郵便や電子メールを利用して個人に送る広告です。
メリット | デメリット |
|
|
ダイレクトメールには、さまざまな種類があります。
郵送ダイレクトメール | ポストから出した瞬間にある程度の情報を伝えることができる |
FAXダイレクトメール | 送信するのが簡単、情報が目に入りやすい |
電子ダイレクトメール | 文章のほか、写真や動画を掲載できる |
イベントの内容に合わせて最適なダイレクトメールを選択しましょう。
④テレアポ
テレアポとは、対象のリストに電話をしてイベントの宣伝をする手法です。
メリット | デメリット |
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テレアポは対面ではなく、初対面の人にトークのみで宣伝をしなければなりません。
トークスキルをもったスタッフが自社にいない場合は、外注先を探すことも検討しましょう。
集客力の高いイベント広告を制作するポイント6つ
イベント広告を制作する際は、6つのポイントに注意しましょう。
- 一目で分かる「タイトル」
- 参加につながる「導入文」
- 明確な「ターゲット」
- ターゲットのチャンネルを意識した「広告」
- 具体的な「申し込み特典」「参加特典」
- イベントの「概要」
いずれも集客力をアップさせるために必要な情報です。
しっかりポイントを押さえて、効果的な広告を制作しましょう。
①一目で分かる「タイトル」
イベント広告を制作する際は、まず目を引くタイトルを考えなければなりません。
タイトル選びのポイントは2つです。
- パッと見てすぐに内容が分かること
- 大きなレイアウトで見やすいこと
また、タイトルにイベントの開催日時を入れるのも効果的です。
開催日時を含めたタイトル例 |
2021年12月23日(木)持ち帰りOK!今年は手作りクリスマスケーキ作りに挑戦!講師は人気パティシエの〇〇さん |
具体的な日時を打ちだすことで、ターゲットのイベント参加率も高まります。
②参加につながる「導入文」
タイトルと合わせて準備しておかなければならないのが導入文です。
導入文を制作する際は、以下の2点を含めるよう心がけましょう。
- イベントを開催する経緯
- 動機付けにつながるメッセージ
たとえば、先ほどのタイトルに合わせた導入文は以下の通りです。
タイトル | 2021年12月23日(木)持ち帰りOK!今年は手作りクリスマスケーキ作りに挑戦!講師は人気パティシエの〇〇さん |
導入文の例 | 料理初心者でも、パティシエに負けないケーキが作れます。自宅に持ち帰って、家族をビックリさせてみませんか? |
イベントを開催する経緯をより具体的に記すことで、主催者の思いが伝わりやすくなります。
③明確な「ターゲット」
イベント広告の効果を高めるためには、ターゲットを明確に絞ることが大切です。
まずはどのようなイベントなのか箇条書きにしましょう。
- イベントに参加するメリット
- おすすめのポイント
- 類似イベントとの差 など
イベントの魅力を押さえることで、ターゲットを絞りやすくなります。
- ケーキ作りに興味はあるけれど、今まで作ったことがない人
- たまに料理はするけれど初心者の人
- クリスマスケーキ作りに挑戦したい人
- イベントを大切に思っている人 など
④ターゲットのチャンネルを意識した「広告」
タイトルや導入文が決まったら、イベントに参加するターゲットに沿った広告のデザインを考えましょう。
- フォント
- 色
- デザイン
- イメージ画像 など
たとえば、複数のフォントを組み合わせて用いると、カジュアルで元気なイメージに仕上がります。
1~2つのフォントで統一すると、上品で大人っぽい印象になります。
イベントのターゲット層に合わせて、広告のデザインを決めましょう。
⑤具体的な「申し込み特典」「参加特典」
イベント広告では、参加者へのメリットを具体的にアピールすることが重要です。
申し込み特典 |
|
参加特典 |
|
「申し込み特典あり」「参加特典」の受け取り方、受け取るタイミングも明記するとよいでしょう。
- 申し込み後1週間で郵送にてお届け
- 申し込み直後から利用可能
- イベント終了時にプレゼント など
⑥イベントの「概要」
イベントの概要は、明記しないとトラブルに発展するケースもあります。
最低でも以下の7点を記載しましょう。
- イベントを開催する日程と時間
- イベントを開催する場所
- イベント参加に必要な費用
- イベントの内容
- 申し込み方法
- イベントの主催者
- 問い合わせ先
タイトルや導入文で触れた内容であっても、まとめて記載することが大切です。
イベント参加者が見やすい広告作りを心がけましょう。
イベント広告の制作で集客力がダウンするNGポイント3つ
イベント広告を制作する際は、以下のような点に注意しなければなりません。
- イベントを開催する日程
- 告知する期間
- 開催する場所
集客力を落とさないために、NGポイントをしっかりおさらいしておきましょう。
①イベントを開催する日程
イベントの内容に合わせて開催日を設定することが大切です。
趣味や遊びに関するイベント | 土日祝日 |
仕事に関するイベント | 平日の午後 |
展示会など、このほかのイベントに関しては「平日」「土日祝」のメリット・デメリットを参考に決定しましょう。
平日 | 土日祝 | |
メリット | 業務としてイベントに参加できる | 平日に仕事をしている人が参加できる 休みの人が多く集客しやすい |
デメリット | 時間に制約がある | 仕事の内容だと休みがなくなってしまう |
開催するイベントのターゲットを絞ったあと、参加者の立場に立って決めるのがベストです。
②告知する期間
どんなに魅力的なイベントでも、告知をする期間が短すぎると参加者が集まりません。
- 予定を入れてしまった
- あと1週間早く知っていたら参加できた
- 急すぎて参加ができない など
こうしたトラブルを回避するためには、最低でもイベントを開催する3週間前までに広告を出すことが大切です。
③開催する場所
イベントを開催する際は、集客数を見込んだ会場を確保しなければなりません。
イベントの規模にあった会場を選択しないと、以下のようなトラブルに発展してしまいます。
- 狭すぎると参加者の収容ができない
- 広すぎると閑散とした印象を与えてしまう
開催する場所を選ぶ際は、実際に足を運んでみましょう。
Webサイトや写真では気が付かなかったNGポイントが見つかるかもしれません。
- Webサイトで見た雰囲気と違った
- 写真よりも狭かった
- 天井が高くて寒かった など
集客力の高いイベント広告のデザイン3つ
集客力の高い広告は、効果的なデザインを採用しています。
- ターゲットに合った「フォント」「色」
- 「フリー素材」を活用したイメージ写真
- 複数の集客ツールと連動させる仕組み
では、具体的にどのようなデザインがイベント広告に適しているのかチェックしましょう。
①ターゲットに合った「フォント」「色」
フォントや色によって、広告の見え方が違ってきます。
男性向けイベント | 直線的なゴシック体 |
|
女性向けイベント | 丸みをもつやわらかな書体 |
|
開催するイベントのターゲットに合わせて、フォントを使い分けてみましょう。
また、重要度ごとにフォントのサイズや色を変更することも大切です。
赤 |
|
緑 |
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青 |
|
オレンジ |
|
黄色 |
|
色によって人が抱くイメージは異なります。
イベントに最適なフォントと色を選び、集客力の高い広告を制作しましょう。
「フリー素材」を活用したイメージ写真
イベント広告では、少なくとも3つの画像を掲載するのがポイントです。
- パッと見てイベントの内容が伝わる画像
- 過去のイベント風景
- 講師の紹介
イベント当日を想像できるような写真を掲載すると効果的です。
参加者の表情や取り組む様子を写すのがベストですが、顔が写ると掲載の許可が必要になります。
ご自身で撮影する際は、講師の方を中心にイベントの雰囲気が伝わるアングルを心がけましょう。
新規開催の場合は、イベント内容が伝わりやすいフリー素材を積極的に活用してはいかがですか?
複数の集客ツールと連動させる仕組み
イベント広告には、さまざまな方法があります。
- 折込チラシ
- ポスティング
- ダイレクトメール
- テレアポ など
広告の効果を高めるためには、複数の集客ツールと連動させるとよいでしょう。
たとえば、以下のような情報を掲載すると効果的です。
- 主催者のホームページ
- SNS
- 問い合わせ先
- QRコード など
イベントに興味をもってくれた人が参加者として来場してもらえるようなツールを組み合わせましょう。
クロスメディア戦略に関しては、以下の記事を参考にしてください。
>>クロスメディア戦略とは?成功した広告事例も合わせてご紹介
ポイントを押さえて集客力の高いイベント広告を制作しよう!
イベント広告の集客方法には、主に4つあります。
- 折込チラシ
- ポスティング
- ダイレクトメール
- テレアポ
メリットとデメリットをよく理解した上で、開催するイベントに最適な方法を選択しましょう。
イベント広告を制作する際は、6つのポイントに注意すると集客力がアップします。
- 一目で分かる「タイトル」を付ける
- 参加につながる「導入文」を入れる
- 明確な「ターゲット」設定をする
- ターゲットのチャンネルを意識した「広告」を心がける
- 具体的な「申し込み特典」「参加特典」を記載する
- イベントの「概要」をしっかり記す
十分な効果を実感するためには、デザイン計画も欠かせません。
- ターゲットに合った「フォント」「色」を選ぶ
- 「フリー素材」を活用したイメージ写真を使う
- 複数の集客ツールと連動させる仕組みを活用する
どんなに魅力的なイベントでも、上手くアプローチしないと十分な効果を得られません。
ポイントを押さえて集客力の高いイベント広告を制作しましょう。
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