ジム広告の手法を一気に紹介!集客アップに向けた5つのポイントも解説

「なかなか広告の集客率が上がらない」
「ジムの集客に合う媒体がわからない」

ジムを運営している人の中には、集客の伸び悩みについて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ジムのような店舗型ビジネスの場合、実際に通える範囲内の潜在顧客にアプローチする集客方法を考えなくてはなりません。

ジムの広告には、折込チラシや通勤通学で目にする電車広告など、エリアでターゲティングしやすい紙媒体の広告が最適です。

本記事では、ジムの集客アップにつながる広告の手法や、集客アップを狙ううえで大切な5つのポイントについて解説します。

ジムの広告作成の参考にぜひ読み進めてみてください。

また弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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ジム広告で集客をアップさせる5つのポイント

ジムの広告で集客をアップさせるには、以下5つのポイントをおさえる必要があります。

  1. ジムのコンセプトを明確にする
  2. ジムのターゲットを明確にする
  3. 広告にインパクトをもたせる
  4. ジムに通うベネフィットを伝える
  5. 広告を見た人へのオファーを提示する

ひとつずつ詳しく確認しましょう。

①ジムのコンセプトを明確にする

ジムの集客力をアップさせるには、コンセプトをはっきりさせることが大切です。

コンセプトがぼんやりしていると、ターゲットや広告デザインの方向性が決められません。
はっきりしていれば他のジムとの差別化ができ、選んでもらいやすくなります。

なお、コンセプトを考える際は、5W2Hの考え方を使うのがおすすめです。

When(いつ)営業時間、定休日
Where(どこで)駅近く、住宅街、オフィス街など
Who(誰に)20代女性、30代男性、居住エリアなど
Why(なぜ)女性専用ジムがよい、24時間好きな時に利用したい
What(何を)筋トレ、ダイエット、姿勢改善など
How(どのように)集客方法、決済方法、目的別プログラムなど
How much(いくら)月額16,060円、6ヶ月間132,000円など

上記を整理したうえで、例えば次のようなコンセプトを打ち出していくとよいでしょう。

高級ホテルのようなサービスと癒やし

出典:都会の大人のためのライフコンディショニングフィットネス−エスフォルタ赤坂

20mプールや豊富な種類のトレーニングマシン・サウナ・マッサージなど、さまざまな設備が整っている東京・赤坂のフィットネスです。

コンセプトは、都会在住の大人に高級ホテルのようなサービスを提供することです。

料金設定は月会費33,000円(税込)と高めの設定になっています。

美を追求した女性専用パーソナルトレーニングジム

出典:中目黒のパーソナルジム・加圧トレーニング/プレシア中目黒

東京・中目黒にある女性専用のプライベートジムです。

美しいお尻とくびれをつくるためのメニューや姿勢改善など、美を重視したトレーニングができます。

コンセプトは、女性限定で美を追求したパーソナルトレーニングです。

集中できる環境で、マンツーマン指導を受けられます。

24時間営業ジム

出典:ALL TIME FITNESS HYPER FIT24

フィットネスマシン特化型のスポーツジム『HYPER FIT24』のコンセプトは、最先端のフィットネスマシンをリーズナブルな価格で24時間利用できるジムです。

365日、いつでも気軽に自分のペースで利用できるのが魅力です。

②ジムのターゲットを明確にする

コンセプトから浮かびあがったターゲットが関心を持つような内容を盛り込むのも、広告の集客力を上げるコツです。

下のジム広告の写真をご覧ください。

出典:スポーツクラブエンターテインメント A-1

例えば、ターゲットが以下のような人なら、広告の記載内容とマッチしているので高い集客効果がのぞめます。

  • 通うのに便利な駅の近くでジムを探している
  • 仕事が不規則なので24時間好きなときに利用したい
  • リーズナブルで気軽に利用できるジムがよい

折込チラシやポスティング、あるいは商圏範囲内の電車広告で通勤の際に毎日目に入るようにすると効果的です。

エリア選定に関しては「新聞折込はエリア選定が肝心!重要ポイントを徹底解説」で詳しく解説しています。
ご参照ください。

③広告にインパクトをもたせる

チラシや広告には、インパクトの大きさが重要です。

ポストに入ったチラシを、無意識に捨ててしまったことはありませんか?

人は広告を見ると、わずか2秒で無意識にその情報が必要かどうかを判断するとされています。

広告で集客をアップさせるには、無意識に目を引くようなインパクトを与えるテクニックが必要なのです。

具体的に次の2つのテクニックについて紹介します。

  • キャッチコピー
  • デザインのメリハリ

キャッチコピー

キャッチコピーを作るときに大切なのは、伝えたいことをおしつけるのではなく、広告を見る人の心を響かせることです。

広告を見る人の心に訴えかけるには、次のことを心掛けましょう。

  • ターゲットを絞って自分に関係があると感じさせる
  • 質問を投げかけて無意識に反応させる

具体的な文章例は下の表をご覧ください。

ターゲット
  • 初心者の私にちょうどよい
  • 〇〇スポーツジムのお近くにお住まいの方へ
  • 会社帰りにジムに寄りたいあなたに最適
質問
  • 最近体力が落ちた気がしませんか?
  • お腹まわりの脂肪、気になりませんか?

自分に当てはまる条件で声をかけられたり質問されたりすると、まるで名前を呼ばれているかのように感じます。
カクテルパーティー効果という心理学の現象を広告に活かしたものです。

ターゲットを「絞る」と「質問する」という方法は、意識させるだけでなく広告を見た人の頭に情報を残す効果があるので、ぜひ試してみてください。

なお「売れるキャッチコピーでインパクトのあるチラシを作る3つの方法」では、インパクトのあるキャッチコピーについて解説しているので、あわせて参考にしてください。

デザインのメリハリ

メリハリがあるデザインだと、目を引けます。

たった1枚の紙面でも、立体感や動きを持って見えて魅力的になるのです。

例えば横書きの広告なら、キャッチコピーは縦書きにしたり手書き風のフォントを使ったりすると目に留まりやすくなります。

立体感はグラデーションや文字の大きさで動きを出すことで表現できます。

広告を見た瞬間に心をつかむかどうかが、読んでもらううえで必要なことです。

デザインに工夫は惜しまないようにしましょう。

④ジムに通うベネフィットを伝える

ジムに通うと得られるメリットについて明確に記載しましょう。

広告を読み進めてくれた人により興味を持ってもらうためには、不可欠なポイントです。

ジムに通うことで、一人で運動するだけでは得られないような利益や効果があるのだと感じてもらえる内容にするとよいでしょう。

次の3つのベネフィットを説明します。

  • さまざまなトレーニングマシンを使える
  • トレーナーからのアドバイスが受けられる
  • モチベーションが維持できる

さまざまなトレーニングマシンを使える

多くのトレーニングマシンが使えるのは、ジムに通ううえで重要なことです。

自力のトレーニングでは、きつい割に思ったほどの効果が出ずに挫折しがちですが、ジムのマシンを使うと効率よく筋肉を鍛えられます。

例えばEMSトレーニングなら、電気の力で筋肉に刺激を与え効率よく筋肉を鍛えられます。

ジムに導入されているマシンの中で最新のもの・人気のあるものについて広告を使ってアピールしていきましょう。

トレーナーからのアドバイスが受けられる

マシンの使い方から効率的なトレーニングの方法まで、トレーナーにアドバイスを求められるのは大きな利点です。

例えば、正しい筋トレで筋肉の量が増えていたのに、少し間をおいて再開したら筋肉量が落ちていたとします。

自分ではどう解決すればいいかわからないとき、相談できる相手がいるとよいですよね。

「気づかないうちにやり方が自己流に変化している」などと指摘してくれるトレーナーがいると、諦めずに頑張ろうと思えるものです。

相談する相手がいれば挫折せずに続けられることを強調して伝えると、共感してもらいやすくなります。

モチベーションが維持できる

ジムに通うと、一人でトレーニングするよりもモチベーションが維持しやすくなります。

一人でトレーニングしていると、始めはよくても徐々に飽きてきてサボりがちです。

ジムだと、自分と同じようにトレーニングをする人がまわりにいます。

賢明にトレーニングする人を見て刺激を受けたり、目標にしたい人が見つかったりして、トレーニングを続けるモチベーションを維持しやすい場所なのです。

サボりにくくなる環境が整っているため、「一人で挫折したことがある人はぜひ!」と呼びかけてみるのも効果的です。

⑤広告を見た人へのオファーを提示する

デザインやキャッチコピーと並んで目を引くのが、広告を見た人へのオファーです。

入会を迷っている段階の人に、次のようなオファーを提示することで後押しにつながる可能性があります。

  • 各種プレゼント
  • 入会金・初月会費0円

実際に見かける例として、スポーツドリンクや商品券のプレゼントなどがあります。

せっかくジムに入会しても続かなかったらどうしようと迷っている人に、入会金・初月会費0円!と提示すれば不安を軽減できるでしょう。

なお、入会する前になんらかの特典を提供することを、顧客インセンティブといいます。

初回特典の提供は、企業の印象アップや購買意欲を高めることにつながるため、顧客の心理を読んで決定打になるようなオファーを考えてみましょう。

ジム広告の手法は大きく2種類

ジム広告の手法は、大きくわけてオンライン広告とオフライン広告の2つがあります。

それぞれの広告の種類について詳しく解説しましょう。

オンライン広告

Web上に表示される広告のことを、オンライン広告といいます。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索窓にユーザーが入力したキーワードに応じて、関連する広告を検索結果の上部や下部に表示する広告手法です。

例えば、ジムが「大阪 24時間ジム」や「新宿区 パーソナルジム」といったキーワードに対応しているとします。

ユーザーが上記のキーワードを検索したら、自分のジムの広告が出ます。
リスティング広告は、検索意図の高いユーザーにアプローチできる広告なのです。

SNS広告

InstagramTwitterTikTokFacebookなどのSNSに出すのがSNS広告です。

ジム広告であれば、SNS広告の中でもおすすめなのがInstagramです。

Instagramは文字ではなく写真や動画のアップがメインのSNSであるため、トレーニング風景やジム内の様子などを魅力的に発信できます。

ジオターゲティング広告

パソコンやスマートフォンの位置情報を使って、特定のエリアにいるユーザーをピンポイントで狙える広告がジオターゲティング広告です。

ターゲットの場所が限られている店舗にとっては最適な広告媒体ですが、サービスによっては、広告の配信方法・料金・配信先などが違います。

最低出稿金額もサービスによって異なり、0円からのものもあるため気軽に試せるのも魅力です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、成果報酬型の広告手法です。
広告主が事前に決めた成果地点にユーザーが到達したときだけ、広告費が発生します。

ジムの場合、成果地点を「入会」にすると、広告を掲載してもらうのが難しくなります。

なぜなら、成果地点が遠すぎると広告費を得られる見込みが低くなるからです。

成果地点を「Webサイト訪問」や「フォーム送信」などにすると、広告を掲載してもらいやすくなります。

ジム予約サービス掲載

ジム予約サービスとは、自分のジムの情報や予約枠をオンラインで公開し、サービスを利用したいユーザーを呼び込む方法です。

自分のジムの情報や予約枠を掲載するだけで、お金を払ってサービスを受けようとするユーザーを集められます。

ジムの予約サービスの数はまだ少ないですが、月額制のジムには最適です。

月額制だとユーザーの「一回だけ使ってみたい」「さまざまなジムを試したい」などの要望に応えにくいですが、予約サービスがあればアプローチできるでしょう。

オフライン広告

オフライン広告とは、インターネットやデジタルメディアを使わずに、広告主の商品やサービスを宣伝する方法です。

紙媒体広告

紙媒体広告とは、紙に印刷された広告のことです。

新聞広告・雑誌広告・折込チラシなどがあります。

紙媒体広告は視認性や可読性が高く、手元に残して繰り返し読めることが大きなメリットです。

また、インターネットでの情報収集が苦手な人や情報格差のある人にも届きやすいため、ターゲットによってはより効果が期待できるでしょう。

テレビ広告

番組と番組の合間に流れるCMのことをテレビ広告といいます。

テレビには数千万人の視聴者がいるため、さまざまな層に訴求可能です。

さらに、テレビ広告は厳しい放送広告基準をクリアしたものだけが放送されます。

信頼度の高いテレビで広告を出せば、テレビCMをやっている会社は信用できるというイメージがつき、ブランディング効果が期待できるのも魅力です。

ラジオ広告

ラジオ広告とは、ラジオ放送中に流れる広告のことです。

ラジオは運転中や作業中などに耳で聞くメディアのため、刷り込み効果が期待できます。

ながら聴きは、意外と記憶に残るものです。

何度も聴くうちに親しみを感じてもらえるようになり「〇〇といったら〇〇」と、サービスを必要としたときに思い出してもらえるようになります。

ターゲット層がラジオを聴く時間帯にあわせて広告を出せば、高い効果が得られるでしょう。

看板広告(屋外広告)

屋外に設置する広告が、屋外広告です。
ビル看板・ロードサイン・屋外看板などが当てはまります。

新商品の紹介や店舗の誘導など、利用用途は幅広いです。

屋外広告は決まった場所にいつでも置かれているため、その道をよく通る人は何回も広告を見ることになります。

何度も見て覚えてもらい、いざサービスを必要としたときに広告を思い出してもらうのが狙いです。

看板広告について詳しく知りたい方は、ぜひ「看板広告とは何?種類や活用する上でのメリットや注意点を解説」をご覧ください。

交通広告

交通広告とは、駅や電車の中に貼られる広告のことです。

電車は通勤や通学で使うため、多くの人に訴求できるほか、エリアやターゲット層を絞っての訴求も可能です。

また、公共機関で広告を出せば、会社のイメージアップにもつながります。

エレベーター広告

エレベーター広告とは、エレベーター内やエレベーターホールにあるデジタルサイネージで出す広告のことです。

オフィスビルや商業施設などにあるエレベーターは多くの人が利用するため、幅広くサービスをアピールできます。

エレベーターではスマートフォンが圏外になって使えなくなったり、他の人と一緒に乗るため目のやり場に困ったりするものです。

することがなくなって手持ち無沙汰になるため、エレベーター広告は目につきやすいといえます。

サイネージ広告

デジタルサイネージ広告とは、液晶ディスプレイやLEDディスプレイに出す広告をいいます。

屋外のビルボード・店頭・公共交通機関・オフィスなどさまざまな場所で大きく表示されているのが特徴です。

動画や音声で訴求できる、ターゲティングができるなど多くのメリットがあります。

なお、サイネージ広告の料金や種類については「サイネージ広告の料金について種類別に内訳を解説」でも解説しているため、出稿の際はぜひご参照ください。

ジム広告には紙媒体広告がおすすめ!主な6つを紹介

ジム広告には、以下6つの紙媒体広告がおすすめです。

  • 新聞広告
  • 雑誌広告
  • 折込チラシ
  • ポスティング
  • フリーペーパー
  • DM

新聞広告

新聞広告とは、新聞の紙面に掲載される広告のことです。

インターネットやSNSで情報を得ることが増えた現代においても、新聞はいまだにマスメディアの中でも信頼できる情報源となっています。

多くの人々が目にするメディアですが、特に中高年層や高収入層など、昔から新聞を購読し親しんでいる層に訴求できるでしょう。

逆に若年層は新聞を読まない傾向があり、Web広告のようにターゲットを絞り込めません。

ターゲット層によっては、新聞広告だけではなく、テレビCMやWeb広告、SNSなどと併用して広告を出す必要があるでしょう。

雑誌広告

雑誌広告とは、雑誌の表紙や誌面などに掲載される広告のことです。

雑誌広告のメリットとしては、ターゲティングがしやすいこと、訴求力が強いこと、繰り返し読んでもらいやすいことなどがあげられます。

雑誌広告も新聞と同様、インターネットが主流の今でも、ターゲットによっては効果が期待できる点が魅力です。

特に、シニア層にアプローチする場合は、雑誌広告が有効な手段となります。

折込チラシ

新聞に挟んで配られるチラシが折込チラシです。

地域密着型のビジネスに最適で、一回で多くの人に届けられます。
新聞を取っている人がターゲットである、ジム周辺に住んでいる人たちの集客を考えているなどであればぴったりでしょう。

また、配布エリアやチラシのサイズや情報量などを自由に決められるため、費用対効果も高いといえます。

ただし、新聞を取っていない家の住人には届きません。
新聞未購読の層も狙うのであれば、他のメディアと組みあわせて使うことが重要です。

ポスティング

自社の広告を個人宅のポストに入れて訴求をおこなうのがポスティングです。

ポスティングは、チラシを作ればすぐに実行できます。
また、広告にかかる費用はチラシの印刷代とデザインをする人・配布をする人の経費だけで済むため、比較的コストが低めです。

さらに、集合住宅や一戸建てなど、ターゲットを細かく決めて宣伝もできます。

新聞を取らない家庭にもチラシが届くのもメリットです。

フリーペーパー

フリーペーパーは、地域に密着した生活情報が載っている紙媒体の広告です。

無料であること・一定の発行部数があることから、定期的に読むことを楽しみにしている読者も少なくありません。

フリーペーパーは雑誌のような見た目が多く、チラシに比べると見た目が目立ちます。
目に留まりやすいため、チラシよりも比較的捨てられにくいです。

ただ、フリーペーパーは同じジャンルの店が同じページに載っているため、他社との比較が容易にできてしまいます。

集客をアップさせるなら、ほかのジムと違う点や魅力をしっかり伝えなくてはなりません。

DM

DMはダイレクトメールの略です。
サービスを紹介する広告をはがきに載せて、郵便で直接ターゲットに届けます。

DMは電子メールよりもデザインに工夫ができるため、目に留まる広告にできることが魅力です。

また、受け取った人が開けたくなるような封筒にすると、より開封率を上げられるでしょう。

しかし、DMは広告の印刷代以外に郵便代もかかるため、電子メールよりもコストが高めです。

かけた費用に見あうほどの効果が得られるのか、しっかり見極める必要があります。

ジム広告の作成時に気をつけること

広告を作成するときには、景品表示法の第7条第2項に定められる不実証広告規制について知っておかなければなりません。

不実証広告規制とは何か、違反した場合はどうなるのかについて説明します。

不実証広告規制とは

不実証広告規制とは、景品表示法の「第7条第2項」で定められている措置です。

商品やサービスの効果を、実際よりもはるかに優れているような表現が広告にある場合、不実証広告規制の措置が取られる可能性があります。

事業者は、広告に載せる商品やサービスの効果や性能について、根拠資料を消費者庁に提出しなければなりません。

なお、根拠資料は、消費者庁から提出を求められた日から数えて15日以内が原則です。

(参考:不当景品類及び不当表示防止法第7条第2項の運用指針―不実証広告規制に関する指針―消費者庁)

実際に景品表示法に違反した例としては次の事例をご覧ください。

出典:不実証広告規制−消費者庁

優良誤認表示のペナルティーとは

商品やサービスの効果・性能の根拠を示す資料がない場合や、内容が認められなかった場合は、優良誤認表示とみなされる可能性があります。

優良誤認表示となった場合は、消費者庁の命令で広告の掲載をやめ、消費者に対して広告が違法だったことを知らせなければなりません。

さらに、平成28年4月からは課徴金制度が罰則として導入されました。
優良誤認表示は、事業者にとって経済的損失や社会的信用の失墜という重大な影響をもたらします。

広告は、景品表示法や不実証広告規制の内容をよく理解したうえで作りましょう。

ジム広告は紙媒体を活用して集客を成功させよう

紙媒体広告でジムの集客力を上げる方法と、広告作成時の注意点について解説しました。

全国に数多くあるジムの中から利用者に選んでもらうためには、工夫やテクニックが必要になります。
難しく思えますがポイントは次の5つです。

  1. ジムのコンセプトを明確にする
  2. ジムのターゲットを明確にする
  3. 広告にインパクトをもたせる
  4. ジムに通うベネフィットを伝える
  5. 広告を見た人へのオファーを提示する

上記5つのポイントをおさえやすいのが、紙媒体広告です。

ただし、広告を作成しても、景品表示法に触れてしまうと大きな損失を被ってしまいます。
過大広告にならないようにし、適正な情報だけを記載するよう気をつけてください。

どれも重要なポイントなので、ぜひ紙媒体広告をつくる際に採り入れて集客力アップを目指しましょう。

なお弊社では、紙媒体の広告を出稿をご検討の方に「紙媒体広告の戦略本」を紹介しています。

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